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富士山初日の出スリランカ滞在4日目、いよいよディンブラ紅茶の産地へ向けて出発です!

いくつもあるセイロンティーの中でもディンブラ紅茶は、私が一番最初に、スリランカの紅茶って美味しいんだなーと好きになった紅茶です。
赤みがかった美しい水色、爽やかで、甘くトロッとした味わい、そして何と言ってもその優雅な香り!が素晴らしいのです。

ディンブラは、細いくねくね道が延々と続き、標高1200m以上の高地産のセイロンティーの中でも、行くのが一番大変だと青山ティーファクトリーの清水マスターから何度も聞かされていたので、車酔いする私は準備万端で臨みました。
今日はいよいよディンブラだ!と早起きして朝6時に酔い止めのお薬を飲み、自然と気持ちも高ぶり、酔わないように頑張らなくっちゃ!と気合いも十分でした。

グランドホテルは、朝食もどこか英国風でとっても美味しくついつい食が進みます。

朝食
ジャガリと呼ばれるクジャクヤシの蜜を固めた黒砂糖のようなものを見つけました。
スリランカの人は、このジャガリを一口かじってからミルクティーを飲んで一緒に楽しむんだと清水さんに教えて頂き、早速試してみると、ミルクティーがよりコク甘になって美味しく、何よりも現地のスリランカ人と同じ紅茶体験ができたことをうれしく思いました。
ジャガリ 紅茶
ティーブレンダーの熊崎俊太郎先生は、毎朝私たち一人一人に「おはようございます」と笑顔で声をかけて下さいます。
私も「おはようございます」と朝のご挨拶をすると、熊崎先生が「窓の外、ご覧になりました?」と聞かれました。
「えっ!見てないです!」とビックリして答えると、特に何もおっしゃらず微笑み返されました。

ディンブラに行くことで頭が一杯で、お部屋のカーテンを開けることすら忘れていた私は、お部屋に戻り、カーテンを開けました。すると目の前には霧が、あたりいっぱいに広がっていました。
霧の発生は、美味しい紅茶のための大切な気象条件ということで、さっき熊崎先生は、この霧のことをおっしゃりたかったのかなとその時思いました。
グランドホテル背景
この辺りは高原なので朝は涼しく、太陽が昇るにつれ霧も晴れていき、バスから眺める一面に広がる緑の茶畑が太陽の光に照らされて明るくキラキラと輝きます。

途中バスは、Somerset農園を通り、Somerset Tea Boutiqueに立ち寄ることになりました。

ティーブティック看板 メニュー
茶園の方が丁寧にBOP(ブロークン・オレンジペコー)とBOPF(ブロークン・オレンジペコー・ファニングス)の2種類のグレードの紅茶をいれて下さいました。
サービスマン ティーサービス
どちらも美味しく、私はブロークン・オレンジペコー・ファニングス(BOPF)と、ダスト(DUST)タイプのものを買いました。これがスリランカで初めて買った紅茶です!

サービスの紅茶 値段表
店内に、日本の紅茶屋さんの名前入りパッケージも置いてありました。ここの農園のお茶が日本へ届けられているんだと実感しました。
somerset紅茶 えいこく屋紅茶
St.Clair Tea Centreへ向かう途中、朝の茶摘みを終え、茶葉の計量で道に並ぶ女性達と出会いました。
熊崎先生が代表でお話をされます。

カラフルな衣裳を身にまとい、茶摘み籠のベルトを頭で支えていらっしゃり驚きました。
熊崎先生お話 茶摘み娘

茶摘娘

St.Clair Tea Centreは、お庭に巨大な湯沸かしボイラーが飾られ、美しい茶畑の山々を見下ろしています。店内は、ムレスナーブランドの紅茶やティーセットがずらっと並べられていました。
セントクレア看板 ボイラー
セントクレア店内 セントクレア外観
そしていよいよこれからバスは、インジェスティ茶園とカーカスウォルド茶園へ向かいます!

