PY1344497

◆前日終値

日経平均21816、米ドル113.4、長期金利0.050、原油53
騰落レシオ92、25日平均乖離-0.24、空売り比率42.6

 

◆寄り前動向
ダウ+0.29%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続伸。

Date Open High Low Close    
Dec 13, 2018 24,575.86 24,740.96 24,473.29 24,597.38    
Dec 12, 2018 24,509.09 24,828.29 24,509.09 24,527.27

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は70.11ドル高の24597.38、ナスダックは27.98ポイント安の7070.34で取引を終了した。英国のメイ首相が党内の信任投票に勝利し、同国の欧州連合(EU)離脱交渉を巡る先行き不透明感がやや払拭されたほか、週間新規失業保険申請件数が予想よりも減少し、米景気減速懸念が後退したことから買いが先行。しかし、米中通商協議の進展に懐疑的な見方も広がるなか、トランプ大統領が来週のFOMCでの利上げを牽制すると、上げ幅を縮小しもみ合う展開となった。

 

 

昨日の日経平均は続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月13日 21,755.13 21,871.34 21,675.66 21,816.19
2018年12月12日 21,348.4 21,631.47 21,320.72 21,602.75

13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比213円44銭(0.99%)高の2万1816円19銭と、5日以来およそ1週間ぶりの高値で終えた。米中貿易摩擦への懸念後退を手掛かりとした海外ヘッジファンドなどの買いが前日に続き優勢だった。海運や鉄鋼、金属製品など今年の下落率が大きかった景気敏感株の上昇が目立った。

 

中国がハイテク産業育成策「中国製造2025」を見直し、海外企業の参入に柔軟に対応するとの12日の報道を好感し、同日の米株式相場が上昇。日本時間13日朝には複数の海外メディアが「中国が米国産大豆を大量に買い付けた」と伝え、貿易摩擦の緩和期待がさらに高まった。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆3993億円と低水準だった。売買高は13億3279万株。東証1部の値上がり銘柄数は1583、値下がりは482、変わらずは61だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウは上昇でしたが、昨日まで上がりすぎていた日経平均は今日はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は切り返して窓を埋めましたが、その後は急激な右肩下がりの展開となっています。

 

ぶん投げですね。

昨日まで先物がかなり無理をして日経平均を釣り上げていました。

建玉の状況からSQで21500を切りたくないんだろうなと思っていたのですが、昨日も21800より上で釣り上げていたので、SQ21750を必要とする主体がいたようです。

 

昨夜のNYダウは終値では上昇ですが、高値安値とも切り下げてますので、実質は下落です。

米中貿易摩擦の方針転換を確信したのであれば、アメリカ市場はこんな値動きにはならないと思います。

欧州は3連騰ですが値幅は小さく、メイ首相の信任を材料にした小反発と思われます。

世界の株価がついてこない中、日経平均だけちょっと無理しすぎたようです。

 

SQは21600台ですので、昨日まで釣り上げていた玉も含めて、この買主体は大きな損失になったものと思われます。

釣り上げの起点を12/12の始値とすると、そのあたりまでは一気に戻ってしまうと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均21603、米ドル113.5、長期金利0.055、原油51
騰落レシオ88、25日平均乖離-1.27、空売り比率43.6

 

◆寄り前動向
ダウ+0.64%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Dec 12, 2018 24,509.09 24,828.29 24,509.09 24,527.27    
Dec 11, 2018 24,719.91 24,791.26 24,221.06 24,370.24

米国株式相場は上昇。ダウ平均は157.03ドル高の24527.27、ナスダックは66.48ポイント高の7098.31で取引を終了した。中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わり、米中協議の進展が意識され買いが先行。中国通信機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)幹部の釈放も好感され堅調推移となったものの、引けにかけてやや上げ幅を縮小した。

 

 

昨日の日経平均は大幅反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月12日 21,348.4 21,631.47 21,320.72 21,602.75
2018年12月11日 21,273.04 21,279.02 21,062.31 21,148.02

12日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに急反発し、前日比454円73銭(2.15%)高の2万1602円75銭で終えた。カナダの裁判所が中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の保釈を認めたと伝わり、米中の緊張緩和を期待した買いが幅広い銘柄に入った。ダイキンやピジョンなど中国関連銘柄の上昇が目立った。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆7885億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウが反騰となり、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま上げ幅を拡大しています。

 

