不思議な生き物「テドゥウ」の話・・・≪【童話】≫・・・ -4ページ目

不思議な生き物「テドゥウ」の話・・・≪【童話】≫・・・

ときどき童話をUPするので、読みに来てね。
よろしくぅー

20.【夏みかんのねこ】


近所のおばあさんの


庭には,


ちょうど


手ごろな


高さの


夏みかんの木


がありました。




おばあさんは,


猫を1匹



それはそれは大事に育てていました。



しかし,


いつしか


猫は


死んでしまいました。


おばあさんは,



猫を

夏みかんの木の

下に

ていねいに

葬って

やりました。



その年の夏。



夏みかんは


いっぱいなりました。



その甘酸っぱい味は

甘味もあって最高でした。



それを聞いた近所の悪がきが,


いっぱい取ってしまいました。



おばあさんは悲しみました。

みんなで食べたかったのに・・・と。



ところが,


また,


悪がきは

夏みかんを

採りました。





1つ


手に取ると



なんだか





やわらかいのです。



そっとむいてみると・・・



みかんではなく猫の頭でした。


そして,



二ゃー



とないて



「盗るんじゃない。」









それ以来,


その男の子が

夏みかんをむくと,


      そこには,





            猫の・・・







これは,そのお婆さんが,夏ミカンをとられないよう近所の子供にしょっちゅう話していたお話です。


あまりにも重い怖い話が続いたので

作り話を・・・

きっとお婆さんのつくり話でしょう。






次回は




21.【お婆さんの影】(実話体験談)


これも実話です。


なお,前回の「わら人形」後編はかなり誇張しています。

前半は誇張なしです。

でも,当時小学5年生の私には,そのままに写っています。

いとこの話では

屋根から飛んだのは

キヌ姉ちゃんじゃなく白いモヤのようなものだった

言ってます。

19.【わら人形】(後編)(実話体験談)




キヌ姉ちゃんというのは,いとこの隣の家に1年ほど前に嫁いできたお嫁さんでした。


次の日もその次の日も,







     カーン



                    カーン




という


音が夜中に聞こえていました。





いとこの家の人は



珍しくないのか



さして気にも留めていません。



いとこと私は


キヌ姉ちゃんが


神社に行った事を


誰にも言いませんでした。



キヌ姉ちゃんにも


ときどき会いましたが


きれいで優しいお姉さんです。


だから,


あの晩の事は


忘れようとしていました。




神社にも


遊びに行きました。




あちこちの杉の木には


わら人形


打ちつけてあります。



古いものから新しいものまで・・・



きっと一番新しいのは



キヌ姉ちゃんのでしよう。




でも,







一つ不思議な事があるのです。




それは,



全部人の手の届かないような


高い位置にあるのです。




白い着物を着たキヌ姉ちゃんを見てから,


4・5日したころ,




ペルセウス流星群の極大の日



また,



星を見に出ました。



今度は,


すぐに家に入れるよう



双眼鏡だけを持って・・・







真夜中






隣の家の上を


大きい流れ星が飛び



興奮して指をさしたその時



その屋根から








白い着物を着た









女の人








川の上を


飛んで


となりの


お婆さんの


家の中に


消えていきました。





たしかに



それは



赤い櫛



くわえた









「キヌ姉ちゃん」

















幽霊でした。











と,













突然,





「キヌぅぅぅ,やめてくれぇぇぇ,くるしいぃぃぃ,わしが悪かったぁぁぁ。」




という,



重苦しい

お婆さんの

叫び声が

聞こえてきました。






私と従兄弟は,




急いで家に戻って



おじさんを


起こしに行きました。




おじさんは,


すでに起きていたらしく,


おばさんを起こして,




出てきました。






隣の家から




おとなの人が


出てきて,




みんなで



お婆さん










たたいて,




こじ開けたとたん,










白いものが,




サァーッ




と飛んで出て行きました。







後には,




「キヌぅぅぅ,許してくれ。許してくれ。キヌ,許してくれ。」






とお婆さんが


うめき声をあげて,


ころがっていました。









生霊を見たのは初めてでした。


お婆さんの嫁いびりはひどかったようで,村の評判だったのは,それから2年ほどしてお婆さんが亡くなった時に聞かされました。

その事件(?)のあとお婆さんは寝たきりになり,町に嫁いだ娘さんの世話になったとのこと。






次回


20.【夏みかんのねこ】







18. 【わら人形】(前編)(実話体験談)


私が小学校5年の夏でした。


自作の10cmコル望遠鏡をかついで,
いなかへ行った時のことです。


同い年のいとこと
真っ暗な
田んぼの
あぜみちで
星を見ていた時,





小さな小川(「みどこ」と言ってた)

(川幅1.5m,深さ30cmくらい)

