私の担当する仕事は、ナレッジワークを中心とする様々な仕事です。
だから、平成の大不況の中でも、人手不足に変わりはありません。
熱心に人材募集をしていて、面接を沢山します。
特に最近応募が多いのは、いわゆる製造業派遣で働いていた人たち。
派遣切りで仕事を失った人達ですね。
やはり、派遣切りは半端ではないと実感するのです。
‥‥
しかし、面接をしていて、製造業派遣で働いていた人々の志向性が何となく分かってきました。
基本的にはモノ作りを希望し、他人とのコミュニケーションには消極的で、黙々と機械やコンピュータに向かっているほうが好きだという人が多い。
それが悪いとは言えませんが、派遣切りにあっては、自分の志向性を変えないと、おいそれとは新しい仕事を確保することは難しいのも事実ですね。
ナレッジワークは、そのほとんどがコミュニケーションで成立している世界です。他者からの情報を得たり、市場にある情報を読み取ったり、自分自身との対話もまたコミュニケーションなのですが、派遣切りにあった製造業で働いていた人達は、このスキルがほとんどない。
だから、面接をしていて、正直言って、その表現力のなさに驚く。また、表現しようという努力もない。面接の途中で、こちらがうんざりしそうになると、「自分には合わない」という理由で去っていく人が多い。
人は急には変われない! でも、製造業の現場で、機械と向き合って、あるいは製造ラインの中にいて、自分が機械と同体化してしまっていて、果たして創造的な仕事をしているのだろうか? と思うことが多い。生産されるモノに対する思いや、もっとこう改善したほうがいいのではと、常に問題意識を持ってワークするのが、日本の生産現場の創造性だと思っていたのですが‥。
だから、農業に従事する‥という支援の手も様々にあったりしますが、常に変化を受け入れる志向性がないと、何をしていても難しいのではないかと思ってしまうのです。
今のところ、派遣切りで面接に来た人を採用したケースは、私の知る限りゼロであるいうのが現状です。
いずれドラマになるとは思っていたが、NHKが全3回のドラマに仕立てるとは思わなかった。(その時歴史が動いた‥で放映していたから‥)
白洲次郎は、ここ数年「占領を背負った男」(北康利氏著)や、実子の手による回想録「次郎と正子」などにより俄かに有名になっていましたね。実業界にありながら政治の世界でも活躍し、現在の経済産業省を作った人でもあるというのは、記録を読んでしりましたが‥。
今回のNHKドラマスペシャルでは、32歳の伊勢谷友介さんが次郎役を射止めましたね。東京藝術大学美術学部 修士課程修了の秀才で、ファッションモデルもこなす若手俳優だそうだ。(あまり知らなかったが、キレのある演技は、今回の次郎役にはピッタリ)中谷美紀さんの正子役も、頷けるキャスティング。
第二次世界大戦が終わり、戦後処理を行うGHQに対して真っ向からぶつかっていった日本の代表としての白洲次郎さんの活躍は、植民地化されたり属国に成り下がる寸前の日本を救った大変な人だということくらいしか知らなかったので、今回のドラマはとても楽しみでした。
3月7日の第2回が、その戦後処理で最も活躍する時代を描くようですね。第3回は、晩年の北海道、男爵いもの世界なのでしょうが、三回目が出演者の方の関係で8月になるというのはなんとももどかしいが、仕方ないでしょうね。
今、嫌が上にも国際社会の真っ只中に置かれている日本において、恐らく、こうした気概を持った本当の侍に登場してもらいたいという期待は、日本人の誰もがもっている希望なのかもしれませんね。
白洲次郎は、ここ数年「占領を背負った男」(北康利氏著)や、実子の手による回想録「次郎と正子」などにより俄かに有名になっていましたね。実業界にありながら政治の世界でも活躍し、現在の経済産業省を作った人でもあるというのは、記録を読んでしりましたが‥。
今回のNHKドラマスペシャルでは、32歳の伊勢谷友介さんが次郎役を射止めましたね。東京藝術大学美術学部 修士課程修了の秀才で、ファッションモデルもこなす若手俳優だそうだ。(あまり知らなかったが、キレのある演技は、今回の次郎役にはピッタリ)中谷美紀さんの正子役も、頷けるキャスティング。
第二次世界大戦が終わり、戦後処理を行うGHQに対して真っ向からぶつかっていった日本の代表としての白洲次郎さんの活躍は、植民地化されたり属国に成り下がる寸前の日本を救った大変な人だということくらいしか知らなかったので、今回のドラマはとても楽しみでした。