日経平均は25日線を覗う勢いですが、ちょっと値動きがおかしいです。

昨夜のNYダウは高値から300ドル押し戻されて終了。

欧州市場は高値圏で終えており、メイ首相の不信任を心配したわけではなさそうです。

米国市場を見る限り25日線にはるかに届かず押し戻されており、米中緊張緩和へ疑念は相当残っているように見えます。

 

25日線に迫るような強い値動きをしているのは日本株だけ。というより日経平均だけです。

先物は一貫して現物を引き上げる動きを見せており、SQを控えた動きなのかもしれません。

 

25日線21873や12/3と12/11の半値21881を奪回するようであれば、市場は米中貿易戦争回避を予想し始めたということになりますが、そこまで楽観的になれるものなのかちょっと疑問です。

 

一方、あまり話題になっていませんが、昨夜欧州議会で日欧EPAが承認されました。

来年2/1から発効になります。

すべて発動すれば経済効果は実質ベースで13兆円と言われており、実質GDPの年間平均上昇分より大きいです。

値下げを伴うので実質ベースではありますが、効果は小さくありません。

金額の大きい自動車は8年かけて関税を引き下げていくので、今すぐということではありませんが。

すぐに発効されるワインなどは、来年2月以降、コンビニやスーパなどで「ワインフェア」などを見かけるようになるかもしれませんね。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均21148、米ドル113.1、長期金利0.045、原油52
騰落レシオ85、25日平均乖離-3.44、空売り比率48.5

 

◆寄り前動向
ダウ-0.22%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反落。

Date Open High Low Close    
Dec 11, 2018 24,719.91 24,791.26 24,221.06 24,370.24    
Dec 10, 2018 24,360.95 24,500.81 23,881.37 24,423.26

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は53.02ドル安の24370.24、ナスダックは11.31ポイント高の7031.83で取引を終了した。中国による米国車の輸入関税引き下げの検討が伝わると、米中貿易摩擦の先行き懸念が後退し、買いが先行。しかし、トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保を巡り、政府機関閉鎖も辞さない構えを示し、政権運営への懸念から下落に転じた。引けにかけて、再び上昇する局面もみられたが上値の重い展開となった。

 

 

昨日の日経平均は続落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月11日 21,273.04 21,279.02 21,062.31 21,148.02
2018年12月10日 21,319.47 21,365.78 21,169.96 21,219.5

11日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比71円48銭(0.34%)安の2万1148円02銭で終えた。米中貿易摩擦への根強い懸念や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る混迷など、外部環境の不透明感を背景にした売りが優勢だった。特に中国など世界景気の減速懸念を映し、素材や電子部品、半導体など景気敏感株の下落が目立った。一方、直近の安値圏とあって押し目買いも入り、上げに転じる場面もあるなど下値は限られた。東証株価指数(TOPIX)は1カ月半ぶりに年初来安値を更新した。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5012億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨夜のNYダウは反落でしたが為替が上昇しており、今日の日経平均はギャップアップのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま上げ幅を拡大しています。

 

寄り付き前にファーウェイCFOが保釈されたというニュースが入ってきたこと、また、トランプ大統領が「貿易や安全保障に有効なら司法に介入する」「貿易問題で習近平主席と会談しても良い」「来週のFOMCで利上げをするなら馬鹿げている」などと忙しなく発言しており、これらが材料になっているようです。

 

また香港紙などが「中国当局が製造2025の見直し」観測を報じており、これが本当であれば全く別方向の展開になりますが、おそらくそれはないんじゃないかなと思います。

習近平氏がオバマ氏に「太平洋で世界を分けよう」と言ったり、安倍首相に「米国一強主義に反対する」などと本音を見せていましたが、此処から先はもう本音は出さないと思います。

中国側は今後こういった恭順姿勢を見せながら、裏では情報戦争を激化させていくと思います。

 

とはいえ、市場はそれなりに振り回されると思います。

昨日の日経平均はリバウンド圏まであと数十円届いていませんので、今日の上昇は自律反発ではなくニュースによるもの。

ニュースを本物と信じて進むのであれば最低でも日経21625が必要ですが、どうなるでしょうか?

