東京電力が、色々な思惑を抱えながら新しい事業への
参入を発表しました。

送電線を航空路にみたて、ドローンが走れるエリアを整備して
自動操縦の形式にしたものを3年以内に企業へ貸し出しを行うという。
ゼンリンとも提携する為、地図データも正確でしょうし。

飛行機の航空路は航空保安無線施設相互を結んだ経路で
定められた高度で航空保安無線施設からの情報を頼りに
飛んでいるのが現状です。

将来的にドローンの航空路を整備して移動させるというのは
利に叶っていると言えます。
確かに山間でも家のあるところには必ず送電線があるわけで
顧客管理もなされているので情報の整備もわずかですみます。

安全面や重量にセキュリティなど・・どうするかの問題は
早々に整備をするとして、かなり現実的な提案だと思います。


今年にわかに問題となった「再配達」による物流ドライバーの不足。

私の場合は日時指定かコンビに受取りしかしていないので再配達はないのだけれど
いつの間にか駅の改札に宅配ボックスが設置しされていたり
戸建用に不在でも印鑑が押せる宅配ボックスの発売も始まりましたし
今年に入ってから大きな動きがおこっています。

話を戻すと、全国にドローンの配送と言うのは少し現実的ではないのかも
しれないと感じます。
都市部はよいのだけれど山間部へはやはり人が配達をする方が良い。
宅配だけでは効率も悪くコストがかかるのかもしれないけれど・・
コストと品質のバランスが必要。

「高齢者の見守り」という視点では御用聞きも兼ねて三河屋さん
のようにコミュニケーションを取れる機会があるほうが良いと思う。
宅配+訪問診療+移動販売・・このあたりの業界がうまく手を取れば
よい世の中になると思う。

進化は技術開発だけではなく応用や融合なども視野に入っている。
私達は人として何ができるのか。人は何を求めているのか。
進化の基礎となるお互いの思いを知る為にはやはり人の介在は必要ですね^ ^
私の住む地域では、まだ桜の開花宣言が出ていません。
春はもうすぐそこなのに、まだやって来てくれはしない・・
三寒四温とは言え今年は四寒も五寒もあるように思います。

ここの所の技術のめざましい進化は1つ1つの努力が漸く
形として見え出しただけで、すぐ最近の事ではないのです。

効率化ばかりを目指して質を追わない仕事の進め方を
目の当たりにしたり、例えばコンビニの接客ですら陳列優先で
お客さんが取りたい場所なのに知らぬふりをしているような
些細なことであっても、それがあちこちで見受けられるように
なってきたこのごろは心配でもあります。


タイトルの話は、田圃(たんぼ)の話です。
米の収穫量を確保したい為には単純に思えば田の面積を拡大すれば
良いとお考えになるのでしょうが実はそれよりも田んぼの面積は
削ってでも畦道を増やす方が水量の調節もでき、更に虫害や病気の拡大を
食い止めることができるようになるため結果的には1本の稲から取れる
米粒の総量が増え更に品質が良くなるという話なのです。

目先の事にとらわれれば恒久策は追えますが大切なのは今の行動が
長期的にどんな未来になるのか・・。
よく考えれば気付くことなのかもしれませんけれど。
そう思えば時間の一瞬一瞬がとても大切に思えてきます。

例えば時間がもったいないからと走り続けては長期的には体が持たない
でしょうし、有意義な「休息」を時にはとる方が良いのかもしれません。

またコンビニでもまじめに陳列に励むあまり、急いでいるお客さんは
お弁当を取ることができず、もう二度とそのお店には行かないかもしれません。
それであれば、ほんの一瞬でも譲る方が長い目で見て良いでしょうね。

そろそろ田植えに向けて稲の苗を作り始める時期になりました。
田んぼも冬は休息し沢山の蓮華草を植えて栄養分を蓄える頃です。
子供の頃の四季の風景は、今も鮮明に覚えています。

畦の知恵は、日本の歴史の中でご先祖様が経験を重ねて気付いたことを
形に表したもの。過去の失敗から学んだ知恵なのです。
それらをすっ飛ばして効率だけを見てはいけないように思います。


技術的特異点を迎える頃、私達が今見ている景色は今と変わらず
鮮明に見えるのでしょうか。自然の色ほど美しいものはないですよね。

今平穏である事に気付かない世の中は見えないところで大きな
変化を遂げようとしています。それが畦を作っているのであれば
良いのですが田んぼの面積を急に広げていないことを願うばかり。

自然には逆らえないのです。うまく時間の流れと自然の摂理に沿った
進化だけが未来で開花するのだと思います^^
体調の波があり更新が長らく滞っています。
期末と言うこともあり、業務も煩雑になっていて
仕事に追われる毎日で帰ったら寝るだけ。
という日々が続いています。

もうすぐ桜の開花の声も間近なので、
近場でも良いので花見をしたいなとおもうこの頃。


さて、毎年この時期は1年の目標を立てて個人が
取組んできたことを評価する時期になりました。

会社によっては導入していないところもあるかもしれませんが、
自らが目標を立てて1年間軸がブレないように確認しながら進める
ということは仕事に対する責任感や、管理能力を養うのに向いています。

また、大きな会社の目標に対し自分は何ができるのか
を文字として表現する事で自身のあり方も整理ができます。

ただ、これを毎年することでマンネリ化してしまい毎回同じような
事を書いたり、達成できる無難な目標を記載してみたり・・。

目に見えてできることしか書かず、達成ができなかった時の
安全を見越している人が多いのは事実です。そのことで自身の成長も止まります。

どんな仕事でも、仕事でなくても少し背伸びをした
目標を持たなければむしろ退化してしまいます。


過去の風土から「言われたことをこなせばよい」という思考から抜け出せない
人たちを自立させる為に、今春からコーチングを導入してみようと思っています。

【コーチングの概要】
対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術。
相手の話を聴き、感じたことを伝えて承認し質問することで
自発的な行動を促すコミュニケーション技法とされるもの。
心理学などを組み込みカウンセリング形式も取り込む。


