子供の「脳の発達」と「習い事」の意外な関係
こんんちは! こちらは榊原洋一先生(小児科医)がお話しされている内容にちょっと衝撃的でしたが、納得も行きました。 世界には、森の中で原始的な暮らしをしている人達は、公文もピアノもやっていません。それでもIQテストでは先進国の充実した教育環境にある子と差がないということです。 「何をやれば脳が発達するか?」という疑問に答えるなら、どれをやっても脳は発達すると断言できる。また、一方で、どれもやらなくても発達するという回答になります。 では、習い事には意味がないの? と考えてしまいますよねっ。先生は、それでも習い事に意味はある。とおっしゃっています。習い事をするということは、経験を通じてできることを増やすことと言い換えられでしょう。できることが増えれば、人生の楽しみが増える可能性があります。 気をつけたいのは、無理強いしないこと。習い事が向いていないなら、大きなストレスなり、いやな経験になってしまいます。 誰も、有名なピアニストにしようと思ってピアノを習わせる、水泳のオリンピック選手にしようと思って始める、公文に行って著名な数学者にしようと思って始める方はいないと思います。習い事をすることで、豊かな人生を楽しめる可能性が広がるという夢をもって、お子さまと一緒に経験を増やしてください。