離婚までの道のり篇 こぼれ話その1「前妻の忘れられない一言」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

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 猫とイチャイチャする少し前、まだ猫が単なる読者の一人だった頃の話です。

 この頃の私は、薄汚れた企業を糾弾する記事を書く事と、その企業に傷つけられた人達の話を聞いたり相談を受けたりする事を生きがいとしていました。

 

 人によっては、人生の大半を棒に振ってしまった人もおり、そんな人は涙ながらに訴えかけるようなメッセージを私に送って来ました。

 私はただただ、その人達の話を親身になって聞く事しか出来ませんでしたが、それでもそうした人は、悩みを私に吐露するだけでも助けになっているようでした。

 そう言った意味では、彼らの社会復帰(精神的なものも含め)に一役買っていると言う充実感はありました。

 

 そうした相談メッセージは日に数本来る事もあり、加えてコメントのレスポンスもありましたから、労働時間を少し超えてしまい、帰宅するのがいつもよりも30分から40分ほど遅くなってしまう事もたまにありました。

 

 ある日の事です。

 その日も、ある方のメッセージのレスポンスを書くのに時間が掛かってしまい、帰宅が30程遅れました。

 自宅に帰るなり、前妻は咎めるような口調でこう言いました。

 

「何やってたの?遅かったじゃん」

 この前妻の言葉に対し私は、

 

「いや、メッセージの返事書くのに時間かかっちゃってさ、遅れたんだよ」

 と説明しました。すると前妻はこう言いました。

 

「そんな下らねえ事してねえで、早く帰って来いよ!」

 と言いました。さすがにこの言葉にはキレました。

 

「あ?何が下らねえんだよ!俺は人助けしてんだよ。人の役に立つ事の、何が下らねえってんだよ!」

 私がそう怒鳴ると、前妻はいつものように黙り込みました。困った時には返事をしない。前妻お得意の亀作戦です。

 私は怒鳴り散らして、その日はそれ以上前妻とは会話をしませんでした。

 

 

 

 前妻は、思えば不幸な人です。

 彼女の本音は実はこうです。

 

「早くあなたに会いたかったよ。会えなくて寂しかった。仕事が終わったら私の為に早く帰って来て」

 素直にそう言えば、可愛いなと思って抱きしめてキスする所です。

 しかし素直にそう言えないものだから、拗らせて、

 

「そんな下らねえ事してねえで、早く帰って来いよ!」

 などと憎々しげに言ってしまうのです。

 

 女性には、こう言った拗らせの方が多いですね。

 しかし男性は、基本的に思考が単純です。特に私は、言われた言葉をそのまんま受け取ってしまう素直な性格をしていました。

 前妻も拗らせないで、もっと素直に自分の気持ちを言っていれば、こんな不幸な未来にはならなかったと思います。

 

 拗らせ女子の皆さん。

 もっと素直に、好きなら好き、大切なら大切、大事なら大事と相手に伝えましょう。

 あなただってそうでしょう?

 好き、大切、大事と、優しく笑顔で言われた方が嬉しいでしょう?

 あなたが嬉しい事は、相手だって同じなんですよ。

 拗らせたって何にも良い事はありません。

 もっと素直に、相手に自分の気持ちを伝えましょう。

 そうしないと前妻と同じように、あなたにも不幸な未来しか待っていませんよ。

 

 

 

 

同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。