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均21220、米ドル112.5、長期金利0.035、原油51
騰落レシオ87、25日平均乖離-3.25、空売り比率45.9

 

◆寄り前動向
ダウ+0.14%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは反騰。

Date Open High Low Close    
Dec 10, 2018 24,360.95 24,500.81 23,881.37 24,423.26    
Dec 07, 2018 24,918.82 25,095.62 24,284.78 24,388.95

米国株式相場は上昇。ダウ平均は34.31ドル高の24423.26、ナスダックは51.27ポイント高の7020.52で取引を終了した。米中貿易摩擦を巡る懸念や英国のEU離脱案の採決を控えて、アジア・欧州株が全面安となり、寄付き後から下落する展開となった。英国でEU離脱案の議会採決が延期されると、ダウは一時500ドルを超す下落となった。午後にかけて、ハイテク株を中心に買い戻しが広がり、上昇に転じた。

 

 

昨日の日経平均は大幅反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月10日 21,319.47 21,365.78 21,169.96 21,219.5
2018年12月7日 21,643.75 21,734.94 21,506.45 21,678.68

10日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落した。前週末比459円18銭(2.12%)安の2万1219円50銭で終え、10月29日以来の安値を付けた。前週末に米政府高官から90日の期限内に米中貿易交渉で合意できなかった場合には、中国製品に対し追加関税を課すとの発言が相次いだ。米中貿易摩擦が激化するとの懸念から、7日の米株式相場が大きく下落。貿易問題が世界景気の減速につながるとの警戒で、10日は中国などアジア株が全面安となったことも投資家心理を冷やし、中国関連を中心に幅広い銘柄に売りが出た。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2704億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが反騰となり、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後は下落に転じ、前日安値を割り込みましたが再び上昇。揉み合いになっています。

 

昨夜のNYダウは500ドル超の下落になる場面もありましたが、プラス圏まで戻して終了しました。

連日のように長い下ヒゲになっていますが、リバウンドポイントに達していないので、まだ大きく反騰できる状況ではなさそうです。

下げの理由はBREXITを巡るイギリスの議会採決の延期があったからですが、「アメリカはBREXIT関係ないだろ」ということで買い戻されたようです。

10月安値を割り込んだものの、水準的に買い戻されたわけではなく、ニュースに振り回された感があるので、まだじゃないかなと思います。

 

日経平均も今日であれば21000を割り込まないと大きく反騰する水準ではないはずですが、どうなるでしょうか?

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均21679、米ドル112.8、長期金利0.055、原油52
騰落レシオ97、25日平均乖離-1.34、空売り比率45.2

 

◆寄り前動向
ダウ-2.24%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは大幅反落。

Date Open High Low Close    
Dec 07, 2018 24,918.82 25,095.62 24,284.78 24,388.95    
Dec 06, 2018 24,737.42 24,951.01 24,242.22 24,947.67

米国株式相場は下落。ダウ平均は558.72ドル安の24388.95、ナスダックは219.01ポイント安の6969.25で取引を終了した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPEC加盟国が減産で合意し、原油相場の上昇に伴い買いが先行。11月雇用統計で非農業雇用者数が前月比15.5万人増と予想を大きく下振れ、平均時給の伸びも前月比横ばいとなった。米景気の後退懸念が強まり、1月以降の追加利上げ観測が後退するなか、改めて米景気の鈍化が意識され、大幅下落となった。

 

 

昨日の日経平均は反騰。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月7日 21,643.75 21,734.94 21,506.45 21,678.68
2018年12月6日 21,766.5 21,805.02 21,307.72 21,501.62

7日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比177円06銭(0.82%)高の2万1678円68銭で終えた。6日の米株式相場の急速な下げ渋りで投資家心理の悪化に歯止めがかかり、株価指数先物の売り方による買い戻しを誘った。日経平均は前日までの3日間でおよそ1000円下落していたため、値ごろ感を背景とした見直し買いも入りやすかった。小売りなど内需関連株の一角が買いを集めた。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5406億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨夜のNYダウが大幅下落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は窓を開けたまま軟調に推移しています。

 

土日を経て時間が開いたことで、頭の切り替えが進んだ人も多いのではないかと思います。

米中首脳会談を経て貿易摩擦が収束に向かうだろうと考えていた人も、ファーウェイCFOの逮捕を見て「様子がおかしい」と感じたと思います。

 

トランプ大統領に対する見方を変えた人がどのくらいいるのかはわかりませんが、その割合が大きいほど急激な相場下落になります。

今週はそれを見極める週になりそうです。

 

 

【解説】 ファーウェイ副会長逮捕、米中ハイテク貿易戦争の「人質」

 

中国の情報通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が、米国の要請を受けたカナダの捜査当局に逮捕された。このことの象徴的な意味合いと重大性は、いくら強調しても強調し足りない。

 

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46478153

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 

ファーウェイのCFOが逮捕されました。

ことの重大さを最もよくまとめているのが上記の記事だと思います。

全文を読んでいただくことをお勧めします。

 

本文の最後はこう結んでいます。

「両国ともグローブを脱いだ。遠慮はおしまいで、本気の戦いが始まる。」

 

投資において、リスクの見積もりは重要です。

どのくらいの影響度合いなのか?

