本日 産まれたてホヤッホヤの我が子の記録に勤しむかもめです
寝られる時に仮眠とりつつ過ごしております
さて、ここからは怒濤の…
出生の時までを書いておきます
レッツゴー!!
もうダメだ…
私はお尻を爆発させるためにNEWクリニックに来たんだ…。
旦那よ…
私のお尻爆発の後は、我が子を頼む…
そんな誤った方向に悟りを開きかけた、まさにその時!
ついに神助産師さんが益々後光さす提案をしてくださいました。
「…よしっ!かもめさん、分かった!
とりあえず今から、分娩室まで歩いていこう!
歩くとお産進むかもしれないし、そこでNSTして赤ちゃんの状態もよく分かる!
それに、最悪どーーーうしてもいきみたくなっちゃったら、助けてあげるから分娩台の上でいきんじゃおう!」
!?
えっ、いいの?
まだ子宮口全開じゃないけど…
いきんでいいの??
じゃ、行く!
そんなわけで、強くなった陣痛でガクガク震える体を震い立たせ、旦那に貴重品と水分補給の水を持ってもらって移動しました。
この時点で、確か27日(本日)のAM6時30分頃。
いざ分娩台に上がると、途端に体がお産モードになってしまったようで、どんどんいきみたくなる。
(やだー、暗示にかかりやすいタイプかしら~)
「うぅ''ーーーーーっ…!
いきみたぁぁあぁあい!!
ッッギャーーッ!」
(↑ナースセンターまで届くと言われた声量での大絶叫)
「よーーし!よし!分かった!!いいよ!いきもう!
こんなに頑張ったのに、子宮口開かなかったのは辛いね!
いいよ!いきんじゃお!
お尻(の穴)は終えててあげる!」
「う''ーーっ
あぁああ''…
痛ーーい!」
「よしよし。お尻痛いよね!そうだよねー!
大丈夫大丈夫。お尻はね、守っててあげるよ!
こうやって押しとかないと肛門出ちゃうかもしれないからね!
はいっ、大丈夫!安心していきむよ!」
…なんか、サラッと怖いこと言われた気がするけれど…
もう、なりふり構っていられない。
「かもめさん、あとね!
本当は『いたーーい!』って声にしちゃうと、いきむ力が分散しちゃうの!
『いたーーい!』って言葉にするの、ちょっと我慢して大きいウンチ出すつもりでアゴ引いて、おへその方見るようなちょっとだけ丸まった体勢でもう一回やってみよ!
次の陣痛でも、いきんでいいからね!
そしたら、赤ちゃん降りてきて子宮口開くかもしれないよ!!」
「はいーーっ
…うあああああ''
また(陣痛)キターー」
「よし!大丈夫!
うんといきむために、息たくさん吸ってー!」
「ん''ーーーーーっ」
「上手ーー!かもめさん、上手だよーー!!
もう一回やろう!陣痛きたら、しっかり深呼吸二回してからいきむよーー!」
「はい~~~
…あ''ーーーーっ…!
きた、きた、きたー」
「大丈夫!落ち着いて!
はいっ
いきむーーーっ!!」
「んん''ーーーーーっ」
「かもめさん!!
やった!今ので子宮口全開になった!!
よし、このまま産むとこまでやっちゃうよ!」
えーーーーーっ
「えっ!!??もう、産まれますか!!?
ちょっと、部屋戻ってカメラ持ってくるね!
かもめちゃんの、汗ふくタオルも持ってくる!!」
「いいよー、ご主人!
もう本当に、産むとこまでだから!
心残りないようにしてね!
それから、かもめさんは、出血多くなるリスクあるから(先日の高血圧のせいかな?)、点滴しながら分娩ね!
準備するから、待ってよー!
その間だけは、ごめんいきむの待って!」
「うぅうーーーっ」
まさかの分娩台にて子宮口全開、そして出産までGOコース。
私が点滴をつけ、一度いきんだ頃に旦那が慌てて戻りまして、
「かもめちゃん、あと少し!!がんばって!!」
と、汗ふく用のハンカチを自分の手に巻き付けておりました。
えつ?
いや…これね、旦那の立場になったら分かる正当な理由がありまして。
実は、ここに至るまで、助産師さんが私のいきみ逃し対応してくださっている間、旦那はずーーっと私の手を握っていてくれたのですが…
それを痛みのせいで、全力で握り潰す私。
(ぼくもー!)痛いよーーーっ!
お産終わってから、旦那の手を見たら赤ちゃんの世話のために、短く切ってあるはずの私の爪でズタボロに傷ついてました…。
父親の勲章さ…ヒィー!ごめん!
まぁ、そんなわけでこれ以上傷つけられないように&汗をスムーズに拭けるように、ハンカチを自分の手に巻き付けて登場したわけでした。
いよいよ、ラストスパートです