スパイク履き替えるだけで本当にタイムが縮まるのか? | Satoru's Athletics Practice Diary (さとるの陸上競技練習日誌)

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40代男性の800mオンリー系ブログです。

コンパートメント症候群でまともにJOGさえできないうえに、鍼の施術事故により左脚下肢神経を損傷したため流しもできなくなりましたが競技継続模索中。

6/20(木)@瑞穂北陸
600m(9割、後から踵接地で切替なし、設定:疲労発生させず楽に速く):1分39秒87
流し300m×2本
スクワット200回
懸垂

 


朝起き左中シンスプ及び左膝裏は明確な気になりはなしですが、
 

起床後は動作時に左肩に痛みあり。
 

 

 

 

左肩は日中何もしなくても常時軽度の痛みがある状態。




この日の練習は前日水曜日からのスライドでカオスランドでトライアル。
 

同時に新しく購入したスパイクの使用感を流しで確認。




2020年に左中シンスプに障害を負ったこともあり、記録が望めるような状態ではないため

 

何を履いて走ろうがそれで多少タイムが左右されたとしても関係はなく、
 

叩きつけるような接地まで求められる(?)厚底シューズへの移行が済んでいなかったのですが、

 

使っていたスパイクは靴底に亀裂が入ってしまっていて既に助力を得られていないこと、

 

隔日で本数を管理すればスパイクを履いて走ることができるようになり

 

多少は接地衝撃に耐えられる感触を持てるようになってきたこと、


昨年2023年の記録は上回って多少はパフォーマンスを出せる状態にあることから、
 

履くだけでタイムが数秒短縮できるらしい厚底タイプのスパイクを初めて履くことにしました。

靴の重さはピンなしで144g(27.5cm)。
 

これまで使ってきたスパイクは(ピン付きかどうか不明ですが)186g(27.5cm)。
 

厚底であっても靴の重量は増していない感触。




アップのジョギングは最初から最後まで左肩に軽度の痛みあり。
 

左中シンスプは時間が経つにつれて違和感が上昇して炎症感手前。
 

腰には張り気味感があり、右脚前脛はもやがかりそうな感覚あり。
 

縦方向の動きは左膝裏に突っ張り感まではありませんでしたが、十分可動できている感はなし。
 

横方向の動きは序盤に大きく姿勢崩れあり。
 

アップの流しは立ち上がり後はスムーズに走れていますが、

 

本数を重ねても腰を下せていない猫背姿勢での加速で、

 

追い風下だからある程度走れているだけで、減速区間で左肩に痛みがあり。


インターバルでは1本目の走行後のみ少し身体に垂れ下がる感覚があり、
 

本数を重ねるにつれてインターバルでの左中シンスプの違和感が上昇。

新しく購入したスパイクを履いた流しは、スパイクを履いた時に
 

足裏の前面だけ浮き上がってしまっている逆ハイヒールを履いている感覚。
 

アップシューズを履いた流し同様、猫背姿勢で腰をおろして加速できておらず。
 

立ち上がり後は足裏の前側に小さな楕円形のボールが付いている感覚があり、
 

遅すぎ感はありませんがスパイクを履いたことにより速く走れている感覚はなし。
 

脚に力を入れてもスピードが増す感覚がありませんが、
 

脚に力を入れなくてもそれまでのスピードは維持できている走行感で、
 

どのように走ればいいのかつかみ取り切れず。




アップ終了時点で左中シンスプは軽度の炎症感がある状態で、
 

まずはアップシューズに履き戻して600m。




加速は地面を捉えることができず失敗してスムーズ立ち上がることができず。
 

立ち上がり後のピッチリズムは明らかに遅く、

 

向かい風の抵抗感の中をその遅い走行感覚を変えることなく維持。

ホームストレートに入ってさらに向かい風の抵抗感が強まる中を走行維持。

200m過ぎのカーブ区間に入っても(やや弱まりましたが)向かい風の抵抗感が続く中を走行維持


(結局バックストレートを除いて全て向かい風でした)。

300mのカーブ出口のところで動作方向が定まっていないウィールチェア2レーンに居たため
 

急に3レーンに出ざるを得ませんでしたが、走行感覚に影響はなく走りを維持。
 

400mからのカーブ区間でも走りを維持していましたが、

 

500mのカーブ出口手前から身体に変化を感じ出し始めて、
 

ホームストレートは向かい風の抵抗の中をやや脱力し過ぎた感はありますが

 

力まないようにして600m終了。




停止時点で左中シンスプの違和感はスタート前と比べてやや上昇していますが、
 

新しいスパイクに履き替えて300m流し。
 

靴の感触確認のため、今回はゆっくりよりもさらにゆっくり走行。




加速は斜め下方向に真っすぐ押せず、立ち上がり時に身体が前方方向に跳び出す感覚なし。
 

立ち上がり後は母指球裏はじめ足裏の前側に小さな楕円形のボールを踏んでいるような感覚があり、


遅すぎ感まではないけれど速く走れている感覚はなし。
 

100mからのカーブ区間で靴の中で足が遠心力で横方向カーブ外側にずれる感覚があり、
 

靴を横方向に斜めにして接地できる感覚がなく垂直方向にしか接地できないため
 

余計に内側に身体を傾けることができずに棒立ち走行。
 

足裏前側のボール感触を踏むようにするとストライドが短くなる感があるので、
 

あげた膝を前に引き付けてバウンディング姿勢をとりつつも

 

足裏前側のボールの感触を踏むように努めて走行。
 

ホームストレート入口までに結構脚の力を使っている感覚があり、
 

ホームストレートは向かい風の抵抗の中を上げた膝を前に引き付けて

 

バウンディング姿勢をとりつつも足裏前側のボールの感触を踏むようして走りますが、
 

あまりバウンディング姿勢をとれておらず足裏前側のボールを踏んでいる感触があるだけの

 

短いストライドで300m終了。




停止時点で左中シンスプの違和感がやや上昇しましたが、2本目の300m流し実施。




2本目も立ち上がり時に身体が前方方向に跳び出す感覚なし。
 

立ち上がり後の足裏前側にあるボールの感触は弱めで、
 

脚に力を入れているのか力を入れていないのか不定な感覚の走り。
 

100mからのカーブ区間は靴を横方向に斜めに倒せないので1本目同様棒立ち姿勢で、
 

あげた膝を前に引き付けてバウンディング姿勢をとりつつも

 

足裏前側のボールの感触を踏むようにしてリズムは維持して走行。
 

ホームストレートは向かい風の抵抗の中をバウンディング姿勢をとりつつも

 

足裏前側のボール感触を踏むようにしてなるべくストライドを維持するように走行して300m終了。

停止時点で左中シンスプの違和感はやや上昇。




厚底スパイクは力を入れて走ってもスピードが増すわけではなく、
 

力を入れなくてもスピードを維持できることで最後まで脚力を残すことができるから

 

速く走れるようでした。
 

力を入れて走るとスピードアップに繋がらないのに無駄に力を消耗するだけで
 

これまで以上に力を使ってしまった感覚がありました。
 

力を入れない走りだと力を抜き過ぎると非運動モードに陥る可能性があるので、
 

力を入れなくてスピードを維持できる出力感を上手く身につける必要がある印象を受けました。