数学の証明ではないので、証拠は不要です。証拠がなくても確からしいことは取り入れていかないと正しい見積もりができません。

証明されるまで待っていては間に合わないのです。

かといって妄想の類まで入れると、見積りを誤ってしまいます。

未確認情報も含めて、慎重に適切な大きさまでリスクを想定する必要があります。

 

例えばtechnoteの場合、ロシアゲート疑惑は、今のところリスクとしてはあまり考慮していません。

票数を直接書き換えたのならともかく、ロシアがアメリカ社会の分断を企図してサイバー攻撃に及んだとして、なぜそれがトランプ氏を大統領選勝利にまで導けるのか?動機という面でかなり無理があると思います。

 

一方米中貿易問題については、これは単なる貿易不均衡を巡る交渉事ではなく、覇権をめぐる全面戦争まで考慮する必要があると思っています。

米中当事者の誰の口からも「覇権」という言葉は出ておらず、「覇権戦争である」というのは未確認情報ですが、習近平氏がオバマ氏に言った「太平洋で世界を分けよう」という不遜な言葉や、先日のペンス副大統領のハドソン研究所の演説などから考えて、軍事力を使った交戦状態に至るかまではわかりませんが、いずれ全面的な経済戦争になることは避けられないだろうと思います。

 

それでは今回のファーウェイCFOの逮捕はどうなのか?

案外あっさり釈放されるかもしれませんが、場合によっては十年に一度の大事件。経済史に残る疑獄事件に発展する可能性があるのではないかと思っています。

 

 

事件の経緯

逮捕が報道当日12/6ではなく、12/1であることを真っ先に報じたのはBBCだと思います。

Huawei finance chief Meng Wanzhou arrested in Canada

https://www.bbc.com/news/business-46462858

 

”Meng Wanzhou, Huawei's chief financial officer and deputy chair, was arrested in Vancouver on 1 December.”

 

12月1日・・?なんで5日間も報道されなかったんだろう?誤報じゃないのか?と思っていろいろ調べたのですが、その時点で12/1逮捕を報じているのはBBCだけでした。

その後の報道をまとめると、やはり逮捕は12/1。報道が遅れた理由は報道規制がかかっており、規制がかかっていた理由はCFO自身が報道を望まなかったからとされています。

おかしいですね。辻褄が合いません。

 

12/1は米中首脳会談が開催されていましたが、報道によればこのときボルトン補佐官は逮捕を認識していたが、トランプ大統領は知らなかったとされています。そんな事がありえるのでしょうか?

 

一方、相手方の中国は知らなかったのでしょうか?

報道がなくても逮捕の知らせはすぐに中国政府当局に届きそうなものですが、CFOは一人で行動していたのでしょうか?

一人で行動していたとして、5日間誰とも連絡を許されず、飛行機で到着する予定のCFOが行方不明になっているのに、ファーウェイ側でも何も把握できなかったのでしょうか?

これもよくわかりません。

 

しかし現実を見ると、米中会談後に中国はリップサービスに努め、「米中の信頼醸成にとって良い会談だった」「90日で合意形成できるようロードマップを決めて鋭意作業を進めていく」などと発言しており、アメリカ車の関税を先に引き下げ、ブッシュ元大統領の逝去に追悼のメッセージを送っています。

そしてその後CFOの逮捕報道を受けて中国政府側から「事実無根だ」との発言がありましたが、その後は黙ってしまいました。

中国はアメリカを信じ、頑張れば関税を取り下げてもらえると思っていたフシがあります。

中国側の行動を見る限り、報道が出るまで知らなかったというのが妥当なところだと思います。

 

しかしよくやりますね、トランプさんは。

対中貿易赤字はアメリカ国民がアメリカ製品より中国製品を望んだ結果なのですが、それを中国側の責任に転嫁し、中国を攻撃した上で改善を要求。

中国は恭順を示し、140項目の改善リストを作成。

外で一緒にご飯を食べて仲直りをし、「良い会談だった、頑張って改善するよ!」と相手が言っている裏で、平身低頭している相手の家に火をつけたようなものですからね。

なんというか常人では考えられない裏切り戦略です。

 