の中を


川下から


歩いて来る


姿が


あったのです。



暗闇の中


白い着物を着た



27,8歳の女の人


です。



私と従兄弟は,



とっさに



あぜみちの



草の中に



うずくまって





息を



こらしていました。



その小川からあぜ道までは



5~6mしかなく,



草もそんなに多くはないし



上弦の月がまさに



山にかくれようとしている頃だったので,




こちらを向かれたら




確実に



見つかってしまいます。




白い着物を着た女の人


だんだん


近づいて


きました。



月あかりに



その










みると,


今でも忘れません,



胸までだらりと振りほどいた


髪の毛の


間から見える



口もとには






真っ赤な






櫛を





さかさに






くわえています。




しかも



手には





「わら人形」






かなづち








持っていたのです。



その女の人




小川の中を






さらに川上へと




ゆっくり歩いて,




の中に


消えていきました。








川上には





神社があるのです。





神社までは



100mもありません。




しばらくすると,








かーん





         かーん







杉の木に



「わら人形」




打ちつける




音が




聞こえてきました。




私と





従兄弟は,




もう




星を見るどころではなく,





急いで望遠鏡をかたづけ始めました。





早くしないと,




戻ってきます。




しかし,



なかなか




片付かないのです。




もう,


箱へ


むちゃ


くちゃ



つっこんで,

帰ろうと


したとき,







急に





寒気




してきました。



二人とも



息をこらして



耳をすまし,



川上の




方を




見ると,



白い着物を着た





女の人







近づいてきました。





こんどは,




まちがいなく,




我々の




方に





向かって





来ています。





金縛りにあったように





ただただ





じっと立っていると,




その女の人








ニコニコしながら,





「あら,もう星を見ないの?」




と言ってそのまま,




の中へ



あぜ道を下の方へ








消えていきました。





手には





真っ赤





かなづち




持ったまま





・・・。








しばらくして




「キヌ姉ちゃん・・・」








従兄弟は小さくつぶやきました。





後編に続く


全くの実話です。誇張もしていません。

後半でさらに恐ろしい事を体験しますのでご期待ください。





17.【こぼれたバケツの水】(実話体験談)





前回の「血のついた小刀」の続きです。

先に前回を読んでください。













ある年の

冬のとても寒い日でした。


土曜日の夕方



4時過ぎ

だったでしょうか。




とある小学校で



水道管が破裂したと言う知らせがありました。


ちょうど高校から帰ったばかりでしたが,


近所の人たちと駆けつけました。


4階の手洗い場の水道管が破裂したのです。


おり悪く,


排水溝が詰まっていて

廊下や階段にあふれています。


とりあえず,


私達は



修理を任せて,


水をバケツに集めて


3階の手洗い場まで,




バケツリレーをしました。






20人近くいたと思います。



それぞれの働きで



水道も止まり



水も引いてきたころ,







下の方で,

「ガシャーン」



とバケツをひっくり返す音がしました。



「誰や,下まで運んでこぼした奴は。」



と言いつつ,



下へ行くと,


下からも何人かが登ってきました。




2階で



ばったり会って,




「誰がこぼしたんや。」




と話していると。




なんだか,




全員に








雰囲気が



漂い


ました。








みんな


「血のついた小刀」




話を



知っています。



うす暗くなっている




2階の



廊下の




その先





ほうを



見ました。







そして,


そこにいる全員が



聞いたのです。















「いたーい。いたーい。」






いう



かすかな
うめき声を






・・・






ちょうど



4時42分

でした。








次回



18.【わら人形】(実話体験談)



これは,びびりました。



16. 【血のついた小刀】(実話)



 昭和の中ごろのお話です。


とある小学校で実際に起こった事件です。




秋も深まったころ,


図工で年賀状作りの授業があった時の事です。


当時5年生の男の子が,


図工で使う小刀を忘れて


家にとりに帰りました。



家から小刀を握りしめ


急いでいた男の子は,


大急ぎで走っていました。



2階の廊下を曲がるとき,


角で出会い頭に


2年生の


女の子に


ぶつかったのです。



その女の子はトイレから戻る途中でした。




「あっ,ごめん」




男の子は謝って教室に戻りました。





さあ,


彫ろう





思って


小刀を木版に当てると,




小刀に












ついています。






あれ,


どこか切ったかな。


と,


指や手を見ても切れていません。



おかしいなあ。





思いながらも



木を削っていました。




と,



突然










「きゃーっ」







いう叫び声が



廊下から



しました。






そこには,





男の子とぶつかったときに首を切られて,





息絶え絶えの女の子が倒れていたのです。







かすかな声で



痛いよう。痛いよう。」





と泣きながら



言いつづけています。






救急車で運ばれたのですが,







午後4時42分,



女の子は




苦しんで



苦しんで





この世を去って



しまいました。






それからと言うもの,


午後4時42分になると, 



人気のない



廊下の



角で



「いたいよう。いたいよう。」




という



女の子



声が


するのです。









これは事実をもとに作られた話ですが・・・



ここからは実話部分です。


その女の子は




現在


ある市に住んでおられます。



男の子も




現在どこかにおられます。



廊下で


ぶつかったまでは


本当のことで,



女の子は




服が破れ,




少しきり傷を受けたそうです。




その小刀は,



現在も



その小学校の



校長室に



保管されていて,


女の子の



了解を得て,




「廊下で走らない。


4時半には校舎から出る。」







いう


決まり




ために


語り継がれています。




ところが,






話が



作り話なのに



本当に



その







幽霊




出ました。




それが,






次の



「こぼれたバケツの水」



です。



次回




17.【こぼれたバケツの水】(実話体験談)




