出産記録、記憶が鮮明なうちにバシバシいきます
いくよ~っ!
お尻爆発って、そもそも普通に生活していたらそうそうない危機。
そんな危機に、何度も立ち向かう。
それが…
(かもめさんの)お産
しばらく神助産師さんのアドバイス、ツボ押しで凌げましたがそんなの序の口。
子宮口7センチでピタリと止まってしまった私にとって、そこから長すぎる夜のスタート
そして、何度目か神助産師さんが部屋に見えられた時に、訊いてみました。
「あのっ… 家出発する前に、一応トイレは済ませたんですけれど、全部出きってないと思うんです
だから、いきみたいのは赤ちゃんじゃなくて便のせいかもしれないんです
トイレ行っちゃダメですか」
もうね…
いきみたい人間、必死よ必死。
なんとかしていきませてもらおうっていうね
「そうか~。じゃあ、便がお産の邪魔するのもよくないから、一回行っとこう!
行ける?手伝うね~!」
あぁ、堂々とトイレに行ける幸せよ…
そんなわけで、助産師さんに許可をいただいてからトイレに行ったわけです。
今になって思う。
このタイミングで、ラストトイレ済ませて良かった…
この後からどんどん どんどん いきみたい間隔が近くなって、うっかり本当にいきんじゃうのですが…
結婚記念日をまだ迎えていない旦那の前で、乙女の恥を晒さずにすんだわ★
NEWクリニックから借りたテニスボールでお尻押してもらったり、食事の時には自分でボールの上に座ったり、神助産師直伝のツボを押してもらったり…
はたまた、
(意外と使うかも?)
で持っていった貼らないタイプのカイロで腰やお腹を温めたり…と、呼吸のリード以外にも旦那にはたくさん助けてもらいながら…
やってきました。
お尻爆発の危機、第二波。
別に、自分も含めて誰をビビらせたいわけでもないけれど、あえて記録に残しましょう。
もうね、叫ぶしかない。これは。
陣痛(いきみたい瞬間)が来る5秒前くらいになると、
「うーーーーっ…来そうーーー」
となり、旦那が慌ててサポート入ると同時に
「ギャアーーーッ
痛ーーーい!
うぎゃぁぁぁ!!痛いっ!
うぁあアァアァぁぁ!
痛いよーーー!
お尻っ… お尻が
痛ぁーい!!」
もう、こんなのね、世間では
半狂乱と言います。
さっき、旦那の前で乙女の恥を晒さずに…とか言っていたけれど、
これはこれで獣。
そんな半狂乱獣と化した私に、
「かもめちゃん!ダメダメ!
息を吸って!声出してもいいから、息を吸って!!
はいっ!フーー。フーー!
赤ちゃん苦しくなっちゃう
僕に合わせて!フーーーーー!」
と、律儀に私がお願いした呼吸のリードを続ける旦那。
「あ'' あ''あ''ーーーーっ!!!
無理ーーーーっ!息できないーーーっ
っぎゃーーっ!」
もはやホラー★
そんなかもめさんの渾身の叫び…
なんとビックリ、廊下も遥かに通り越し、遠くのナースステーションまで届いていたようで
「よーーしよし。
かもめさん、辛いね~
ナースステーションまで聞こえる叫びだから、すぐピンチがわかっちゃったよ~♪
かもめさん、大人しいから、つい我慢しちゃうんだよね。旦那さんもいてくれるけれど、いきみ逃すのは私たちも助けるんだから、遠慮なくナースコールしていいよ♡
どれどれ、お産進んだか見てみよっか!」
と、ナースコールしなくても助産師さんが駆けつけてくださる有様
そして無情にも子宮口が7センチ以降、一切開いていないという判断が下る。
嘘だろ…あの地獄のような時間は一体…
そうです。
つまりはかもめさん、26日の17時に助産師さんが変わってからこの時点(27日の明け方頃)までの間、まさかの叫び損。
ひぇぇえ…
もう、ダメだ。
私は赤ちゃんに会うつもりが、お尻が爆発して終わるんだ…。
そんな絶望の中、ついに神助産師が神行動に移してくださいました!!!
つづーーく!