【魔界巡幸紀2019】シリーズ
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京都の神社仏閣巡りのblogをよく見ますが、
重要スポットに行っている人は少ないので、
それらを見ていると少し残念な気がします。
金閣寺や清水寺や平安神宮などは、
観光スポットなので別に否定しませんが、
そこに行ったところで特に意味はありません。
今回の連載記事では全て紹介できませんが、
僕的に重要だと思うスポットは
伏見稲荷や三十三間堂なども有名ですが、
行っても行かなくてもどっちでもいいです。
あと、僕的には重要ではないけど、
ユダヤ・イスラエル民族の歴史マニアや、
ユニークなスポットとして以下も見所です↓
■近年はコースが決まっていて、
「八坂神社」→「元祇園梛神社」→「壬生寺」で、
今年もその3ヶ所だけでした。
去年は祇園祭には行けなかったけど、
8月16日(大文字の送り火の日)に、
「鞍馬山」「河合神社」「下鴨神社」に行きました。
今年も鞍馬に行こうと思いましたが、
遠いし面倒なのでやめておきました。
そういえば昨日は8月16日なので、
大文字の送り火でしたね。
で、今年の祇園祭の御用スポットですが、
景色だけの写真を載せてもつまらないので、
2年前の写真を載せておきます。
八坂神社(2017年)
祇園祭は八坂神社(祇園社)の祭礼です。
祇園はシオンでもありますが、
祇園精舎の「祇園」でもあります。
祇園精舎とは、
釈迦が説法を行なったインドの寺院で、
守護神は牛頭天王(スサノオ)とされています。
それで八坂神社の主祭神は「スサノオ」なのです。
釈迦族の正体
では、なぜインドの祇園精舎の守護神が、
牛頭天王(スサノオ)なのか……。
釈迦族は「シャーキヤ族」と発音し、
スキタイの別名「サカ族」のことです。
スキタイはユーラシア大陸を闊歩した騎馬民族で、
黒海周辺に起源があるとされてきましたが、
近年はモンゴル起源説が有力視されています。
そうとなれば「釈迦族の正体」は明白です。
失われたイスラエル10支族は、
スキタイと合流して同化したと言われています。
それが後の「出雲族」なのですが、
出雲族はモンゴル系騎馬民族だったので、
「イスラエル10支族+スキタイ=出雲族」
という等式を証明する根拠となります。
釈迦族もモンゴル系だったと言われていますが、
釈迦族がスキタイだったということは、
釈迦族はイスラエル10支族の末裔だったのです。
イスラエル10支族の中でも、
ガド族の紋章と釈迦族の紋章が一致しています。
ガド族は日本に渡来して、
ガド族出身を意味する「ミガド」と呼ばれ、
それが「帝」の語源になっているそうです。
ということは、
スサノオ家はガド族の族長であると同時に、
イスラエル10支族の王だったことになります。
彼らが日本に渡来したのは紀元2世紀頃ですが、
その500年以上前に別動隊がネパールに定住し、
釈迦族という王家になっていたということです。
イスラエル10支族はバアル(スサノオ)信仰で、
牛を崇めていた部族でしたが、
釈迦の姓「ガウタマ」も「最上の牛」を意味します。
故に、祇園精舎の守護神が牛頭天王であり、
釈迦はイスラエルの預言者の系譜の預言者で、
出雲族と同族だったということになるのです。
天皇家は日向族の血統ですが、
神武天皇がニギハヤヒの婿養子だったので、
今の天皇家にもスサノオの血は流れています。
結論として、釈迦族と天皇家は同族なのです。
そして端的に言えば、
釈迦もイエスと同じく「スサノオ」だったのです。
飛鳥昭雄氏も同様の話をしています。
僕も飛鳥説を取り入れたりしていますが、
飛鳥氏も僕のブログ「神仙組」から、
ちょくちょくパクッているとしか思えません。。。
スサノオの本拠地
さて、京都の八坂神社は、
全国の八坂神社の総本社です。
スサノオを祭神とする神社は他にも、
氷川神社や熊野神社など全国に多数ありますが、
それらすべての総本社とされています。
すなわち、神社神道においては、
京都の八坂神社がスサノオの本拠地なのです。
スサノオは地上現界の主宰神なので、
京都の八坂神社の重要さがわかると思います。
八坂神社の境内に「惡王子神社」があります。
惡王子とはスサノオの荒魂で、
惡は「強力」の意とされていますが、
明らかに悪意をもって付けた名前です。
