ぼくと手品
長らくブログの更新をしていませんでした。統合失調症で半年ほど入院していたのですが、そこで「再会」したのが手品でした。マジシャンだという患者さんがいて、彼は使い古された備品のバイシクルを手に、アンビシャスな何とかとか、ライジングな何とかを華麗に披露され、僕の度肝を抜いたのです。僕は抜かれました（卑猥な意味ではありません。いいですね？^^)。手品自体は高校生～大学生の時分に少し齧ったくらいで、その彼が言ってはった「フォールスカット」「キーカード」といったワードにもなんとか付いていくことができ、自らの記憶力に驚きました。大事な約束とかはすぐ忘れるのにね。（笑さて、帰宅したぼくはさっそくバイシクルを買いに某ハ０ズに向かいました。ただ、これがまた高い。のちに知ることになるのですが、練習用に買うのであれば,マジックショップ、あるいは手品屋さん、もといマジック用品専門店で買うのが一番格安だということに気づいたんです。そして先日、フレンチドロップさんを訪れました。ぼくはちょっと背伸びをして、「ゴールドスタンダード」という、Bee シリーズ（同じ会社のもの）と同質というバイシクルを買いました。それでも６００円ちょっとだったので、ハＯズで通常デックを１パック買うことを考えれば、安いもんです。で、同時に買ったのは cheek to cheek というトリックデック。「表裏がバラバラになったデックで、選んだカードだけが表になる」という現象を起こせるデックです。解説書にはドロップさんオリジナルの手順も書いており、アンビシャスの現象をも起こせると知って狂喜乱舞いたしました。お買い物のついでに、ダブルリフトの技法を詳しく教えていただきました。とてもとても感謝しきれません。スタッフさんいわく、これはもう慣れるしかないとのこと。「私も最初は出来なかった」と、とても腰の低く、正直な方で、感銘を受けました。リフトの方法も１つだけに固執する必要はないとのこと。ぼくに合った、ミスディレクションも効かせた技法展開が必ずあるはず、とのアドバイスも。フレンチドロップさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとう。話はもどって cheek to cheek デックについて。Ｊに挟まれた Ace 、あるいは３カードモンテ → アンビシャス → トライアンフとルーティンを組めるデックだと判明しました。ちょっと無理がありますが（スートが違う）、Devil's Elevator も演じることができると思います。精進のし甲斐があるということですね。 ------------------------------------------------当初はカードマジック専門でやっていくになる算段でしたが、Youtube でダイソーさんの手品グッズ紹介動画を見ていると、物欲がむらむらと沸き起こってしまいまして、ついにいくつか買ってしまいました。詳細は次の記事にて。それでは、また。