トランプ氏は裏切り戦略を得意としており、不動産業でもこういった手法で相手を潰しながら成り上がってきました。

トランプさんらしいやり方とも言えます。

 

盛大に面子を潰され、トランプさんのやり方を理解した中国は、今後トランプさんを信用することはもう無いでしょう。

米中貿易交渉がまとまるとは思えません。

トランプさんもそれは承知であり、逮捕後、呼応するようにイギリス・日本などが矢継ぎ早にファーウェイ製品の締め出しを発表するなどしており、事前に根回ししていた可能性があります。

 

ファーウェイCFOの逮捕は、事実上の宣戦布告。アメリカ流の真珠湾攻撃だったのかもしれません。

手札をオープンしたら、あとは足を止めて殴り合うだけ。

遠慮なく相手を叩き潰すまでやると思います。

 

「トランプさんの言動は駆け引きだから、中国とは妥当なところで手を打つだろう」

「中間選挙向けのポーズだろう」

「航空機や大豆をたくさん買ってもらえば、関税はやめるだろう」

こういった甘いリスク見積は、もうやめたほうがいいと思います。

 

株価はどう動くのか?

個人的には、もしかしたらファーウェイ・ショックは、2007年の相場下落の起点になったパリバショックに相当するのかもしれないなという予感がしています。

株式投資をしていた母親が当時、2007年8月の株価急落の際に、「どうせまた18000円まで戻るわよね?」と同意を求めてきたのを覚えています。

「うーん、でもこれ何年かに一度の出来事だからなあ。戻るんだろうか?」と返事した記憶があります。

そしてその後、株価は戻りませんでした。

ファーウェイショックが米中覇権戦争の宣戦布告なら、30年戦争の幕開け。

もしそうなった場合は、今回も株価は戻らないと思います。

 

12/6のNYダウは長い下ヒゲとなりました。

 

前日比800ドル下落のあと、700ドル戻るという、あまり見たことのない長大な下ヒゲとなっています。

長い下ヒゲはテクニカル的には買サインですが、今回は当てはまらないかもしれません。

 

なぜ買いサインになるかというと、様々な思惑で売買している投資家が集まって相場を形成した結果買い戻されたのであれば、多数の人の合意が形成されたことになります。

しかし今回は本当に合意が形成されたのかが問題になります。

 

まるで逮捕がフェイク・ニュースだったかのように大きく買い戻されていますが、こんなに大きく買い戻されたのでは前日から仕掛けていないと利益が乗らないはずです。

実際、DAXは買い戻されずに終了しています。

 

逮捕前日はアメリカは休場だったため、更に前日の12/4から仕掛けていないと今回の相場で利益を上げることはできなかったはずです。

実際にNYダウは12/4に800ドルの大きな下落となっており、逮捕を事前に知っていた関係者が仕掛けたのではないかという見方も出ていますが、真偽は定かではありません。

 

フェイク・ニュースでもないのに、なぜこんな思い切った買戻しが出来たのか?

ニュースが流れてから売った人は、全員損をしています。

「ニュースが流れる前にあらかじめ売っておいて大きな儲けが確定した人」でないかぎり、こんな買戻しは出来ないはずです。

事前に情報を得ていた人から見れば「知ったら終わり」ですが、事前に予想されていた事柄でない限り、材料出尽くしにはならないはずです。

 

先物手口などから見て、12/4に大きく売って12/6に大きく買戻したのは、やはり米政権に近いあの投資銀行でした。

情報は漏れていたと考えるのが自然じゃないかなと思います。

もしかしたら数年後、BigShort2として映画化されるかもしれません笑

 

そして一番影響を受けるはずの上海市場は、なぜか下がりませんでした。

もしかしたらノーダメージを装う中国政策当局のPKOが入っているのかもしれませんが、これも憶測です。

 

衆人合議でない不自然な投資家がいる市場では、テクニカルはうまく機能してくれません。

日本株も日銀ETFによって日経平均の波形は崩れており、TOPIXを見たほうが実態を反映しています。

今回のファーウェイ・ショックも、実態を見るのであれば、仕掛けの入ってなさそうなDAXを見たほうがいいと思います。

DAXは1月以降、坦々と安値を切り下げています。週末の株価もほとんど戻さず終了しました。

来週以降、全員が同じ情報を得て衆人合議のマーケットになりますが、日本株も底割れしないで済むとは考えにくい状況だと思います。

 