リプトン

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チューリップ黄スリランカ滞在3日目です。
雄大な大自然を身近に感じながら過ごしたカンダラマホテルともお別れです。
ホテル看板
      (カンダラマホテル看板)


途中スパイスガーデンへ寄り、いよいよ紅茶の産地ヌワラエリヤ地方へ向かいます!
スパイスガーデンは、想像していたよりも広々として野生的な植物園でした。
カカオ、ジンジャー、カルダモン、ビャクダン、バニラビーンズ、ナツメグ、シナモン、そしてバナナまで生っていて、鬱蒼と生い茂り、森林の中にいるようでした。

看板 カカオ
ナツメグ バナナ
専門の案内係の方がいらっしゃり、最後、休憩スペースで簡単なスパイスについての講義とスパイスティーをごちそうになりました。
スパイスの講義 スパイスティー
様々な小瓶が並べられ、空の下の化学の実験室のようです。
お土産のショップも充実していて、スパイスティーと、ナツメグの実、バニラエッセンス、カレースパイス、ココア&バナナエッセンスのセットを買いました。
スパイスショップ

そしてマハウェリリーチホテルでフルコースのランチを頂きました。
盛り付けに遊び心があって見た目も楽しめます。
前菜 スープ

えび お肉

デザート 紅茶
途中で、ちょうど茶摘み中の女性達と出会い、セイロンティーのスペシャリストの清水さんが、写真を一緒に撮ってもらえないか交渉して下さり、順番に撮って頂けることになりました。

茶摘の女性
スリランカの方々にとっては、ボールペンやライターが貴重でお礼に渡すと喜ばれるそうなのですが、その時たまたま私の手荷物バックの中には、梅風味の蒟蒻ゼリーしか入ってなく、私にとっては残り少ない貴重な食料で写真のお礼に差し出すと、ボールペンとか持ってないの?と訝しげな顔をされ、あとで清水さんに、「・・・さっき何渡したの?」と聞かれ、「あの、蒟蒻ゼリーを・・・」と言うと、「そりゃきっと食べないだろうなー」と、やっぱり言われてしまいました。
茶園の風景
どこからか、両手にいっぱいの茶葉が回ってきて、「はいっ!」と手渡されました。初めて生で見る摘みたての茶葉です!

その後、Glenloch Tea Factoryに寄り、Glen Teaを頂きホッと一息つきました。
工場 グレンティー
バスはどんどん上っていき、そしていよいよヌワラエリヤへ入りました!
ヌワラエリヤの丘に沈んでいく夕陽のまばゆいばかりの美しさには、思わず皆で歓声をあげてしまいました。
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地元の市場や、サリーの専門店などを少し見て回りながら、

お米 市場の果物

市場

本日の宿泊場所であるグランドホテルへ到着しました。
ヌワラエリヤは、もともと英国人にとっての避暑地だったようで、グランドホテルも英国調の内装で、
カード&キー ベッドルーム
鏡台 ティーセット
お料理もとっても美味しく、
紅茶コーナー スープサービス

ディナー デザート

食後のリーフティー

まるでロンドンに帰ってきたような、ただいま!と言いたくなるような気持ちになり、私にとっては心からくつろげる時間でした。 階段 グランドホテル正面


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星スリランカ生まれの、世界を代表する建築家ジェフリー・バワ設計による最高傑作、最高級五ツ星リゾートホテルです。

南国フルーツのウェルカムドリンクでホッと一息つきます。

まるで箱根の芦ノ湖を思わせる静かなカンダラマ湖が目の前に広がっていました。湖の彼方に、数時間前に登ったシギリヤロックの姿がうっすらと望めます。
ウェルカムフラワー&ドリンク 湖とシギリヤロック