3月7日の第2回が、その戦後処理で最も活躍する時代を描くようですね。第3回は、晩年の北海道、男爵いもの世界なのでしょうが、三回目が出演者の方の関係で8月になるというのはなんとももどかしいが、仕方ないでしょうね。
今、嫌が上にも国際社会の真っ只中に置かれている日本において、恐らく、こうした気概を持った本当の侍に登場してもらいたいという期待は、日本人の誰もがもっている希望なのかもしれませんね。
東京MXテレビ。立川談志師匠と石原慎太郎都知事の特別対談が先日放映されていた。
これだけ濃い対談も久々でしたね。
この対談は、都知事が様々な文化、芸術、学術などの専門家を呼んで対談するシリーズの一環なのでしょう。養老猛司先生との対談も面白かったし、先日は、元航空自衛隊幕僚の偉い人も登場していた。
談志さんの落語についてもっぱら語られていたこの対談では、二人の対話がかみ合うこともなく、個性の強い二人が、各々、自分の話をつづけるというスタイルで話が進んでいった。天才は他人の話を聞いていないのだとつくづく思ったが、それでも対話が成り立つところが凄い。
で、一つ興味深い言葉が談志さんからあった。
有名な「芝浜」という談志さん十八番の古典について触れたくだりで、談志さんはこんなことを言った。
‥だいたい俺は、人情噺は嫌いなんだよね。
だから芝浜も、最近では変わってきてさ‥
酒乱の魚屋のご亭主と女房の噺。
‥(噺の筋は‥)酒で働かない亭主がある時河岸に行く途中の芝の浜辺で大金を拾ってくる。
貧乏だった夫婦は大喜びしたが、亭主が寝て起きたら大金はなくなっている。
女房は夢を見ただけだよと話す。大金を手に入れたら亭主はもっと働かなくならから嘘をついた。
‥亭主は、酒を止めて一生懸命働いた。三年目に女房が告白する。夢だったというのは嘘だったと。
しかし亭主のことを思って行った女房のこの行為に亭主は納得し女房を許す。だから乾杯しようと女房が言うと、亭主は一言。「また夢になるといけねぇ‥‥」
これが噺の落ち。人情噺の名作について、談志さんは、さらに付け加えて言ったのです。
‥最近ね、この話をしようとしたら、何だか場面の向こうからこんな声が聞こえたんだよ。
この女房がさ、「談志さん、いつまでこんな話やってんの?」ってね‥。
つまり、古典落語の傑作に、今、現代のシーンが入り込んでしまうというお話しだ。これが、実は天才談志さんが、次に実験しようとする革命なのかもしれないと‥そう思ったのでした。
えっ? わかんない?
それは失礼しました。
これだけ濃い対談も久々でしたね。
この対談は、都知事が様々な文化、芸術、学術などの専門家を呼んで対談するシリーズの一環なのでしょう。養老猛司先生との対談も面白かったし、先日は、元航空自衛隊幕僚の偉い人も登場していた。
談志さんの落語についてもっぱら語られていたこの対談では、二人の対話がかみ合うこともなく、個性の強い二人が、各々、自分の話をつづけるというスタイルで話が進んでいった。天才は他人の話を聞いていないのだとつくづく思ったが、それでも対話が成り立つところが凄い。
で、一つ興味深い言葉が談志さんからあった。
有名な「芝浜」という談志さん十八番の古典について触れたくだりで、談志さんはこんなことを言った。
‥だいたい俺は、人情噺は嫌いなんだよね。
だから芝浜も、最近では変わってきてさ‥
酒乱の魚屋のご亭主と女房の噺。
‥(噺の筋は‥)酒で働かない亭主がある時河岸に行く途中の芝の浜辺で大金を拾ってくる。
貧乏だった夫婦は大喜びしたが、亭主が寝て起きたら大金はなくなっている。
女房は夢を見ただけだよと話す。大金を手に入れたら亭主はもっと働かなくならから嘘をついた。
‥亭主は、酒を止めて一生懸命働いた。三年目に女房が告白する。夢だったというのは嘘だったと。
しかし亭主のことを思って行った女房のこの行為に亭主は納得し女房を許す。だから乾杯しようと女房が言うと、亭主は一言。「また夢になるといけねぇ‥‥」
これが噺の落ち。人情噺の名作について、談志さんは、さらに付け加えて言ったのです。
‥最近ね、この話をしようとしたら、何だか場面の向こうからこんな声が聞こえたんだよ。
この女房がさ、「談志さん、いつまでこんな話やってんの?」ってね‥。
つまり、古典落語の傑作に、今、現代のシーンが入り込んでしまうというお話しだ。これが、実は天才談志さんが、次に実験しようとする革命なのかもしれないと‥そう思ったのでした。
えっ? わかんない?