震源地アメリカでは12/1の米中首脳会談後に株価が高騰。

12/3のNYダウは25980-25670となっています。

中国は会談後に「関税全廃も協議していく」と発言。

中国当局も、12/3に買った人も、騙されたことになります。

 

12/3の値段帯に戻るには、見通しがもとに戻ること。

具体的には中国がアメリカの条件をすべて呑み、CFOが釈放され、製造2025と覇権の夢を諦め、米中関税が全廃される見通しにならない限り、この25670を奪回するのは難しいのではないかと思います。

12/3の値段帯を最大リスクとして、坦々と売っていくのがよさそうです。

 

事件が広がりを見せるかどうかまだわかりませんが、とりあえず表題は「ファーウェイ・ショック1」にしておきます。

 

 

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PY1344497

◆前日終値

日経平均21502、米ドル112.9、長期金利0.060、原油52
騰落レシオ96、25日平均乖離-2.15、空売り比率47.2

 

◆寄り前動向
ダウ-0.32%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは続落。

Date Open High Low Close    
Dec 06, 2018 24,737.42 24,951.01 24,242.22 24,947.67    
Dec 04, 2018 25,752.56 25,773.12 25,008.11 25,027.07

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は79.40ドル安の24947.67、ナスダックは29.83ポイント高の7188.26で取引を終了した。中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受けて、米中貿易交渉への影響懸念からアジア・欧州株が全面安となり、米国株にも売りが先行。本日のOPEC(石油輸出国機構)総会や、明日のOPEC非加盟国を加えた閣僚級会合を見極めたいとの思惑から、原油相場が下落したことも相場の重しとなった。ダウ平均は一時800ドル近い下落となったものの、引けにかけて急速に下げ幅を縮小する展開となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅続落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月6日 21,766.5 21,805.02 21,307.72 21,501.62
2018年12月5日 21,755.17 21,979.18 21,708.82 21,919.33

6日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。前日比417円71銭(1.9%)安の2万1501円62銭で終え、10月30日以来の安値を付けた。中国の通信機器大手の幹部が逮捕されたと伝わったことをきっかけに、米中の貿易摩擦問題に対する警戒が再燃。コマツなど中国関連株や電子部品関連を中心に売りが出た。アジア株に加え、米株価指数先物が下落したほか、外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも投資家心理を冷やした。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆7165億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨日のNYダウは下落でしたが、大きく買い戻されて終了したため、今日の日経平均は堅調なスタート。

寄り付き後は右肩下がりの展開となっています。

 

昨夜のNYダウは800ドル下落のあと700ドル戻すという異様な展開になりました。

ファーウェイのCFOは12/1にすでに逮捕されており、米中首脳会談はその中で行われたことになります。

報道規制が敷かれていたため明るみに出なかったのですが、その理由はCFO自身から報道しないでほしいと要請されたためと報道されており、かなりおかしな展開になっています。

 

12/3からの下落は、事前に逮捕情報を得ていた関係者のインサイダーとの話も出ていますが、真偽の程はわかりません。

仮にインサイダーだったと仮定すると、800ドル下げ→800ドル下げ→700ドル上げで終了しているため、仕掛けた筋は完全に買い戻しているものと思われます。


今後どういうふうに動くのか?

昨夜の買い戻しは大きな下ヒゲとなり、テクニカルから考えると底打ち反転と考える人も多いと思いますが、これは状況をよく考えたほうがいいと思います。

通常このような反転は材料が出尽くしたとき、問題が解決したとき、陰の極に達したときですが、今回はそうではありません。

ファーウェイ事件が揉めるのはこれからです。

テクニカル的にもリバウンドポイントに達しておらず、衆人合議で反転するポイントではなかったと思われます。

 

現状は仕掛けが一旦クリアになり、逮捕の事実だけが残っています。

今日の寄付きで買った人は、値動きだけ見て慌てて飛びついた人。

跳ね上がったところは売ったほうがいいと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均21919、米ドル113.0、長期金利0.060、原油53
騰落レシオ107、25日平均乖離-0.32、空売り比率46.5

 

◆寄り前動向
ダウ-3.10%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは休場。

Date Open High Low Close    
Dec 04, 2018 25,752.56 25,773.12 25,008.11 25,027.07    
Dec 03, 2018 25,779.57 25,980.21 25,670.51 25,826.43

ブッシュ元大統領の追悼のため休場となりました。

前日のNY市場の暴落を折り込みきれてなかった欧州市場は軟調となりました。

 

 