高級感のあるモダンなデザインと、野生趣あふれるロッジ風な雰囲気が特徴的です。
天然の岩がそのままにオブジェとして残され、建築物としても大変素晴らしい作品だと思います。
岩のオブジェ ロビーのピアノ
ジャングルの中に建てられ、その自然の景観に溶け込んでいます。
お部屋の窓にも、《猿が入ってくるので窓を開けっ放しにしないで下さい》と注意書きが貼ってありました。
マスターの清水さんは、ホテルの玄関前を象が通って行くのを目撃されたそうです。
外観

豪華なディナーを楽しみ、その席で熊崎先生は、紅茶への熱い想いを語り続け、その強いパワーを受け止めました。

お庭に出て、見上げた夜空にはキラキラとたくさんの星が輝いていました星空
カレー ディナー

デザート キトルハニー&ヨーグルト
食後の紅茶

お部屋もあまりに素敵で、寝るのがもったいなく、夜遅くまで優雅なホテルライフを楽しみました。

プレゼント ナッツ&クッキー

ベッドルーム 紅茶のセット

アメニティー バスルーム

お部屋ドア
明け方、空がうっすらとピンク色に染まり、少しずつ朝の清々しい空気に包まれ、大自然の声に耳を傾け、カンダラマ湖とシギリヤロックの姿を眺めながらお部屋のテラスでゆったりと、朝食前のお茶の時間を過ごしました。
シギリヤロック 紅茶

お部屋のテラス
悠久な大自然を五感で感じられる至福の時間でしたキラキラ


オムレツ作り ホッパー作り

朝食
      (朝食のエッグホッパー)

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王冠1スリランカ滞在2日目。
この日は1日観光で、スリランカの世界遺産シギリヤロックに登り、フレスコ壁画のシギリヤレディーを鑑賞、そしてもう一つの世界遺産ダンブラの石窟寺院を見学しました。

少し遅めにチェックアウトすることにして各自ホテルでゆっくり過ごし、途中休憩を入れながら、シギリヤロックへ向かいます。
アユボワン 休憩  
(スリランカの挨拶語、両手を合わせて「アユボワン!」)     
           
やがて巨大なシギリヤロックが姿を現し、その全体像を確認し、先にお昼を食べてから登ろうということになりました。
シギリヤロック


ビュッフェ形式の開放的なとても雰囲気のいいレストランです。
カレーの辛さに口の中がヒーヒーして次の一口に進めずにいると、熊崎先生が「先にバナナを口に入れてから食べると辛さを感じにくくなるんですよ。」
「ここでは果物は、食事と一緒に食べるもので食後のデザートじゃないんですよー」とニコニコ教えて下さいました。
そうなんだ!と早速試してみると本当にウソのように辛さがやわらぎ、それ以来、最初に必ずバナナを食べてからお食事を始めるのが習慣となりました。
レストラン ランチ

そしていよいよ本日のメインイベント、シギリヤロック登頂です。とてつもなく大きい岩の固まりが丘の上に乗っかっているように見え、改めて考えると不思議です。
その昔、この岩の頂上に豪華な王宮があったそうです。
ライオンの前足を型どった宮殿入口から急な階段が延々と続き、足はカクカクで、クタクタになりながらやっとの思いで頂上にたどり着きました。
宮殿入口
              (宮殿入口)


頂上の宮殿跡から望む、360度に広がる雄大な大パノラマは、それはそれは気分爽快でした。

山 湖
湖ズーム

登っている途中で出会ったシギリヤレディのフレスコ壁画も、発色の美しさ、穏やかな優しい雰囲気に疲れが癒されました。
シギリヤレディ1 シギリヤレディ2


たくさん汗をかいたので、シギリヤレストハウスで休憩を取り、ダンブラに向かいます。
バスに戻るのが少し遅れてしまった私は、そのままそこに置いて行かれるしょぼんというハプニングもありましたが、現地の方々がすぐにバスを追いかけてくれて無事合流できホッとひと安心でした。 

バス DASH!DASH!DASH!DASH!    走る人あせる車DASH!   


