丸の内居酒屋
最近、仕事で何度か丸の内。
荻窪始発の地下鉄丸ノ内線で、
東京駅からは地下道でそのまま皇居馬場先門、
帝国劇場へ行けることに気づく。
新橋の居酒屋ならピンとくるけど、
丸の内ってそんなの無さそうって、思っていたら結構ある。
ビルの地下街に。
地価が恐ろしく高いところだから、居酒屋の値段もそれなり
かと思っていたら、基本ビジネス街、この不景気、
都内の何処にでもある飲み屋街の値段だった。
生ビールを注文(場末のすっぱ苦い生・・は流石に
出ないだろうと予測シテ)、
やわらかな生ビールにありつけた。
ゴーヤチャンプルを頼んだが、「不味くない、
でも、美味しくもない」。
「不味くない、でも、美味しくもない」は、チェーン店の特徴だが、
入った店は若い店員2名でやっていたから、普通の居酒屋。
接客も普通だったが、最近の普通とは、
「覇気が無い」、
「愛想が無い」、「如何にもマニュアル君で、心を感じない」
を含む気がする。
小じゃれた内装の店だが、当然意匠設計は普通は外注。
自分では無いだれかが作ってくれた、レシピ、
出来あいのマニュアルで無思考状態で作業をする。
手軽で便利な商売だが、味気ない。
「手軽で便利」とは、コンビニエント、
コンビニ全盛の現在は、
味気ないのが普通、そんな時代なのかしらん・・・。
原価20円ほどの「お通し」が出てきたから、念のため、
「お通し」っていくら?と尋ねたら、
「お通し代はありません。カバーチャージとして300円頂きます」
との事。
おんなじじゃん!! ↑ややこしく言うなヨ。
(思うに、居酒屋で300円余計に取るのは相場でしょう)
この応対もマニュアルか・・・。

