久々に都心・青山へ
深夜のクラブへいってみた。
オジサンになじみだった銀座の ”クラブ” ではない。
アクセントが平板な方の ”クラブ ”だ。
以前渋谷でそんな所へ行った気がする。
いつも思うのは、なぜ開催時間が23時とか、0時とか、
普通の人は寝る時間なのだろう??
出不精になっているので、ともかく行ってみることにした。
カーナビが箱に入ったままなので、取り出して使ういい機会だ。
店内へ入ると、音がデカイのにびっくりする。
最初に目にしたのは20代後半とおぼしきガイジン(白人)。
しきりに、すらりとした女の店員に話しかけていた。
何度も目にするので、口説き中なのか?と思案したり。
”英会話学校アルバイト;不良・ガイジン・・・でなければいいがと思ったり。
然し、低音のきいいた大音量のテンポの速い2拍子、4拍子はコタエル・・・
”トランス”ってのかな?この音楽??
ニューヨークでもない、ベルリンでもロンドンでも無い、ここは何処?
もともと芳しくない思考力がマヒして、無思考状態になっていく気がした。
2時頃店内はごった返してきて、座る場所どころか、立つ場所も不案内。
同時にに睡魔が襲ってきて、あっさり退散。
外へ出て歩くと、町並みは都心独特。
高級外車やブランド品のショウウインドー。
土地の対価相応の建築費が見てとれる流行の建造物群。
そして、いつもの東京の湿度の高い空気。
愛すべきボロ車の普段の空間に戻ると、カーナビ見やすくなって、快適にドライブ。
帰宅後、直ちに就寝。
ネコ
週末にタバコを買いに近所の煙草屋へ行ったら
(タバコを自販機で買うカードは持っていない。天下りの陰謀カード
の臭いがする)、
足の悪い婆さんがゆっくり、ゆっくり出てきて接客する間に、
店の前を、ネコが横切った。
妙に気になって、タバコを受け取ってから、隣の路地を
見たら、果して奥の方に、そのネコがいた。
別段特徴のあるネコでは無い、そこらの雑種だったけれど、
存在が可愛くて、しばし佇んだ後、事務所に帰った。
近所のネコを眺めていたなど、何年ぶりだろう。
”あいつは、きっとオスだ”
とも思った。
タバコを買って出て行こうとしたら、
婆さんが、3つしか買っていないのに、
”ライターあげるから、持ってけ”
と、しきりに勧めるので、ひとつ頂戴した。
のどかな午後だった。