天然の岩の中に造られたという、ダンブラの石窟寺院。巨大な仏様が横たわり、足の裏まで拝めたことが記憶に残っています。

そして本日の滞在は、ヨーロッパ人にとっても憧れの、予約でいっぱいの最高級リゾートホテル、カンダラマホテルですキラキラ

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飛行機2005年2月5日土曜日。
いよいよスリランカへ出発です!

「~ティーコーディネーター熊崎俊太郎と行く~スリランカ紅茶紀行旗」のメンバーは、青山ティーファクトリーの清水オーナーと熊崎先生の他、熊崎先生のマネージャーさんとお友達の方々、清水さんのご親戚の方、紅茶のお仕事をされている方、紅茶好きの方、仏像も好きな方など、総勢15名ですバス

お仕事をたくさん抱え、常に多忙なご様子の熊崎先生は、飛行機の出発ぎりぎりまで待合室でパソコンに向かっていらして、清水さんの「熊崎先生ー、飛行機飛んじゃうよー!」の大きな声が、搭乗口に向かう私たちの背後に聞こえました。

スリランカ航空、初搭乗!成田からの直行便です。
スリランカのサリーを着たスチュワーデスさんに迎えられ、配られるおしぼりにも何かアジアな不思議な香りがしますキラキラ

そして、いよいよお楽しみのお食事の時間です!
機内食は、3種類メニューがあり、チキンともう一つ魚か何かと、野菜焼そばがあり、私は焼そばに心ひかれたのですが、これはベジタリアンミールだからダメと断られてしまい、でもやっぱり焼そばが美味しそうだなーと思って、「I'm vegetarian」と言ってみると、意外にあっさり「OK!」と出して下さいました。

フレッシュベジタブルサラダ、ごまドレッシング添え
中華風野菜焼きそば
マッシュルーム&ブロッコリー
野菜春巻き
ジャスミンティームース マンゴーソース
チーズ&クラッカー
食後のセイロンティー、コーヒーです。
焼そばと春巻きは、ややクタッとしていましたが美味しく頂きました。
食後の紅茶を、わざわざセイロンティーと書かれてあるのがさすが!とうれしくなり、まだ見ぬスリランカへの期待が高まりました。
メニュー


到着前のお食事は、
新鮮な野菜サラダ、オニオンドレッシング
フライドサーモン和風ソース
ベビーパクチョイ&ボールキャロット、きし麺添え
レモンタルト
セイロンティー&コーヒー
です。

ちなみにその時のベジタリアンメニューは、スパイシー豆腐コロッケでした。
機内食


約9時間半ほどの飛行を終え、スリランカへ無事到着です!
2月の夜のコロンボは、モワッと汗ばむ暑さでした。
第一日目は、バスで30分ほどの「Blue Oceanic Beach Hotel」で過ごしました。

ルームキー お部屋

テラス         

                (テラス)


               

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バス昨年の2月、セイロン紅茶の専門店・青山ティーファクトリーのマスター清水さんにお誘いいただき、スリランカ紅茶紀行に参加しました。

1週間のツアーで、観光スポットも少し組み込ませながら、ディンブラ、ヌワラエリヤ、キャンディの茶園と紅茶工場を巡り、撮った写真は500枚を超え、いつのまにか増えてしまった合計6.5kgの紅茶を持ち帰り、ハードでしたが私にとっては今でも、あの時の紅茶漬けの日々のことが心に刻まれています。

正式なツアー名は、「~ティーコーディネーター熊崎俊太郎と行く~スリランカ紅茶紀行」というものでした。
お名前は存じていたものの、今まで熊崎先生ご本人にお目にかかる機会がなく、何かの新聞か雑誌の記事に載っていた、ティーポットを手にニッコリされているお写真が、こんな紅茶好きの方がいらっしゃるんだなと心に残っていました。