ほんと 怖かったです。





15.【おいで】実話体験談)
むかし,
私が4~5歳のころ,
祖父と縁側で涼んでいたときのことです。
正面のイチョウの木に,
なにやら白いものが手招きしています。

「おじいちゃん。あれ,なに?」

「えっ,うん。なに?どれ?」

私は指を指しました。

「あの木の上の白いもの。」


と,


とたん,

私は金縛りにあいました。



「おれをゆびさしたなぁーーー。

おれをゆびさしたなぁーーー。

おれをゆびさしたなぁーーー。

おれをゆびさしたなぁーーー。

おれをゆびさしたなぁーーー。

・・・」

と,

頭の中で叫び,

白いものが
私におおいかぶさってきました。

そして,

とうとう

私はその白いものに包まれてしまいました。

「おいで。」

ささやくような
おぞましい声
が聞こえて

私をどこかへ連れて行こうとします。

ほんの一瞬でした。

「けんちゃん。けんちゃん。どうした?しっかりしなさい。」

という,
祖父の声で
目が見えるようになり,
手足も動くようになり,
全身のしびれも
すうぅっと消えたのでした。

それからは,
イチョウの木のてっぺんを
指さすのが

怖くなったのでした。

次回は


16.【血のついた小刀】
(実話です)

14. 【投げたなぁーの畑】


 畑に石を投げると許されない。


この畑に


石を


投げると,


畑から




芋が


たくさん


わいて出て




「いたい」




「いたぁい」



と耳元で



ささやくように



泣きます。



 あまり



たくさんいるので




ぞぉーと


します。








(このような状態を「芋の子を洗う」といいます。)


次回からは私の体験談です。


ほんとにあった怖い話です。


15.【おいで】(実話体験談)

ホントに怖かった・・・


13. 【足止(ど)まりの坂】

山で下り坂を走ると許されない

ここの


下り坂で



走ると,




後ろから

だれかに

体を押されるような気がして










スピードが出ます。



「あぶない」

  と

   思って

       止まると,

             後ろから




誰かが





呼ぶような


気がします。








振り返ると

   ・

   ・

   ・




おしまい。



 話を途中でやめてしまいます。




次回は

14.【投げたなぁーの畑】

 畑に石を投げると許されない。



12.【背なめっこ】


脅かして走らせないというのもなんですが・・・

廊下を走ると取り憑かれる話です。


 さて,

ここには

目に見えないけれど

お爺さんとお婆さんがいる

と言いましたが,


もう一匹


2人の飼っている


不思議な動物がいるのです。




 それは




「せなめっこ」



という妖怪です。


 とても薄く,

布のような形でちょうど手ぬぐいのようですが,


もっと薄いのです。


 この妖怪は,


全部で20匹おり,

廊下を走る子の

背中に

ひたっと

ひっ付いて

はなれなくなるのです。



そして,



夜ともなると,

その子の背中を


ぺろぺろ


ぺろぺろ


 と


なめだすのです。



朝まで・・・




 寝る前に,

「せなめっこさん,もう,廊下は走りません。」

と心の中で


10回,

誰にも知られないように思うと

離れていくのです。



でも,

ほんとうに

心の底から思わないと


朝まで


・・・




次回は

13.【足止(ど)まりの坂】

山で下り坂を走ると許されない



子どもはちょこまかと走り回るものです。
元気が良くていいのですが,廊下や危険な場所でも走ります。

11. 【喉かき爺さん】

キャンプでは,夜遅くまで起きていて
夜大声や奇声を出すこもたまにいます。

ぼそぼそとしゃべる子もいます。

そんな子はと許されない。
というお話です。



 みんなには見えないけれど,

ここには

おじいさんと

おばあさんが


住んでいます。

何をしているかって・・・




それは





みんなを見守っていてくださってるのです。



 ひとりは,


「おすなばあさん」

と言って,
とても順番を気にする
おばあさんです。




 そして,

もうひとりは




「のどかきじいさん」

です。


 このおじいさんは,


昼間はうんと騒ぎ夜はトンとしゃべらないおじいさんで,




夜うるさい子どもが





大嫌いなのです。



 もし,




夜大声で騒いでいると・・・



どこからともなく



にゅー



と出てきて,





騒がしい子どもののどをつかもうとするのです。


しかし,

うまくつかめないので何度も何度もするので,


なんだか喉をかかれているような,




こそばいような感覚になるのです。




 そんなときは,




静かにして


「のどかきじいさん。許してください。小さい声で話します。」





を心の中で


10回言えば



許してもらえるのです。







きっと許してくれるでしょう。






たぶん。




なのに


約束を破って



大声を出すと


夢の中で


のどをかきむしられるのです。









次回は
 
12.【背なめっこ】
子どもはちょこまかと走り回るものです。
元気が良くていいのですが,廊下や危険な場所でも走ります。脅かして走らせないというのもなんですが・・・。

廊下を走ると取り憑かれるという話です。