
PY1344497
◆前日終値
日経平均22036、米ドル113.1、長期金利0.070、原油53
騰落レシオ118、25日平均乖離+0.28、空売り比率46
◆寄り前動向
ダウ-3.10%
◆イベントリスク
<上昇リスク>
アベノミクス-数年に一度
<下降リスク>
イギリスのEU離脱-数か月~数年
FOMC出口戦略-数ヶ月~数年
トランプリスク-数ヶ月~数年
◆現況
下落
次の目標14673
◆歳時記
3/29 BREXIT
5/1 元号改定
昨日のNYダウは暴落。
| Date | Open | High | Low | Close | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| Dec 04, 2018 | 25,752.56 | 25,773.12 | 25,008.11 | 25,027.07 | ||
| Dec 03, 2018 | 25,779.57 | 25,980.21 | 25,670.51 | 25,826.43 |
米国株式相場は下落。ダウ平均は799.36ドル安の25027.07、ナスダックは283.09ポイント安の7158.43で取引を終了した。米中貿易交渉の進展に懐疑的な見方が広がり、欧州株がほぼ全面安、米国株にも売りが先行。米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転して短期金利が長期金利を上回ったことから、米経済の景気後退への警戒感が強まり、終日大幅下落となった。ダウは一時800ドルを超す下落となった。
昨日の日経平均は大幅反落。
| 日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年12月4日 | 22,533.97 | 22,576.62 | 22,033.41 | 22,036.05 |
| 2018年12月3日 | 22,629.39 | 22,698.79 | 22,550.29 | 22,574.76 |
4日の東京株式市場で日経平均株価は8営業日ぶりに反落した。終値は前日比538円71銭(2.39%)安の2万2036円05銭だった。前日まで7日続伸し、その間に1000円あまり上昇していたため、海外投資家を中心に利益確定目的の売りが出た。米長期金利が時間外取引で一段と低下し、外国為替市場では円高・ドル安進行。株価指数先物に歩調を合わせた売りが出て、午後に入ると日経平均は急速に下げ幅を広げた。
東証1部の売買代金は概算で2兆7343億円(速報ベース)だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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昨日のNYダウが暴落となり、今日の日経平均はギャップダウンのスタート。
寄り付き後は切り返していますが窓を埋めるには至らず、マイナス圏で推移しています。
暴落となった原因は長短金利逆転と言われていますが、それではなぜ長期金利がそれほど下がったのか?
これはおそらく一つには貿易戦争の寛解への疑念。米中首脳会談では共同声明はなく、中国と米国の言い分がそれぞれ違って見えること。
昨夜トランプ大統領が調子に乗って"TariffMan"などと叫んだことも、疑念に拍車をかけたかもしれません。
そしてもうひとつは、パウエル議長の議会証言が中止になったこと。
唐突な発表であり、クオールズ副議長は予定通り議会証言を行うのに、なぜパウエル議長はキャンセルになったのか?
議会証言があれば、例のアレ(just below)は一体何だったのか?みんな聞きたかったところだと思いますが、それが中止になってしまった。
そんな中、ウィリアムズニューヨーク連銀総裁から「政策金利はさらなる漸進的な引き上げを予想する」との発言があり、「信用ならんな」という雰囲気が漂ってしまったものと思います。
NY時間のVIXは株価の後追いで上昇しており、VIXによる仕掛けではないと思います。
信頼が収縮したことによる、腰の入った売りだと思います。
11/28のパウエル・プットでNYダウは25369まで上昇しましたが、パウエルさんが出てこない限りこれを上回るのは難しいかもしれません。
そして同じく11/28に、日経平均は22033にジャンプアップしました。
そして昨日の安値が22033。日経平均はそこからギャップダウンになりました。
22033のギャップは、しばらく埋められないかもしれません。
25日線程度あれば十分と考えて、売っていったほうが良さそうです。
昨日日中足は釣鐘型の波形となりました。
後場には日銀ETFが発動されたにもかかわらず、終盤になるほど下落速度が加速しました。
いつか見た波形です。