八坂神社は、
スサノオの出雲族を封印した
秦氏が創建した神社だからです。
スサノオは高天原から追放された悪神で、
天界から追放されたルシファーのことです。
「スサノオ=ルシファー」
しかし、追放されて堕天したというのは比喩で、
堕天ではなく「降臨」したというのが真相です。
『日月神示』には次のように示されています。
「素盞鳴の大神が悪神と写るのは 悪がそなたの中にあるからであるぞ。」
「次の岩戸しめは素盞鳴命に総ての罪をきせてネの国に追ひやった時であるぞ。
素盞鳴命は天下を治しめす御役神であるぞ。
天ヶ下は重きものの積もりて固まりたものであるからツミと見へるのであって、
よろづの天の神々が積もると言ふツミをよく理解せずして罪神と誤って了ったので、
これが正しく岩戸閉めであったぞ。
取違ひしてゐて申しわけあるまいがな。
このことよく理解出来ねば今度の大峠は越せんぞ。」
スサノオは国常立尊の分身で、
どちらも「艮の金神」と呼ばれていて、
鬼門に封印された祟り神とされています。
同じ艮の金神ですが、
国常立尊は「龍」、スサノオは「鬼」です。
艮の金神と善悪逆転
艮(うしとら)は丑寅なので、
鬼は牛の角と虎の腰巻きで象徴され、
それが牛頭天王の姿なのです。
国常立尊は龍神の総大将なので、
まさに「ルシファー」そのものだと言えます。
スサノオもルシファーですが、
鬼(牛の角)という側面からすると、
「バアル」に対応することになります。
バアルは『旧約聖書』の主神でしたが、
ユダヤ人によって悪魔として貶められたのです。
バアルは「崇高なるバアル」という意味の
「バアルゼブル」と呼ばれていましたが、
ユダヤ人たちは「蝿のバアル」という意味の
「バアルゼブブ」と呼んでいました。
(ベルゼブブとも言う。)
バアルはルシファーに次ぐ
魔界の副大統領的存在とされ、
神と悪魔の逆転劇が起こされたのです。
しかし、覚醒期に入った今、
再び神と悪魔の逆転劇を起こす必要があります。
今まで人類が神と呼んでいたものは、
実は悪(体主霊従主義)の神であり、
悪魔として封印されていたものこそ、
正神(霊主体従主義)だということです。
その正神の筆頭が、
「国常立尊(ルシファー)」と、
その分身の「スサノオ(バアル)」なのです。
『日月神示』では、
「国常立尊は地上神界の主宰神」
「スサノオは地上現界の主宰神」
とされています。
『日本神話』では、
地上に降臨したスサノオは、
ヤマタノオロチを退治して鉄の剣を手に入れ、
地上を治める救世神となりました。
黙示録の龍退治予言と救世主
歴史は繰り返すとおり、
神話は未来の予言(予型)でもあり、
スサノオのヤマタノオロチ退治のことは、
「ヨハネの黙示録」に予言されています。
再臨のキリストである男の子が、
7頭の龍を退治して鉄の杖を手に入れ、
千年王国を統治するという予言です。
ユダヤの伝承でも、
バアルは7頭の龍を倒しています。
つまり、終末に7頭の龍を倒す救世神は、
スサノオ(バアル)だということなのです。
7頭の龍とヤマタノオロチは頭の数は違うけど、
本質的に神話の骨子は同じです。
しかし、だとすると、
バアルがルシファーを倒すことになります。
それについて結論だけ述べておくと、
この予言には善悪両義性が込められていて、
バアルに倒される7頭の龍の正体は、
国常立尊の暗黒面である「盤古大神」なのです。
それが悪のルシファー(ヤマタノオロチ)で、
スサノオ(バアル)の暗黒面でもあるのです。
そもそも救世神バアル自体が、
悪魔として貶められてきたのですからね。
この神と悪魔の最終戦争ハルマゲドンは、
一人ひとりの人間の内面にも表れてきます。
それが【内観】です。
釈迦やイエスもそうやって半覚醒しましたが、
これから人類は否が応でも強制内観させられ、
変換人へと進化していくことになるのです。
今のうちに内観を始めておけば、
大艱難の時代を楽に乗り越えられるはずです。
また、一人でも多くの人が実践することで、
世界大戦や天変地異も小難で済むのです。
深い内観によって根本改心ができるのですが、
その為には善悪逆転を理解する必要があります。
善悪逆転とは正神と悪神の理解と、
それぞれの働きの意味を知ることです。
それによって正神が封印から解かれ、
意識の進化が始まるのです。
封印から解かれた惡王子(ヒサダ子)
つづく