通常は人事部に研修を任せているのですが、個々にあった研修がうまくできて
いるかどうかは疑問でした。ならば、ミーティングの時間に私がすれば良い
と言う事で今その準備もしています。

4月以降、色々な企業の新商品の発表やコンセプト展示を見に行く機会が増えるので、
最新の情報はまた徐々にお伝えするとして、「言われたとおり」の受身人間では
あっという間にこの進化の波に飲み込まれてしまいます。

少なくとも、自分が関われる人に対してはできるだけ自分の力で課題提起・問題解決型の
思考に変化する事で、将来どこに行っても、老後も困らないような人になって
欲しいという私の勝手な思いです^^

勿論このブログに訪問くださる方へも同様の思いがあり様々な記事をあげていますが、
やはり受け側が聞き流してしまえばそれは単なる文字でしかないですし
きちんとご理解くださる方はやはり違うなぁ。といつも関心しきりです。

人に教えることで初めて学べることになりますしね。
会社でも、受身ではない新しいチャレンジをしていきたいと思います。


少し雑談になりましたが、とりあえず生存確認ということでw
少しづつ体調を戻しながら体力をつけていっていますが
なかなかパソコンに向かう事ができませんでした。

体力回復の為かお休みの午後に睡魔がもよおし、
まどろんでいるとTVからサイレンの音がしました。
震災から6年。既に7年目に入りました。

その当時の事は遠くはなれた場所にいる私でさえ、思い出すと
身の毛がよだちます。仕事でも復興に従事している中で
発生から約一ヵ月後、私が病気に倒れ休養を余儀なくされました。
空白の半年。復帰から日常生活ができるまでの長い道のり。

その為震災を思い出すと自分の病気の事が必ずセットで蘇ります。
一生治らない病気でも、できるだけ症状がでなければよいので
予兆を掴みうまく付き合いながら過ごしていますが
もう6年も経過していると言うことに何より驚きました。

確かに私の周りの状況はその頃と比べると公私ともに
ほぼ刷新されています。その当時関わっている部門から離れ
新しい部門に属していますが、もといた部門は
徐々に
解体の一途を辿っています。
勤務地も変わり、住まいも変わり、一緒に仕事をする人も
すっかり新たな顔ぶれとなっています。

そうして振り返ると6年は早いようで一昔前程に時間の
流れが進んでいるのかもしれませんね。

私自身、根本は何も変わっていないように思いますが
再発をしない為にできるだけ規則正しい生活をしたり
仕事の向き合い方を変えたりしていますから当時の自分から
見ると驚くような変化をしているのかもしれません。

一番違うのは、どちらの道を進むかの選択を迫られたときに
6年前までは舗装された道ではなく道なき荒れた道の方を
選んでいました。現在は体と相談してケモノ道を選ぶように
しています(笑)
いずれにしても舗装された道は選んでいませんが・・。

体が満足でなくても自分の選んだ道は進むことができます。
できる範囲でするだけなのです。
過去はフルマラソンをずっと短距離走ペースで走り続けるように
人生を駆けて来ましたが今はペース配分を考えながら進んで
います。ゆっくりだけれど、着実に進んでいるというには変わりなく。

実際に東北へ伺う機会は何度かありますが、復興の進み方に地域で
かなり差があると感じています。また、どうしても阪神淡路大震災と
比べてしまうと、どちらも大変で比べるものではないかもしれませんが
やはり津波は何もかも奪ってしまうということ、どれほど大きな力だった
かを、6年という時間から改めて実感をする次第なのです。

私も年齢には勝てませんし、若い頃のように無茶はできませんが
ひとつづつ、できることを積み重ねてまた10年の節目に自分が
歩いてきた道を振り返ってみようと思います。
先週、年に一度の大きなイベント事を企画していたのですが
最終週は急な変更事や最終確認などでヘロヘロになったうえ
今回は相棒である随行者が直前で急病で倒れ、前日に全て変更をし
イベント中はほぼ48時間アテンド役も兼ねて運営をして
おりましたのでブログにお邪魔することも更新もできず
すみませんでした・・。

寝込むことは何とか免れましたが週末も疲れを引きずったまま
研修へ行き、昨日は死んだように眠っていました。
まだ少し疲れが残っているのと久しぶりにヘルペスが出現して
しまいマスクで顔を隠した状態ですw

イベントごとは会社の中で年に何度かあるのですが、自分の部署が
請け負って全てを行うのはこの時期だけになります。

毎年違う人と話をするのですが選ばれし人が出てこられ、釜の飯も
ともにするわけです。
私も人見知りが激しい為、初対面の人との会話もたどたどしいですが
慣れてくると些細な話でもその人となりが見えてくるのです。

仕事とプライベートと別人な人もいると思いますが、やはり基本的な
性格は変わらないのでどちらにも影響しています。
仕事上は表面的な部分しか見れなくても「間」の部分で垣間見れる
本当の人物像はこれだけ長い時間過ごせば必ず見えてきます。

やはり皆さん日々努力をされていて、その努力をあからさまに見せる
のではなく、大変さを感じさせないような立ち振る舞いをされて
いらっしゃることが、かえって見えない努力の凄さを感じさせます。
学校の講義もしかり、このイベントもしかり・・。
毎回心洗われる思いがします。

少しまだ残務も多く日常業務には戻れていません。まだ放心状態ですね・・。
また落ち着きましたら改めて更新させていただきますね^^