昨日の日経平均は続落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月5日 21,755.17 21,979.18 21,708.82 21,919.33
2018年12月4日 22,533.97 22,576.62 22,033.41 22,036.05

5日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比116円72銭(0.53%)安の2万1919円33銭で終えた。節目の2万2000円を下回り11月26日以来の安値となった。米国の景気減速懸念の高まりから4日の米株式相場が大幅に下落。投資家心理が悪化し金融株や輸出関連株に売りが出た。日経平均は一時300円あまり下げた。売り一巡後は個人投資家などの押し目買いが入り、下げ幅をやや縮小した。

 

米債券市場で期間が長めの金利が短めの金利を下回る「長短逆転(逆イールド)」が発生し、米景気拡大局面の終わりが近づいているとの見方が広がった。内外の金利低下で運用環境が悪化するとの見方から三菱UFJと三井住友FG、みずほFGの3メガバンク株はそろって年初来安値を更新した。

 

日経平均は前日に500円超下落していたため、朝方の下げが一服すると下値が堅くなった。電力や食品など景気動向に業績が左右されにくいディフェンシブ株に買いが入った。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆5094億円。売買高は14億6316万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1469と全体の約7割を占めた。値上がりは590、変わらずは60だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨日のNYダウは休場でしたが、寄り付き前にダウ先物が400ドル超下がる場面があり、今日の日経平均は軟調なスタート。

寄り付き後は右肩下がりの展開となり、昨日安値を割り込んでいます。

 

下落の原因となっているのはファーウェイCFO(創業者の娘)逮捕のニュースです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3860277006122018EAF000/

アメリカの要請による逮捕であり、身柄はアメリカに移送されるようです。

 

直接の容疑はイランへの不正輸出という内容ですが、それだけで収まるとは思えません。

ファーウェイは事実上国営企業であり、中国政府当局は黙っていません。

 

中華スマホの性能はiPhoneを凌駕しつつあります。

最初は盗んだ技術ですが、ファーウェイの研究開発費はアップルを遥かにしのぎ、自力で技術水準を追い越しつつあります。

iPhoneは20万円。同等の性能を持つファーウェイの端末は数万円。あれだけの研究開発費を注ぎながらなぜそんな事ができるかというと、中国政府からの補助金がふんだんに注ぎ込まれているからです。

 

実態は国家ぐるみのダンピングですが、中国人民の血税を注ぎ込んでなぜそこまでやるかというと、中国の国家戦略の中核と位置づけているからです。

世界中に中華端末・中華通信網を行き渡すことができれば、世界中から情報を好きなだけ手に入れることができます。

 

中国は覇権主義の中核としてこの情報戦争を据えており、それが製造2025の正体でもあります。

様々な部品に仕掛けたチップから得られる情報は、ビッグデータとして経済戦争でも威力を発揮するでしょうし、戦争となればスパイの役目も果たし、敵国の戦闘機を墜落させることもできるでしょう。

中国の国家戦略のど真ん中でもあり、中国がここを譲ることは絶対に無いと思います。

 

アメリカも遅ればせながらそれに気づき、対策を進めていますが、今回の逮捕はほんの第一歩に過ぎないと思います。

ゴーンさんの逮捕は個人的な蓄財が理由ですが、それとは次元が違います。

「人権」や「公正な貿易」を理由にした米中覇権戦争はすでに始まっており、これからも激しさを増すと思います。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均22036、米ドル113.1、長期金利0.070、原油53
騰落レシオ118、25日平均乖離+0.28、空売り比率46

 

◆寄り前動向
ダウ-3.10%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは暴落。

Date Open High Low Close    
Dec 04, 2018 25,752.56 25,773.12 25,008.11 25,027.07    
Dec 03, 2018 25,779.57 25,980.21 25,670.51 25,826.43

米国株式相場は下落。ダウ平均は799.36ドル安の25027.07、ナスダックは283.09ポイント安の7158.43で取引を終了した。米中貿易交渉の進展に懐疑的な見方が広がり、欧州株がほぼ全面安、米国株にも売りが先行。米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転して短期金利が長期金利を上回ったことから、米経済の景気後退への警戒感が強まり、終日大幅下落となった。ダウは一時800ドルを超す下落となった。

 

 

昨日の日経平均は大幅反落。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月4日 22,533.97 22,576.62 22,033.41 22,036.05
2018年12月3日 22,629.39 22,698.79 22,550.29 22,574.76

4日の東京株式市場で日経平均株価は8営業日ぶりに反落した。終値は前日比538円71銭(2.39%)安の2万2036円05銭だった。前日まで7日続伸し、その間に1000円あまり上昇していたため、海外投資家を中心に利益確定目的の売りが出た。米長期金利が時間外取引で一段と低下し、外国為替市場では円高・ドル安進行。株価指数先物に歩調を合わせた売りが出て、午後に入ると日経平均は急速に下げ幅を広げた。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆7343億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

━─━─━─━─━─

 

昨日のNYダウが暴落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は切り返していますが窓を埋めるには至らず、マイナス圏で推移しています。

 

暴落となった原因は長短金利逆転と言われていますが、それではなぜ長期金利がそれほど下がったのか?

