続々々・ドル建て保険はどうなるのか | IN THE WIND

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僕が加入しているドル建て終身保険で、月々$284.5の円建て保険料が昨年来の円安ドル高で急騰していることについて書いた ドル建て保険はどうなるのか(2022年5月24日) 、続・ドル建て保険はどうなるのか(2022年7月9日) 、続々・ドル建て保険はどうなるのかl(2022年10月18日) の3本の記事は、周期的にアクセスが集まる。ドル建ての生命保険に加入していて、この先どうなるのか不安に思って検索する人が多いのだろう。

 

10月の記事は「ドル建て保険」「どうなる」でググると3ページ目か4ページ目でヒットする。SEO対策をしているであろう保険会社や代理店、プランナーのサイトが居並ぶ中で、保険の素人が書いたブログとしてはなかなか健闘しているのではないか。この時は為替レートが$1=150円に迫っていて、解約返戻金の返戻率がドル建ててで70%余りでも円建てでは100%近くになり、152円で元本回収できるという試算を書いた。

 

実際に150円台にも乗ったけれど、結局は解約には踏み切らなかった。日本経済の明るくない将来性から資産の100%を円で所有するリスクを説く専門家に洗脳されたわけではないけれど、やはり一定程度ドル建ての資産があってもいいと判断したからだ。十分かどうかはわからないけれど、僕なりに研究した上で出した結論のつもり。現状で所有している資産のうち、2~3割ぐらいはドル建てにシフトさせることにした。

 

為替変動に振り回されるのはもうゴメンということで、100万円で保険料一時払いのドル建て保険(レート138.25円、基本保険金額$7,234、予定利率4.35%)に入ったのは昨年7月の記事に書いた。その後、予定利率が3%台に落ちていたのが4%台に戻った1月上旬に100万円(132.65円、$7,539、4.10%)、やはり一時3%台だった利率が4%台になり、円安も一服した3月末に100万円(131.53円、$7,603、4.45%)にも入った。

 

1年据え置きで2年目から10年目までの第1保険期間の死亡保険金は基本保険金額なので、10年以内に死んだ場合、契約時点より円高が進行していると受け取る保険金は元本割れしてしまう。一方、11年目からの第2保険期間に入ると、保険金も解約返戻金もドル建てでだいたい1.4倍以上になり、80歳を超えると1.5倍に迫る。元本割れの損益分岐点は89~94円なので、円高が再びそんなレベルまでは進行しないと見込んだわけだ。

 

11年後までにまとまった資金が必要になった場合は円建ての資産から取り崩すほかない、あるいは、契約時点より円安が進んでいれば解約しても少なくとも元本割れはしない。第3次世界大戦が勃発してアメリカ本土に核ミサイルが撃ち込まれるようなことがない限り、基軸通貨としてのドルの強さは揺るがないはず。リスクの取り方としてはそんなに無謀ではないと思うけれど、素人の浅知恵だろうか。とにかく、あと11年は頑張って生きよう。

 

https://ameblo.jp/tenotookaoka/entry-12769309283.html (続々・ドル建て保険はどうなるのか)

https://ameblo.jp/tenotookaoka/entry-12753505757.html (続・ドル建て保険はどうなるのか)

https://ameblo.jp/tenotookaoka/entry-12743506198.html (ドル建て保険はどうなるのか)

 

【6日の備忘録】

休肝日1日目。朝=ご飯1膳、ベーコンとエリンギのソテー、リンゴ、昼=寿司ランチ、夜=豚ニラモヤシ鍋。体重=60.2キロ。