それは失礼しました。

トーキョー発、舞台芸術の祭典「FESTIVAL TOKYO」が始まっている。
26日は、東京西巣鴨「にしすがも創造舎」でドイツの演劇集団「リミニ・プロトコル」による「資本論、第一巻」が演じられた。興味深い内容でしたね。
このにしすがも創造舎は、廃校になった学校をリニューアルして作られた文化施設。今回の出し物は、恐らく体育館だった空間を、唐組風に舞台仕立てにしての演出空間でした。
発表されてから100年。マルクスの資本論を今、この2009年に演じることの意味は何なのか? 1970年代を学生で過ごした団塊の世代にとっては、知らない振りができないと言えるテーマです。
舞台は、マルクス主義経済史学者、ロシア、エリツィンの通訳者、翻訳家の女性、生産資本家と呼ばれる会社経営者、投資コンサルタントなどが舞台上に登場し、独白的に自分の生涯を語り、間接的にマルクスとの関係を探っていくという演出。語りは、コールセンター・エージェント役の盲目の青年。彼は時代ごともレコードをかけ続けていく。
日本での上演のためにオリジナルの演出もほどこされ、日本人のマルクス経済学研究者や大学院生、盲目の若者などが本舞台の中に登場し、日本語での語りが挟み込まれる。
結局、資本論が何なのか‥‥現代にとって、何なのかを知るのは、一人ひとりの人生の中での自分との関わりにあるというのだろうか? 資本と労働との関係を科学的?に解明したマルクスの教えを振り返るには、何とも難解な原書ではあるけれど、当然派遣切りなどの超現代的問題も挟み込んで、独白という形式によって観る人に語りかける演出は、「何をなすべきか?」という問いかけだったのかもしれませんね。
それにしても、ヒステリックな部分はまったくなく、インテリジェンスに包まれた舞台演出、シニカルでユーモアに溢れた演出に、まずは拍手です。
年度末だからでしょうか、ブログに取り組めない日が続きますね。
時間がない場合の時間活用法については、理論的には野口悠紀雄先生のこま切れ時間活用法が最も実用的だと感じてきました。また、15分単位で時間活用の計画を作ったりしていますが、これも有効ですね。
1日の時間の使い方は、人それぞれですが、移動中の電車の中の15分は、意外と集中します。
しかし大切なのは、頭の切り替え。何について考えるのか、次々色々な案件が頭に浮かぶのですが、その一つひとつについて、あれこれ考えるのではなく、この15分は、このテーマについてだけ考えるという勇気と決断が必要ですね。
さてさて、このブログを書くための本日の時間の割り当ては15分。これで次の行動に移ります。
皆様、頑張りましょう!
時間がない場合の時間活用法については、理論的には野口悠紀雄先生のこま切れ時間活用法が最も実用的だと感じてきました。また、15分単位で時間活用の計画を作ったりしていますが、これも有効ですね。
1日の時間の使い方は、人それぞれですが、移動中の電車の中の15分は、意外と集中します。
しかし大切なのは、頭の切り替え。何について考えるのか、次々色々な案件が頭に浮かぶのですが、その一つひとつについて、あれこれ考えるのではなく、この15分は、このテーマについてだけ考えるという勇気と決断が必要ですね。
さてさて、このブログを書くための本日の時間の割り当ては15分。これで次の行動に移ります。
皆様、頑張りましょう!