11. 【喉かき爺さん】
キャンプでは,夜遅くまで起きていて
夜大声や奇声を出すこもたまにいます。
ぼそぼそとしゃべる子もいます。
そんな子はと許されない。
というお話です。
みんなには見えないけれど,
ここには
おじいさんと
おばあさんが
住んでいます。
何をしているかって・・・
それは
みんなを見守っていてくださってるのです。
ひとりは,
「おすなばあさん」
と言って,
とても順番を気にする
おばあさんです。
そして,
もうひとりは
「のどかきじいさん」
です。
このおじいさんは,
昼間はうんと騒ぎ夜はトンとしゃべらないおじいさんで,
夜うるさい子どもが
大嫌いなのです。
もし,
夜大声で騒いでいると・・・
どこからともなく
手が
にゅー
と出てきて,
騒がしい子どもののどをつかもうとするのです。
しかし,
うまくつかめないので何度も何度もするので,
なんだか喉をかかれているような,
こそばいような感覚になるのです。
そんなときは,
静かにして
「のどかきじいさん。許してください。小さい声で話します。」
を心の中で
10回言えば
許してもらえるのです。
きっと許してくれるでしょう。
たぶん。
なのに
約束を破って
大声を出すと
夢の中で
のどをかきむしられるのです。
次回は
12.【背なめっこ】
子どもはちょこまかと走り回るものです。
元気が良くていいのですが,廊下や危険な場所でも走ります。脅かして走らせないというのもなんですが・・・。
廊下を走ると取り憑かれるという話です。