遠方への転勤が決まった彼


彼はいれたままで

指でクリトリスをこすってきた。


「あっ...それダメ...気持ちよくなっちゃうからやめて...?」


「やめない」


彼は、自分自身もゆっくり動きながら、

器用にかつ執拗にクリトリスをいじる。


「ここ、こんなにかたくしちゃって、

tefeさんは本当にいやらしいよ。」


「ああっ...ダメッ...!ダメッ...!」


ギシ、ギシ、ギシ、ギシ、という

彼の腰の動きに合わせて私の身体も揺れているのに

彼の指はずっと確実にクリトリスをいじり続ていた。



(アッアッ...気持ち良いっ...いっちゃうーッ...‼︎)という瞬間に、膣の奥が熱くなった。


彼も同時にいったのだ。


「ああっ 気持ちいいっ...‼︎」彼の口から


低い、抑えた声が漏れる。


ーーー


最後のセックスが、冷めたつまらないもので

あってほしいという希望は叶わなかった。


(今回も気持ち良すぎた、、しかも最後なのに、同時にいっちゃうなんて。。)


しばし彼と裸で抱き合っていたが、

ここであまり長時間抱き合っていると

情が断ち切れなくなりそうだから、

心を鬼にして、サラッと離れて

シャワーを浴びに行った。

入れ違いで彼もシャワーを浴びた。


着替えながら、彼はさらっと言った。

「こうやって会うことももうやめなきゃいけないと思う。やっぱりどこかでけじめをつけなきゃいけないからね。」


「はい。そうだろうと思ってました。だから今日は会えてよかったです。」



それは本心だったし、悲しくもなかった。

今回は涙が出ることはなかった。


10年前に彼と身体の関係になった数ヶ月後、

やっぱりこういうのはやめようと言われた時には、悲しくて彼の目の前で泣いてしまったことが懐かしい。


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※この記事に続きます。

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※この話の続きです。
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遠方への転勤が決まった彼⑦

続けてはいけない関係の人との最後のセックスが

冷めたものであればいいと思っていたのに、

どうしても身体が感じてしまい

また、中の粘膜が腫れて彼のものとキツく密着するような感じになった。

この感覚も、彼とのセックスで身についてしまったものだ。。



我慢できなくなって、

気づくと、もうどう思われても良いやという心持ちになって、また激しく彼に腰をこすりつけていた。

...ぁあ〜っ!気持ち良いっ...!ここすごく気持ち良いの...

「あぁ、その顔、すごくいいよ。僕とのセックス、そんなに気持ち良いんだね。」

「はい...すごく気持ち良い...

「僕も、すごく気持ち良いよ。今日は素直にホテルに来て、こんなにいやらしい姿見せて、どうしちゃったの?」

...どうって?別にどうもしませんよ。」

「そうなの?いつも以上に乱れてるけど。ほら?これどう?」

「んんーっ...!」

身体がピンと伸びてギューッと力が入って、気持ち良くなってしまう。汗が吹き出して、息も荒くなって、動物みたいだ。

彼の思い通りに、恥ずかしいくらいに反応してしまう身体が嫌だった。

「ふふっ、今どうなった?」

...もう、いちいち聞かないでください...

「どうして?今日なんだかすごく良いよ。乱れっぷりがとても良い。どうして今日はそんなに乱れてるのかな?」

...やけくそな気分だからかな...?」

「あははっ、何それ、どういう意味?」

...なんでも良いですよ。キスして...?」


彼は、ネットリした、すごく官能的なキスを、ゆっくりした動きでしてくる。すごく気持ちがこもっていると錯覚してしまうようなキスだ。

それに応えながら、こういうのもこれで最後だと思うと、やっぱり涙が浮かんできた。

でも、彼に悟られてはいけない。


遠方への転勤が決まった彼①

※このブログを書き始めるキッカケになった話です。

このブログ全体の概要は1番最初の記事にまとめてあるので、良かったらご覧ください。



大きな地震があった夜。

うちだけでなく、周辺のエリアも停電していた。

ペットをケージに入れて避難した方が良いのかな?と思って準備をしてしまうくらいの強い揺れだった。


しばらく様子をみて、停電も解消されたしそれ以上の揺れも来なかったので、

家で寝ることにした。


そんな時に彼からメッセージが来た。

地震かなり大きかったみたいだけど大丈夫だった?

はい。停電もしてビックリしたけど、今は落ち着いたので大丈夫です

良かった。でね、こんな時になんなんだけど、

僕の長年の希望が叶って、ようやく例の場所に行けることが決まりました!

そうなんですね!おめでとうございます‼︎


例の場所というのは、飛行機じゃないと絶対に

行けない、遠方の赴任先だ。


新型コロナ感染症の流行が始まる少し前には

ほぼ決まりかけていたのに、

社会がどう動くか分からないという事で

彼の勤務先も大幅な配置換えはずっと見送っていて

約2年半が経過した今、ようやく決定したのだという。


今までの交流の中で、彼が子どもの頃からずっと

憧れてきた場だということは

じゅうじゅう分かっていたので

心からお祝いしたい気持ちになった。


同時に、もうこれで会えなくなるな、、。でもベストな形でのお別れで良かったとも思った。


※こちらに続きます。

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