スリランカツアー出発前の顔合わせ会が青山ティーファクトリーのお店で開かれ、清水さんの「おーっ!いらっしゃい!!」の大きな声に迎えられて中に入ると、その視線の先に優しい空気感を醸し出しながらちょこんとたたずみ、こちらを見ている熊崎先生ご本人がいらっしゃいました。
ご挨拶を済ませると、清水さんに、「じゃ、熊崎先生の隣に座って!」と言われ隣でお話を聞いていると、写真から受ける落ち着いたイメージとはだいぶ違い、ハスキーな高い声で、ずいぶんよくしゃべる方なんだなと、親しみを感じる雰囲気が印象的な初対面でした。

参加者が揃い、清水さんが熊崎先生のご活動の紹介をされている中、「お花見の季節には桜の花びらをちょっと浮かべて観桜茶・・」との言葉に、あれ?何か家にそういう本があった気がすると突然思い出し、自分が熊崎先生の本をちゃんと持っていたことが後でわかりました。
「TEA BOOK もう迷わない紅茶の本」。
この本はスリランカでサインして頂き、今でも開くたびに新しい気づきがあり大切にしている一冊です。

熊崎 俊太郎
もう迷わない紅茶の本

津波の被害直後のスリランカ訪問ということもあり不安も大きかったのですが、清水さんの「何にも心配いらないから!」との力強い言葉に全信頼を預けて参加する決心をし、熊崎先生には、顔合わせ会でほんの数時間ご一緒しただけで、私が今まで知らなかった紅茶の様々な楽しみ方を教えて頂け、紅茶の専門家お二人と行くこのツアーはきっと、私の今後の紅茶の人生にとても大きな影響を与えるものになるだろうなと、新しい紅茶の世界の扉が開かれるような予感がしました。

ツアーの添乗員さんのように何でもこなし大忙しだった頼れる清水さんと、いつもニコニコと細やかな心配りをして下さった熊崎先生、優しく楽しいお二人とご一緒でき、他の参加者の方々にもいろいろお世話になり、私にとってはかけがえのない人生の貴重な体験となりました。

このブログでも、スリランカの紅茶がどうやって作られるのか、茶園の風景、スリランカの食べ物、ホテルの雰囲気など、これから少しずつ写真と一緒にご紹介できればと思っています。

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チューリップオレンジ紅葉狩りの季節となりました。
インドから今年の秋摘みダージリンが届けられ、オータムナル三昧の毎日です。

写真右から、リーフルダージリンハウスの
サングマ農園チャイナクラシック DJ-469
オカイティ農園クローナルクラシック DJ-471
タルボ農園クローナルメモリアルティー DJ-585
です。

添えたお菓子は、コージーコーナーの「モカエクレア」と「スイートポテト」です。

オカイティ農園のダージリンは、私の中ではレモンイエローのイメージなのですが、1年を通して、軽やかで上品な女性らしさを感じます。香り立ちも優しく、飲み終わった後にスズランのような香りがほのかに残ります。

タルボも、百合の花のような華やかな香りでこっくりと香ばしく奥深い味わいです。渋みも少なく、かりがねほうじ茶のような上品な後味でとても美味しいです。
セカンドフラッシュのDJ-217クローナルティッピーと比べるとやはりオータムナルの味の深まりを感じます。
タルボ

   (写真右がセカンドフラッシュ)


サングマ農園も、充実した味わいでとても美味しいです。
写真右から、チャイナクラシック DJ-469、ヤマダバリ DJ-476と
セカンドフラッシュのチャイナムスク DJ-131を一緒に楽しみました。
サングマ

チャイナクラシックは、渋み深まりウバ紅茶のような爽快さが感じられます。
リーフルの山田先生のお名前が付けられたヤマダバリは、高貴で上質な雰囲気があり、芳醇な白ワインのような豊かな香りで幸せな気持ちに包まれます。
セカンドフラッシュのチャイナムスクは、華やかなマスカテルフレーバーが素晴らしく私好みのものです。

