モラハラの標的になりやすい人の5つの特徴 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 我が永遠のパートナー「猫ちゃん」が、モラハラをされやすい人の特徴を書いていたので、今回私も同じテーマの元、記事を書いてみようと思います。

 この記事です→モラハラされやすい人の特徴

 

 

 

 

 

 他人を傷つけずにはいられない人。

 モラハラ人間の殆どは、自己愛性人格障害というパーソナリティ障害を持っています。

 

 

 

 この障害者を簡単に説明すると、愛しているのは自分だけ、相手は私が私を愛する為に存在するただの道具。と考える人達です。

 

 

 

 ですから、自己愛のモラハラ人間は、他人を愛する事はありません。

 モラハラ人間にとって、他人は愛する対象では無く、自分が自分を愛する為に存在している対象に過ぎないからです。

 

 

 

 そう考えると、ターゲットにされやすい人間の特徴が浮き彫りになって来ます。

 ターゲットにされやすい人間の特徴は、大きく分けて5つあります。

 では一つ一つ、その特徴を考慮してみましょう。

 

 

 

 

 

1、人気者、容姿端麗な人

 

 確かに外見は、好きになる要素の一つとは言え、長くお付き合いしている内に、外見よりもその人の内奥の心を重視するようになります。

 人と人との繋がりは、心が通い合えるかどうか、実の所それが一番重要だからです。

 

 しかしモラハラ人間は、相手と心が通いあえるかどうかなどには、さほど関心がありません。

 口では「心が通い合える事は大切な事だ」と言うかも知れませんが、本心は違うのです。

 

 自己愛のモラハラ人間の本心はこうです。

 他人から羨望の眼差しを受けたい。それにより他人よりも自分を高め、自分を愛したい。愛されたい。

 

 ですから、パートナーに選ぶ相手も、当然スポーツなど何らかの分野での人気者であったり、容姿端麗な人間を選ぶ場合が多いです。

 

 実はあまり美人(美男子)だと、異性からモテないってご存知ですか?

 プライドの高そうなツンケンしている美人(美男子)と、甘え上手で媚び上手なブスだったら、後者の方が、実は異性にモテるのです。

外見も内面も美人なパーフェクトな人には当てはまりません。

 

 意外とモテない容姿だけが美男美女をターゲッティングするのが、自己愛のモラハラ人間です。

 そして彼らは意外とモテませんから、異性に興味を持たれた事で嬉しくなり、簡単に標的にされてしまう可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

 

2、優しい人

 

 元配偶者も何度も繰り返し言っていました。

「あんたと結婚したのは、優しかったからだ」

 と。

 

 自己愛のモラハラ人間は、とにかく自分を愛したいですし、愛されたいのです。

 手っ取り早く愛されていると感じる行為が、相手の優しさでしょう。

 

 優しい人は、相手を気遣いますし、相手の事を第一に考え行動します。そして相手のお世話を焼くのが好きだったりもします。

 

 自己愛のモラハラ人間は、自分を大切にしてくれ、自分は愛されている。愛してくれていると感じさせてくれる優しい人を求めるのです。

 

 勿論愛情は、時には厳しく接する事により示されるタイプのものもありますが、自己愛の人にとっては、厳しい類の愛情などは愛情だと認めません。

 ただひたすらに、自分都合で自分が望む方法で示される優しさだけを求めます。

 

 優しい人は、相手に優しさをひたすらに求めて来る、モラハラ人間の要求を全て叶えてあげたいと望んでしまう事が多いです。

 

 モラハラ人間が、相手に優しさが足りないと感じれば、

「以前はもっと優しかった。あんたは変わったよね」

 と言って、相手にもっと優しさを求めてきます。

 

 私の場合も、よく前妻からこの台詞を言われました。そしてそう言われる度に、

「そっか、もっと優しくしなきゃな」

 と反省していました。

 

 この負のスパイラルに陥ってしまうと、ただただ被害者側が疲弊していくだけです。

 

 自分ではそう思っていなくても、他人から優しい人だと評価される人は、お気をつけた方がよろしいでしょう。

 

 

 

3、ルールや常識を重んじる人

 

 自己愛のモラハラ人間が、良く使う言い回しがあります。

 それは……。

 

「普通はこれこれこうだから!」

 とか、

「みんなこう言ってる!」

 とか、

「常識的にはこうだ!」

 

 これは一般化または大衆化と言う方法ですが、エビデンスがあるのかと問われると、ほぼ無いと言えます。

 

 例えば、自己愛の人の普通は、世間一般の普通では無く、あくまでも自分基準の普通ですし、みんな言ってたと言っても、

「じゃあ誰と誰が言ってたの?」

 と問うと、言ってたのは誰もおらず、実際には自分だけだったり、他一人の二人だけという場合がほとんどです。

 常識的にはこうだと言った所で、それもまた普通と同じく、あくまでも自分基準の常識です。

 

 しかし自己愛のモラハラ人間は、この手の台詞を、さもエビデンスがあるかのように自信満々に発言する為、ルールや常識を重んじる人は、ここまで言い切ると言う事は、何らかの根拠があっての事に違いないと感じてしまうのです。

 

 ちなみに前妻の場合、自信満々の発言に加え、

「ほんとだって、信じてよ!私が嘘ついた事ある?」

 等と、これまた自信たっぷりに言うものですから、毎回私は彼女の言う事を信じてしまいました。

 

 

 

4、情に厚い人

 

 この記事「モラハラへの段階 ① 相手を惹きつける」でもお伝えしましたが、自己愛のモラハラ人間がモラハラを行う前に幾つかの段階を踏みます。

 その一つに、自分は不幸な子供時代を過ごしたとか、才能を認められないとか、自分が不遇だという事を匂わせるという方法を取ります。

 

 薄情とまでは言わなくても、情に薄い人だと、不幸話を聞いたところで、

「そうなんだ、大変だったね」

 と相槌を打つ程度でしょうが、情に厚い人だと、親身になって聞いてあげ、同情し、涙まで流すかも知れません。

 

 モラハラ人間にとって、対象者が自分の不遇な話を親身になって聞いてくれるだけで、この人は自分を愛してくれる人だと感じますので、標的になりやすいです。

 

 

 

5、自己卑下をする人

 

 そもそも自分は駄目な人間だと、自己卑下しやすい人は、もうそれだけでモラハラ人間の標的になりかねません。

 

「あんたは私がいないと駄目なんだから、私の言う事だけ聞いてれば良いんだよ」

 とか、

「あんたは本当に駄目な人間だね、私が世話しないと一人では生きていけないね」

 

 等と、繰り返し言われようものなら、本当に自分は駄目な人間で、この人が居ないと生きていけないと思い込んでしまう可能性が高いです。

一度このパターンに落ち込むと、もはやモラハラ人間の言いなりの奴隷と化します。

 

 

 

 

 

 如何だったでしょうか?

 

 今回は、モラハラの標的になりやすい人の、5つの特徴に関して考慮する事が出来ました。

 

1、人気者、容姿端麗な人

2、優しい人

3、ルールや常識を重んじる人

4、情に厚い人

5、自己卑下をする人

 

 勿論、生まれ持った性格は矯正する事は出来ませんし、姿形を醜く整形する事もしないでしょう。

 ただし、上記の5つの特徴が自分にあると思われる方は、モラハラ人間に事前に対処する事は可能です。

 

 では具体的に、どのように相手のモラハラに対処する事が出来るのでしょうか?

 

 その点に関しては、次回詳しく考慮する事に致しましょう。

 

 


 

 

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