いずれドラマになるとは思っていたが、NHKが全3回のドラマに仕立てるとは思わなかった。(その時歴史が動いた‥で放映していたから‥)
白洲次郎は、ここ数年「占領を背負った男」(北康利氏著)や、実子の手による回想録「次郎と正子」などにより俄かに有名になっていましたね。実業界にありながら政治の世界でも活躍し、現在の経済産業省を作った人でもあるというのは、記録を読んでしりましたが‥。
今回のNHKドラマスペシャルでは、32歳の伊勢谷友介さんが次郎役を射止めましたね。東京藝術大学美術学部 修士課程修了の秀才で、ファッションモデルもこなす若手俳優だそうだ。(あまり知らなかったが、キレのある演技は、今回の次郎役にはピッタリ)中谷美紀さんの正子役も、頷けるキャスティング。
第二次世界大戦が終わり、戦後処理を行うGHQに対して真っ向からぶつかっていった日本の代表としての白洲次郎さんの活躍は、植民地化されたり属国に成り下がる寸前の日本を救った大変な人だということくらいしか知らなかったので、今回のドラマはとても楽しみでした。
3月7日の第2回が、その戦後処理で最も活躍する時代を描くようですね。第3回は、晩年の北海道、男爵いもの世界なのでしょうが、三回目が出演者の方の関係で8月になるというのはなんとももどかしいが、仕方ないでしょうね。
今、嫌が上にも国際社会の真っ只中に置かれている日本において、恐らく、こうした気概を持った本当の侍に登場してもらいたいという期待は、日本人の誰もがもっている希望なのかもしれませんね。