鉄火のマキ@London イギリス教育事情一番乗り

GCSEとAレベルを勉強中の子供達を応援。ディスレクシア&ADD持ちの無謀なオックスブリッジ受験体験。子供達は巣立ってしまいましたが、引き続きイギリスの教育関連ニュースを中心に取り上げていきます。


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英国で外国語教育が義務づけられているのは7~9年生の3年間のみ。世界中で英語が教えられている中、イギリス人の外国語を学ぶ意欲が高いはずはありません。それではいけないと GCSE試験に外国語を組み込むことを奨励 したり、 7歳からの外国語活動を義務付け たりといった動きはあるものの、もともと移民の多い国で外国語学習への足並みが揃うのは難しいのが現状です。

その中で「日本語」は、正規の資格試験(GCSE,A-Levels)のひとつになっており 、イギリスの大学進学に通用する地位にあるものの、一般の中高生が学校教育の中で学べるような環境にはなっていません。また中国の台頭により英国政府が中国語を推し進め出した 頃から日本語を学習できる機会が落ち込んでいます。

イギリスの中学の通常カリキュラムの中で「日本語」が勉強できる数少ない学校をまとめてみました。夜間のアダルト・スクールや語学学校を入れると日本語を学べるオプションはもっと広がります。

 

 



Tavistock College, Devon

 今年の優秀な教師に与えられる賞で「Japanese Teacher が最高賞を取った」というニュースを見た時、日本人の先生がイギリスで活躍してる?と思ったのですが実は「日本語を教えているイギリス人の先生」だというので驚きました。 その大賞を受賞したチャンバース先生が教える公立校。84%のイギリス人生徒が日本語GCSEでグレードC以上を取る実績です。東京江戸川区の日本の中高生との交換留学制度 も毎年行われています。イギリス側が希望者皆が日本に行けるのと違って日本側からは厳しい審査を通った生徒のみが来英できる様です。

Dartford Grammar School, Kent
 ロンドンの東、ケント州にある公立の男子グラマー・スクール。ケントは全域で中学受験である11プラス試験を行っている教育熱心な地域です。ロンドン都心へのアクセスも日立製の高速列車が開通し便利。 ここは国際バカロレアの日本語上級コースがあるというのが大変珍しいですね。ある年は、日本語GCSEは57人、難しいIB上級も16人が受験しています。それだけでなく、卒業生のミック・ジャガーが建てた音楽スタジオなどの設備も整い、オックスブリッジ合格者も多数。ちょっと無理をしてでも行かせる価値のある学校です。

Hendon School, London
 北ロンドンにある公立校ですが、この学校のあるBarnet市が全国学力トップの地域であるため周りの教育環境が整っており、日本人も多く住む地区。補習校があり買い物も便利で日本にいるのと変わらない生活ができます。ここは入学の際にテストがありますが、これはあらゆる能力の子がバランスよく入学できるように配慮したバンディング試験でスコアが良いからといって入れるわけではありません。中学入学時の7年生から継続して日本語を勉強できるのがいいですね。ここには日本人の先生がいらっしゃるようです。

 

Harrogate Grammar School, North Yorkshire

 

 こちらの公立校は生徒たちにiPadを与え、Rosetta Stoneという語学学習ソフト を使う、日本語を含む25ヶ国語が学べる環境らしいです。翻訳を介さず学べ、生徒が発音する音声の認識装置がつき個人ペースで進めるプログラムだとか。 →(日本語の最初のレッスンをやってみた動画) Independentの記事では日本人ハーフの子供が日本語を学んでいる様子 が書かれていました。 ただ、学習始めには良さそうでも実際にGCSE試験まで進むのかどうかまではわかりませんでした。


Tile Hill Wood School, Coventry
 スガシカオの来英コンサートがらみで偶然知ったコベントリーの公立女子校なのですが、イギリス人の日本語の先生がファンだそうで楽しく歌って踊って日本語に親しんでいました。→(ここの生徒が作ったスガシカオLOVE動画) まさかこれを観て実際にスガシカオご本人がやってきて演奏までしていたとは羨ましい!

Eton College, Windsor
 あの有名なイートン校でも日本語の授業を行っているようです。ある年はGCSE日本語を受験した8人全員がA* を、高度なA2日本語も5人全員がA*/Aをとっています。日本人が在籍している可能性もありますが、やはりこれは学校の教育力の凄さを表していると言えるでしょう。また、日本人相手にサマー・スクールも開催してますし、日本との繋がりが深いようではあります。


 
[その他、日本語を学べる学校]
 Harrow School

 Oxford High School

 Haydon School, London
 Greenford High School, London

 Dame Alice Owen's School, Hertfordshire

 Hockerill Anglo-European College, Hertfordshire

 Bishops Stortford College, Hertfordshire

 Campion School Language College, Northamptonshire

 Whitgift, South Croydon
 Bexley Grammar School, Kent
 Woldingham School, Surrey
 Bury St Edmunds County Upper, Suffolk
 Millfields Senior School, Somerset

 Heathfield School, Berkshire

 St George's School, Berkshire

 Impington Village College, Cambridge

 Katharine Lady Berkeley's School, Gloucestershire
 

*他に日本語を教えている学校をご存知でしたらお知らせください。

 

 

 

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(教育力30%;研究量と評価30%;論文引用30%;
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 イギリスの義務教育の総決算である資格試験GCSEの結果が発表されました。予想通りの成績をとれた皆さん、おめでとうございます!

今年はイングランドで数学と英語が新しい数字で表すGCSEのグレードシステムとなり、旧来のアルファベットによるものと混合したものとなっています。

  →GCSEの新グレード解説

 

  

   環境の変化に弱い男子の成績が伸び悩む傾向に

 

 ASレベル試験の結果が大学受験に反映できなくなったことで、必然的に16歳が受けるGCSEのグレードの重要度が増しました。できる子が早期受験することができなくなり、逆に英語と数学で合格ラインのグレード4/5が取れなかった子が翌年に再受験しなければならないなど、試験後の対応が学校によって揃わず混乱が予想されています。

 

 →Aレベル試験のリフォームでGCSEの結果がより重要に

 →新GCSE、名称はそのままで厳しさがアップ

 

 

 

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