Complete University Guide版の最新ランキングが発表されました。「合格UCAS点」「学生満足度」「リサーチ」「就職率」「学位2.1以上の割合」「学生・スタッフの割合」など細かい項目をクリックすることでそれぞれの順位に並べ替えることができ、目的にあった比較がし易いのが特徴。総合ランキング創設50年の若い大学が上位に躍り出たり、逆に古い名門が順位を落としたりと、イギリスの大学は常に激しい競争にさらされているのが分かりますね。学部別のランキングも同時発表されています。
イギリス大学 ランキング
1. ケンブリッジ大学 15. バーミンガム大学
2. オックスフォード大学 17. ノッティンガム大学
3. LSE 18. マンチェスター大学
4. インペリアル・カレッジ 19. サリー大学
5. セント・アンドリュース大学 20. サウザンプトン大学
6. ダラム大学 21. ヨーク大学
7. ラフバラ大学 22. ニューキャッスル大学
8. ランカスター大学 23. エジンバラ大学
9. ウォリック大学 24. グラスゴー大学
10. UCL 25. サセックス大学
11. バース大学 26. エセックス大学
12. エクセター大学 26. キングス・カレッジ
13. リーズ大学 28. ロイヤルホロウェイ大学
14. イーストアングリア大学 28. アバディーン大学
15. ブリストル大学 30. シェフィールド大学
~131位までの続き
イギリス大学 学部別ランキング 医学 生物学 数学 物理&宇宙学 化学 地学 獣医学 機械工学 土木工学 コンピューター科学 化学工学 心理学 法学 建築学 地理環境学 政治学 経済学部 美術史&デザイン アジア学 ビジネス&経営学 都市計画&環境デザイン 社会学 歴史 言語学 メディア学 スポーツ科学 会計&ファイナンス 入学基準が最も高いケンブリッジ大ですが、ここで言われているUCASポイントは大学が公にしている要求グレードより高くなっています。
UCASポイントとはAレベル試験結果がカウントされるもの ですが、実際の合格者はそんなに沢山の科目で高得点をとっているのでしょうか。
トップ大学は私立出身者の割合が高くなるので、UCAS点が稼げる他の種類のテストを単に早くに受けている場合が多くなります。アカデミック扱いにならないGeneral Studies / Critical Thinking、音楽のグレード、宗教系の学校でやらされるRE、私達が学校外でやる日本語AレベルもUCAS点が稼げるものです。
ですので、公立出身でUCASがポイントが底上げできなくても心配は無用。ここで言われているUCAS点より低くても上位大学へ志願することをあきらめてはいけません。なにより上位の大学になるほどUCASポイント自体は意味が薄れ、専門教科重視の傾向が強まることを覚えておいてください。