なんか間あいちゃってすいません。
ちょいと停電の影響で仕事が溜まってたもんで。
この3連休、俺は休みだったんだけど こんな感じです。↓
↓土曜。
友達の結婚式に行ってきました。
そう聞いて 不謹慎と思う人もいるとは思う。
正直、やると聞いて 俺も最初はそう思った。
でも、それなら出席する必要もないと思ったし
出席するからには ちゃんと祝うべきだと思った。
もちろん新郎新婦も、するかしないか ギリギリまで迷ったようだ。
新婦なんて、被災者への悲しみと
自分の夢だった 素敵な披露宴開催の疑問に対して
毎日のように泣いていたらしい。
あの二人も、頭が良いんで 決して能天気に開いたわけじゃない。
色んな角度から 物事をすごい考えて、
列席者の心中も考えて、やっと出した決断だと思う。
この1年間、ずっと準備してきた 招待する側。
友達付き合いもあるし、行って 逆に励ましたいと思う 招待される側。
それぞれの立場に立てば 分かる人も多いはず。
安易に「中止しろ」と言うのは、ひとごと でしか考えてない人だと思う。
ずっと泣いてても 元の生活には戻らないよ。
それでも遠方から来る人は、電車の影響で来れない人や
車の人は、ガソリンが手に入らないで 来れない人もいたようだ。
被災地方面に親族がいたなら 中止だったのかもしれないね。
計画停電の心配は、場所は対象外の新宿だし、3連休は中止だったし 問題なかったよ。
そりゃー会場のみんなが、心の奥に 複雑な気持ちを閉じ込めていたと思うが、
その時間だけでも、俺達は 笑顔で通常の披露宴のように、おおいに祝ってやってたよ。
○○&○○、末永くお幸せに!
↓日曜。
ずっと一人で家にいた。
昼、ゆっこから電話がかかってきた。
ゆっこの実家(千葉県)の近所に、ゆっこの幼馴染の男性がいるらしいんだが、
今回の震災で亡くなっていたらしい。
ゴタゴタもあって、1週間以上経ってから その情報が入ったらしい。
その彼は、福島の海洋生物を調べる(?)仕事に就いていて
海辺の施設だったので、津波に流されてしまったらしい。
ゆっことその子は、異性だし お互い大人になって連絡をとらなくなり、
今は 福島に行ってたことも知らなかったくらいなんだが
やっぱ、一緒に遊んでた子供時代を思い出したり、
急な知人の まさかの死に 電話で泣いていたよ。
遺体は両親が家に連れて帰り、
ゆっこも実家に戻り、線香をあげに行ってきたらしい。
被災者に対してもそうだけど
泣いてる彼女に対しても
「俺にできること」を必死で考える一日でした。
とりあえず側にいてやろうと思ったので
ゆっこに 実家から渋谷に戻って来てもらって、
上手い言葉は何も出せなかったけど、ずっと手を握ってやってました。
○○さんの お悔やみを申し上げます。
↓今日。
昨日から さっきまで ゆっこと一緒にいた。
今日は 渋谷、新宿と歩いていたんだけど
小雨も降ったりしていたのに、
そこらじゅうで「募金お願いします」という声が響いていた。
歩いていて、ずいぶん街の活気が蘇ってきたとも思った。
これも土曜の結婚式と同様、
みんな、心の奥には複雑な気持ちを抱えてると思うんだが、
自分達から 笑って復興しようという気持ちが見えてきて、
これなら日本は必ず元に戻ると思った。
この地震は忘れてはいけない事だけど、
これからは、笑うことも 俺達がしなくちゃいけない事だね。
前日のこともあったし、
俺達なりに「できること」を話し合った。
1ヶ月前から、今日は ゆっこと ホテルのレストランでディナーする予定を立てていた。
でも、「できること」を話し合った結果、
今夜のレストランは キャンセルしよう という決断に至った。
そして そのお金 全部を、駅前にいた募金活動してる人に募金した。
募金は金額じゃないんだが、食事代は○万円 だったから、
さすがに募金するにも 多少勇気も必要だったんだがね。
でも偽善とかじゃないよ。やりたいから募金したんだし。
俺達なりには 正しいと思った決断だから これでよかった。
そして、今夜の俺達のディナーは、吉野家の牛丼になりました。
それでも被災者の方には ご馳走のはず。
そんな「特別な牛丼」を、ひとくちひとくち 有難くいただきました。
っていうか、ぶっちゃけ俺には こっちのほうが合ってるんだがね。
キャンセルしたレストラン○○のみなさん、当日のキャンセルですいません。
まだまだ厳しい計画停電や 色々な物資不足には悩まされるけど、
被災者に敬意を表しながら、
それぞれが、どうやったら前に進めるのかを考えていきましょうね。
んじゃ!