ブログを書いていたら、これまでの事を
ざーっと振り返ることができました。

●出会った頃

彼と知り合った時点で、私は結婚していて、彼は独身だった。

だから、身体を重ねるたびに罪悪感を感じた。

(この罪悪感は、すでに仮面夫婦だったとはいえ、夫に対してだったような気がする。それと、社会の常識に対して)





●彼の結婚を機に別れる

彼が結婚するタイミングで、きちんと別れようねと2人とも合意していた。彼が結婚することになったら別れることに納得していたし、そうなれば自分も罪悪感から解放されるから、早くそうなってほしいと本気で思っていた。

それなのに、いざ別れるとなったら泣いてしまった。

そのあとしばらくは会わずにいられたが、結局は再開してしまう。

(この時の罪悪感は、彼の奥さんに対してが大きかった。それに、自分の家庭に対しても)





●彼の奥さんの出産を機に別れようとする

そして今回は、彼の奥さんの妊娠出産を機に

別れなければと思っていた。

そして、ある程度の期間は会わずにいた。



それなのに、前回よりも

あっけなく、再開のハードルを超えてしまった。

(この時は、自分たちのどうしようもなさを、

半ば諦めとともに受け入れてしまった。

会わずにいるのが無理なくらい、

彼とは色んな相性が良すぎた。



それに、彼は育児と奥さんへのストレスが溜まっていて、私は家庭のことも引っ越しのことも全くやらない夫に、改めて愛想を尽かしていた。

彼も私も、配偶者とはセックスレスだった。

そういう色んな条件やタイミングが揃って、

罪悪感も霞んでしまった気がする。)



●彼のお子さんが産まれたあと

彼の奥さんの出産後初めて会った日。

何度もポルチオでいかされる、

気持ちいいセックスをした。


それまでは、情がうつらないように

自分のことを話すのはなるべく避けてきた。

それをしてしまうと、きっともっと

仲良くなってしまう予感がしていたから。

それなのに、その日はなぜか、

若い頃の話や趣味の話などもしてしまった。


ちょうどその日が新元号の発表日だったことが、

何かの象徴であったかのように、

私たちはタガが外れたようになり

今までになかったほど頻繁に会うようになった。


それまでは、時々ラブホテルで会って

セックスするだけだったのに、

それ以外の場所で会ったり

セックス以外のことでも会うようになったり

彼の生活圏内に誘われたりすることが増えた。

※今後ブログに書いていこうと思います。


逆説的なのだけれど、彼にお子さんが産まれて

育児で忙しくなったはずなのに、

むしろ会う頻度が増え、一緒に出かける先の

バリエーションも増え、

お互いをより一層深く知ることになってしまった。



●新型コロナ感染症の流行

そのうち、新型コロナ感染症が流行し始める。

数ヶ月は会わずにいたのだが、

ある程度、世の中が落ち着いたあとは

2人で会う機会が普段よりも格段に増えた。


気づいた時には、家族と職場の人以外では、

彼が1番よく会う人になっていた


家族と職場の人との関係は、ある意味で

安定していたから、

いつしか、彼との交流が私の中で大きな割合を

占めるようになっていた。

コロナ自粛の影響で、

日常生活が極めて単調で、刺激が少ないものになった。

仕事もテレワークになり、

無機的なパソコンのモニターに

向かう時間が多くなった。

良識ある友人たちと会う事も減った。

その分の、失われた何か、人間味のある事を

彼との交流に見出していたような気もする。

私のニーズのかなり多くの部分を

彼1人で満たしてくれた。


なにしろ、困ったことに、彼とはセックスだけでなくて、好きな本や映画やドラマなどの趣味が

誰よりも合う。


もともとそれがきっかけで仲良くなったのだけれど、

会えばセックスばかりしていたり、

あるいはより仲良くならないようにブレーキをかけるため、などの色んな理由で、

あまり深掘りはしないようにしていた。


それなのに、コロナ自粛中には自然と、

こんな本を読んで面白かった、こんな映画やドラマを観て面白かった、こんな曲を聞いて癒された、などと

紹介し合う時間が激増した。


今になって振り返って気づくのだが、このせいで、

なるべく自分のことは話さないでいたことが、

すっかり水の泡になったのだと思う。


そんな風にリアルタイムで面白いコンテンツを

紹介し合うことで

お互いの趣味趣向を、より多角的に知ってしまった。


それによって、会えない時間にも

共通の擬似体験が増え、話題も増え、

会った時の時間がより楽しくなっていった。

趣味の合う友人としてだったら、

彼は間違いなく最高だ。


(男女としては、ダメな関係のはずなのに、

なぜか私がこの時期によく聴いていた曲や

時期ごとにまとめているプレイリストに

入っている曲は、

長調の明るい曲や

素直で真っ直ぐなラブソングばかりだった。)


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