黒龍通信～梅雨の季節に頑張る神様～

読者の皆さん、おはようございます。



黒龍です。


新しい週が始まりましたね。

全国的に梅雨に入り、週末はぐずついた天気のところも多かったと思います。

ですが、農業の国である日本では恵みの雨とも申します。


梅雨があるおかげで稲はしっかり成長し、

たくましく暑い夏を越えてくれるのです。


そのため雨を願い、「水神」として祀られた神様が

ミツハノメやタカオカミです。


そしてこの２柱は、どちらもイザナギとイザナミの神話から生まれた神様だったのをご存知でしょうか？


ミツハノメは、妻イザナギが火の子カグツチを産み落とした時に大火傷を負った時に嘔吐物から。

タカオカミは、イザナギが我が子カグツチを斬り殺した時に、剣についた血からそれぞれ生まれました。


奇しくもタカさん達の氏神様である、愛宕神社のカグツチが生まれた時の神話が、雨もたらす水神を生み出した。


愛宕神社の境内には、



「水神」と彫られた石碑が祀られているのには、こうした意味があるのです。

（神社の境内をちょっと見まわすだけで、こんな物語を発見できるのが面白いですね）


そして、ミツハノメは朝廷が、雨ごいの祈祷を行っていた奈良県の丹生川上神社に祀られ。

タカオカミは、京都の貴船神社に祀られています。

タカオカミとは、もちろん私たち龍神のことであります。


そして貴船神社といえば、タカさんとワカさんもご挨拶に訪れた神社です。




あの時は、まったく大変な目に遭いましたが（苦笑）。


ちなみに、いずれの神社でも、


・雨を願う時は、黒馬を奉納

・晴れを願う時は、白馬を奉納


するというのがならわしだったのです。


それを知っていると、貴船神社の絵馬の意味も、



きっとお分かりいただけると思います。


どうだったでしょう？

このように、季節によって活躍する神社や神様のことを知ると楽しい気分になりませんか？


日本の神様はバリエーション豊かで、いつも人間たちを楽しませてくれるのです。


ぜひとも皆さんにはさらに、私たちに興味を持ってもらえたら大変ありがたいです。


あ、ちなみに貴船神社での衝撃の出来事のお話は

こちらからどうぞ。

↓↓↓

合格続・黒龍通信～黒龍、貴船でモテる～


タカさんワカさん、あの時は大変でしたね～。

私はモテモテでしたが（笑）。


※いや、あの時はマイッタ参った(^_^;)　byタカ





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今日もご愛読ありがとうございました！