添えたお菓子は、仙太郎の「あぶり餅」とペルティエのチョコレートムース「デセールショコラ ノワール」です。
秋らしく、もみじを飾ってみました。

オータムナルを頂くと、ああ今年も終わるんだなと、一年の締め括りを実感できます。
ファーストフラッシュで、春の息吹に感激し、セカンドフラッシュで充実した香味を実感し、オータムナルで奥行きのある深まりを味わい、どれもそれぞれ素晴らしく、美味しくて、どれが一番好きかはやっぱり選べません。

オータムナルにはチョコレートがぴったりで、ふだんはあまりチョコレートを食べない私も、紅茶のお供にビターチョコレートについつい手がのびてしまいます。

紅葉を楽しみながら秋の紅茶を頂くのも贅沢です。

都庁 銀杏
             (都庁を望む)

新宿白糸の滝 新宿ナイアガラの滝
           (新宿白糸の滝)           (新宿ナイアガラの滝)

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お月様英国には、アフタヌーンティー以外にも、遅い時間に夕食も兼ねてお茶を楽しむハイティーと呼ばれるものがあります。

昨年の秋、ロンドンのTHE SAVOY HOTEL「The Thames Foyer」で、そのハイティーをSAVOY風にアレンジした「Theatre Tea」を楽しんできました。

この辺りはシアター街で、演劇、映画、コンサートなど観劇前にお茶と軽い夕食を一緒に楽しめるよう、隣接するSAVOY THEATREの営業日のみ、時間もアフタヌーンティーの後17:30~19:30に頂くことができます。

ホテル正面 ロビー
私が訪れたのは、ロンドンに着いたその日だったのですが、19:00に予約しておき、優雅に22:00すぎまでゆっくりとロンドン初日の夜を満喫しました。
紅茶 席より
上段 レッド・レスターチーズスコーン フィグ&リンゴチャツネ、サフランヨーグルトクリーム添え
3段目 スコーン&クリーム

中段 グリーンピース・ビーフコンソメ・カレー風味のスープ 
2段目
下段 リーク&スティルトンチーズのキッシュ、ミニサイズのコーニッシュパスティ、エールビールで煮込んだ牛肉のパイ&ヨークシャープディング、チーズのかかったトーストのウェルシュレアビット、海老のパテ&トースト
1段目

食後のスイーツは、ブレッド&バタープディング、アップルクランブル、シナモン風味のキャロット&オレンジケーキ、ラズベリータルト、シェリー酒のトライフル・チョコレートスプーン添え
デザートプレート スイーツセット

フードもスイーツも、英国伝統の味が楽しめます。
紅茶は、サウ゛ォイブレンド、アッサム、ダージリン、アールグレイ、ラプサンスーチョンの中から好きなものを好きなだけ頂けます。
こちらのティーポットがかなりの大きさで5杯分近くあったように思います。
サウ゛ォイブレンド、ラプサンスーチョン、ダージリンを頂きました。
サヴォイブレンドは、たしかアッサム×セイロン×ケニヤのブレンドで、ラプサンスーチョンはソフトに淹れられ、ダージリンは、樹木系の香りのさっぱりとした風味のものでした。


もう4年ほど経ちますが、私の第1回目の英国アフタヌーンティーめぐりの旅で、初めてアフタヌーンティー体験をしたのがSAVOYでした。
こちらのアフタヌーンティーで出されるサンドウィッチは絶品で、今まで出会った中で最高の美味しさでした。
スイーツも甘さ控えめで品がよくどれもとても美味しいです。
アフタヌーンティーセット クリスマスツリー

