モラハラに対処する方法 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 前回の記事「モラハラの標的になりやすい人の5つの特徴」では、モラハラの標的になりやすい人の特徴に関して、考慮する事が出来ました。

 

 本日は、自己愛性人格障害のモラハラ人間に出会ってしまった時に、どのように対処する事が出来るのかを考慮したいと思います。

 

 

 

 

 

 対処する方法を考える前に、まず最初にこの点を銘記して欲しいと思います。

 それは、自己愛性人格障害者を外的要因から中傷をしない人にする事は不可能です。

 

 私は20年間、実に様々な方法を駆使して、前妻を中傷をしない人になるように試みましたが、全て失敗に終わりました。

 最初は論理的に諭し、次には暴力を振るい、それが駄目なら前妻の言う通りに動くロボットになり、最終的には私自身が前妻に中傷を浴びせましたが、何も変わりませんでした。

 それどころか、暴力やモラハラをこちらが行ってしまうと、相手のモラハラの原動力になってしまうので、逆効果です。

 

 自己愛性人格障害者にとって、他人を中傷する事は、生まれ持っての性向であり、生き方であると言えるのです。

 それを変える事は、相手の性別を変えさせようとするような愚かな行為です。

 

 あなたは男性ですか?それでは今日から女性として生きて下さい。

 あなたは女性ですか?それでは今日から男性として生きて下さい。

 

 こう言われて、「はい」と素直に納得して性別を変える人がどれほどいるでしょうか?

 正に自己愛性人格障害者を中傷しない人に変える事は、それと同様の行為であり、ほぼ不可能であると断言する事が出来ます。

 それはあなたが相手をどれ程愛していようと、あなたにどれ程の能力があったとしても不可能です。

 

 

 

 まず、上記の点を念頭に置いて考えると、自己愛のモラハラ人間に対処する方法は、二種類の方法に絞られます。

 

 それは……。

 

 

そこに留まるか。

 それとも、

立ち去るか。

 です。

 

 

 留まる。を選択される方は、幾つかの手段に枝分かれします。

 相手のモラハラに対して、

 

・右から左に聞き流す。

・ひたすら耐える。

・モラハラで対抗したり、パワハラやDVで対抗する。(モラハラの原動力となるので、お勧めしません)

 

 この三つの手段のどれか一つか、もしくは二つか三つを複合的に用いるかのどれかでしょう。

 いずれにしても、留まる事を選択されるのならば、相手のモラハラになるべく耳を傾けない。聞き流す。聞いても忘れる努力をする。

と言った、継続的な努力が求められるでしょう。

 

 

 すでに結婚をしてしまった後で、子供が小さい、経済的に自立出来ない。などの理由から、留まるという対処方法を選択せざるを得ない状況も発生するでしょう。

 その場合は、将来的な独立を考慮に入れ、お金を貯めたり、モラハラの証拠を集めるなどして(裁判を見据えて)、明るい未来を思い描くと、今を耐えやすくなるでしょう。

 

 

 

 もう一つの方法は、立ち去るです。

 もう一つと言うか、唯一これしか無い方法であると私は思います。

 

 

 相手の日々繰り返されるモラハラを、全て聞き流して気にしないで生きていける人間は極僅かでしょう。

 そもそも、自己愛性人格障害者の標的になるような人は、全て聞き流す事が出来ず、全て受け止めてしまうような性向の方が多いのです。

 根拠の無い中傷に対し、それを全て受け止めてしまうので、苦しい生活を余儀なくされるのです。

 

 

 

 今の生活が苦しい。どうにかしたいと切に願う人は、素直な気持ちでこう自問してみて下さい。

 

 

金銭的にも余裕があり、その他の責任に関しても自由で、留まるのも立ち去るのも、そのどちらを選んでも良いという状態であったのならば、自分はどちらの選択をするだろうか?

 

 

 この自問に対して、留まるを選ばれた方は、留まられたら良いかと思います。

 しかし、立ち去るを選ばれた方は、あなたの心根、本心は、そこから立ち去りたいと切に願っているのです。

 

 立ち去った私が断言します。

 自己愛性人格障害者から逃れる唯一の方法。

 それは、彼らから立ち去る事です。

 そして、一度立ち去ったのならば、なるべく(出来れば完全に)接触を無くす事だけなのです。

 

 

 

 

 

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