これはおそらく一つには貿易戦争の寛解への疑念。米中首脳会談では共同声明はなく、中国と米国の言い分がそれぞれ違って見えること。

昨夜トランプ大統領が調子に乗って"TariffMan"などと叫んだことも、疑念に拍車をかけたかもしれません。

 

そしてもうひとつは、パウエル議長の議会証言が中止になったこと。

唐突な発表であり、クオールズ副議長は予定通り議会証言を行うのに、なぜパウエル議長はキャンセルになったのか?

議会証言があれば、例のアレ(just below)は一体何だったのか?みんな聞きたかったところだと思いますが、それが中止になってしまった。

そんな中、ウィリアムズニューヨーク連銀総裁から「政策金利はさらなる漸進的な引き上げを予想する」との発言があり、「信用ならんな」という雰囲気が漂ってしまったものと思います。

 

NY時間のVIXは株価の後追いで上昇しており、VIXによる仕掛けではないと思います。

信頼が収縮したことによる、腰の入った売りだと思います。

 

11/28のパウエル・プットでNYダウは25369まで上昇しましたが、パウエルさんが出てこない限りこれを上回るのは難しいかもしれません。

そして同じく11/28に、日経平均は22033にジャンプアップしました。

そして昨日の安値が22033。日経平均はそこからギャップダウンになりました。

22033のギャップは、しばらく埋められないかもしれません。

25日線程度あれば十分と考えて、売っていったほうが良さそうです。

 

 

 

昨日日中足は釣鐘型の波形となりました。

 

後場には日銀ETFが発動されたにもかかわらず、終盤になるほど下落速度が加速しました。

いつか見た波形です。

 

 

PY1344497

◆前日終値

日経平均22575、米ドル113.5、長期金利0.080、原油53
騰落レシオ123、25日平均乖離+2.9、空売り比率40.7

 

◆寄り前動向
ダウ1.13%
◆イベントリスク

<上昇リスク>

アベノミクス-数年に一度

<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年

FOMC出口戦略-数ヶ月~数年

トランプリスク-数ヶ月~数年

◆現況
下落

次の目標14673

◆歳時記

3/29 BREXIT

5/1 元号改定

 

昨日のNYダウは大幅続伸。

Date Open High Low Close    
Dec 03, 2018 25,779.57 25,980.21 25,670.51 25,826.43    
Nov 30, 2018 25,307.14 25,549.71 25,250.97 25,538.46

米国株式相場は上昇。ダウ平均は287.97ドル高の25826.43、ナスダックは110.98ポイント高の7441.51で取引を終了した。前週末の米中首脳会談で、追加関税を90日間留保することで合意し、貿易摩擦への懸念後退からアジア・欧州株が全面高となった。投資家心理の改善から買い戻しの動きも広がり、終日上昇となった。

 

 

昨日の日経平均は7日続伸。

日付 始値 高値 安値 終値
2018年12月3日 22,629.39 22,698.79 22,550.29 22,574.76
2018年11月30日 22,274.97 22,362.2 22,231.96 22,351.06

3日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸した。終値は前週末比223円70銭(1.0%)高の2万2574円76銭だった。1日の米中首脳会談で中国製品への追加関税の発動猶予が決まり、両国間の貿易摩擦に対する過度な警戒感が和らいだ。中国・上海株式相場の上昇も投資家心理の支えとなり、海運をはじめとした景気敏感株を中心に買われた。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆4306億円(速報ベース)だった。

 

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

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昨日のNYダウは上昇でしたが、米中首脳会談後の上昇としてはやや弱く、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。

寄り付き後は窓を埋めましたが、右肩下がりの展開となっています。

 

昨日の日経平均は半値の22710には届かず、今日はかなり急速に下落して200日線を一気に割り込みました。

昨日も出来高が少なく、売りがかさんでいると言うよりも、買いがいない印象です。