先日、風呂に入っていた時のこと。
熱い湯に肩まで浸かってジ~ンとしていたら、
夜の静寂を破る爆音発生。
「ジリリリリリリリリリリ!!!」
…音の正体は向かいのアパートにある 火災報知器 。
以前にも何度か同じようなことがあったので、
「あぁまたか。誰かが消防署に通報してくれるだろう」
とのんきに構えていた。
だが、ジリジリ音はなかなか止まない。
「おいおい、早く通報してくれよ。
こっちは風呂に入ってるんだからさぁ」
みんな火災報知機の音に慣れっこになってしまって
通報しようとしないのだろうか。
それともお互いに「誰かが通報してくれるだろう」
と思ってるのだろうか。
湯船に浸かりながら
「食中毒にも扁桃炎にもなったのに
これ以上悪いことは起きないだろう」
という根拠のない思い込みと同時に
「でも本当に火事だったらどうしよう…
まずは家族全員の無事を確認して、
犬と猫を両脇に抱えて、
それから車のキーと通帳を持って逃げるか」
という未知なる恐怖心に駆られ、
湯船の中で腰を浮かせて耳を澄ます小心な自分。
…と、再び夜の静寂を破る爆音発生。
「ウ~ウ~ウ~ウ~!!!」
ジリジリ音とウ~ウ~音が暫しハモった後、辺りは静かになった。
急いで風呂から上がって玄関のドアを開けると、
やはり 火災報知器は誤作動 で、
どこからも火の手は上がっていなかった(安堵)。
そのかわり目に飛び込んできたのは 消防車 の姿。
消防車をこんなに近くで見れることなどめったにない。
私はダッシュでケータイを取りに行き、写真を撮りはじめた。
暗闇から マユ毛五分刈り・パジャマ姿の女 がいきなり現れ、
洗い立ての髪をユラユラさせながらシャッターを押す
…不審極まりない。
写真を撮っている最中、心なしか消防隊員から
「疑いの目」 で見られていたような気がするが、
この怪しさなら火災報知器を誤作動させた
犯人と疑われても仕方なかったであろう。
あ、私は断じて無実なのであしからずm(_)m



