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発見 2

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とあるところに置かれてあった、空き缶

発見

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板垣の百円札ビックリマーク

はらださん

先日、亡くなられた 原田芳雄さん。紅テントに観劇に見えた時から何度かお話しさせて貰った。三年前の春公演の際、村歌舞伎にハマってる話をきいた。「だから紅テントにくると 嬉しくなる」とも…芝居がかった必死な思いの俳優が いかに健気で 哀しく 面白いか を、終電近くまで 楽しく話させてもらった。笑う時、サングラスの奥で ぐちゃと歪む 綺麗な目が忘れられない。…その後、だいぶあとで映画が一緒だったとき、顔合わせで 遠くから、「とりやまさ~ん」とわざわざ握手してくれた。分け隔てない 他人との接し方に感銘した。殆ど集団に属することなく、一匹狼で過ごしてきた、男のかなしみや 一途さ、芝居好きとはなにか、を この人から学んだ気がする…誰からも愛された俳優、原田芳雄さん…ご冥福を祈ります。
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泥棒ねこ、風

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ご飯たべようとしたら、テーブルしたに、やつが潜んでた。

お施餓鬼会

鬼子母神法明寺さんのそれを、お花屋さんとして初めて経験した。確かに忙しかったが、築地でマグロ屋さんのアルバイトをしていたので、ゴリゴリと しかも柔らかく仕事を進めることが出来た。十年ぶりの感覚が戻ってきた。しかも今日の陽射しは半端無かったので、唐組の旅公演の 真っ黒に日焼けする感覚も同時に…築地も、唐組も、そしてお花屋さんも、ライブに人と接する仕事で とても楽しい。そして、そこで働く先輩方の背中は いつも格好いい!…こういう仕事の場を提供して貰った方々に ほんとうに感謝している。汗を流す労働の喜びを感じたお施餓鬼であった。
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2011/07/10

墓守り修業が続く… 灼熱のなか、色花や おしきびを造る。明日はお寺のお施餓鬼会である。お寺の仕事三昧が しかし楽しい。都心に有りながらも 恐ろしく静かな雰囲気や、一緒に働くひとたちのおしゃべりが、私の俳優には 間違いなく欠かせないものとなるだろう。じっくりと根をはる…
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暗闇

唐組が公演中止となった、水戸芸術館へお見舞いのつもりで水戸へお邪魔した。行きつけの飲み屋「ゆめや」さんにも…瓦をブルーシートで覆ったところが思った以上に残ってる。劇作家の長谷川さんに聴いたところ、本震以上に、4月の余震が復興の機運をそいだという。そんななか、「ゆめや」さんは、震災三日後から営業を始めたという。頭が上がらない。… 今日も、芸術館の桜井さんと長谷川さんとの三人で、一年ぶりの、ゆめやでの再開であった。
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唐組でいつもテントを張る芝生は いつもとなんら変わらない…しかし、芸術館の名物のパイプオルガンは、ポッキリと折れて、通路に置かれたままだった。それでもこの9月からは 劇場が再開するらしい。半年ぶりの公演に、スタッフの方々は必死であった。東京から応援させていただきます。 常磐道を終バスで我が家へ帰り中です。真っ暗な道路を観ていると、何年か前、芸術館に呼ばれて芝居に出演した際、温泉にひとり自転車でいく真っ暗な道を思い出した。温泉と言っても500円の銭湯で、しかし片道30分ある 田舎のバイパスは、恐ろし暗闇であった。そのかわり、星が無茶苦茶に沢山見えて感動したのを覚えている。旅公演で小倉に行った時に乗ったフェリーが、真っ暗な、ジメジメと脂膜がかった海水面を 自転車ほどのスピードでゆっくり進む時に感じた 人肌恋しさをも、いま、バスのエンジン音と共に思い出す…人の気持ちの温度に触れて居なければ遠くに行ってしまう自分の存在…地震は、ナニカのスイッチを押したのだと思う。
自分がやりたいことを、はっきりと言葉で言い表せる…大人の条件とはそんなところだろう。

大殺陣

工藤栄一監督を観る 話しの設定を丁寧に造り、後半からは全キャスト入り乱れての泥んこ殺陣…痛快である。30分はあろうかと思う長まわしのなか、疲れきった俳優たちは気がふれたように 笑っている。舞台、映画などという枠など関係なく、必死の彼らを観ていると ほんとのリアリズムを感じる。芝居は、いつでもこの境地に立っていたいものだ と自戒したくなる。気が狂って 笑っている芝居ほど 面白いものはない。
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新秋津

用事で、武蔵野線のそこを通った。取り残された田舎である。ガケシタの長い線路の途中に駅がある。この駅から隣の新小平まで 計ると5分あるトンネルである。会話などできないその間 電車の轟音のなか、二年前にやった真夏の新人公演を思い出した。「拾った恋文」という唐さんの短編小説を 自分でおこし、30分程の秘演会として、知人だけに披露した。
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映画館で拾った他人のラブレターに振り回された挙げ句、差出人の女の子を助けるために 彼女の繋がった眉を剃刀で二つに分けてあげる青年のはなし。 これまた唐ワールドどっぷりの内容だが、眉を落とし終わった男が、ふと 地下鉄のレールの軋む音に捕われ 動けなくなる…というラストに演出した。そんな男が その新秋津のトンネルのいりぐちで いまでもレールの軋みにはまっていてほしいと 思い出し懐かしく感じた。演じてくれた当の高木くんは、最近結婚したと聞いた。

番人

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