(アフタヌーンティーセット)    (ロビーのクリスマスツリークリスマスツリー

今年SAVOYも英国ティーカウンシルからロンドンで紅茶の美味しい優秀店「Award of Excellence 2006」に選ばれました。

ロンドンの高級ホテルでアフタヌーンティーと言うと敷居の高いイメージに思われがちですが、サービスして下さる方は、皆さんフレンドリーで、シアターティーを楽しんでいたときも、他にお客さんが少なかったせいもあったからか、「写真撮りましょうか?」と声をかけて頂いたり、日本語でのサービスにも意欲的で「お替わりいかがですか?」は日本語で何と言うのかと質問されたり、ダージリンをお願いしているのに、またうっかりラプサンスーチョンを持ってきたり、楽しい時間を過ごせたのが記憶に残っています。
お値段も、日本と比べるとかなり贅沢なのですが、歴史を感じる本場のアフタヌーンティーの雰囲気、歩く時の床のきしむ音、いつもよりも少しドレスアップしてピアノの生演奏を聴きながら素敵に楽しむお茶の時間などなど。この雰囲気は、日本では体験できるものではありません。
ピアノ ラウンジ全体
食べきれなければtake away(お持ち帰り)もお願いできます。特にこのチーズのスコーンなどは、軽いお昼代わりにもなり、ホテルの味を旅のお供にするのもちょっと贅沢でいいものです。
お持ち帰り
             (お持ち帰り)

自分のスタート地点、初心に戻る意味でもまた再び訪れてみたいと思っています。

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お茶外苑前の青山ティーファクトリーで開かれた、明茶房(MINGCHA)の大澤先生による中国茶教室「岩茶を楽しむ会」に参加してきました。

今まで岩茶を頂く機会が少なく、このお茶の持つパワーに引き付けられるように毎日いろいろ楽しんでいます。
明茶房(MINGCHA)の「極品武夷紅袍」です。
中国福建省西部武夷山地原産、2代目の大紅袍から手摘みされ、パッケージには、2002年春摘みと書かれているので4年以上熟成されているお茶のようです。
茶葉 マーク

封を開けた瞬間は、少し古くなった海苔のような、ほうじ茶にも似たような香りがし、だんだんと蜜のような酸味のある黒砂糖のような甘い香りが漂います。
とろーんと濃く、身体中にじんわり染み渡り、ゴクッと飲み終わった後に、あ~美味しいー!とつい言葉が出てしまいます。
夜は、ぽかぽか身体が温まり疲れがほぐれて癒され、朝は、水分が補給され身体が目覚めていくのが実感できます。
茶杯にも、いつまでもそのほのかな甘い香りが残ります。これを、岩茶のみに身体が五感で感じる感覚、岩韻と言うのだそうです。

身体に優しい、滋養・滋味あふれるお茶という印象です。
この香りの湯気に包まれていると、まぶたもトロンとなってきて温泉の湯気のように気持ちが良くこのお湯につかったらどんなに気持ちがいいだろうとぼーっとなってしまいました。

追分だんごの「みたらしだんご」と一緒に頂いたり、

みたらし

ダージリンと比べてどうなんだろうと、リーフルダージリンハウスの2005年のファーストフラッシュ、マーガレッツホープ農園スペシャルチャイナDJ-15もいれてみました。
いつもよりもダージリンのフレッシュさ、瑞々しさはじける香りがよりいっそう強く感じられました。

Monkey Picked Teaと一緒に頂くと、炒ってある香ばしさが感じられます。
ダージリン
        (ダージリンと一緒に)


ほうじ茶とも楽しもうと一緒に合わせてみました。
柳櫻園茶舗の京仕込み高級かりがね「手炒り焙煎焙じ茶」です。
私のお気に入り「香悦」よりも緑がかった茶葉で甘く芳しい香りが漂います。
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銀杏の形のお菓子は、富山県五郎丸屋の「季節の薄氷(いちょう)」です。
もともとは「薄氷」を形どったお干菓子ですが、季節限定でこちらの「いちょう」や「雪うさぎ」もあります。
割れないように厚い綿布団に丁寧に包まれ、和三盆の甘さが上品で、思わずお抹茶を点てたくなります。

ふだんは、お茶の中でも紅茶を愉しむ毎日ですが、たまにゆったりとした気持ちで何煎もいれて味わう中国茶の深い時間もいいものです。

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ブーケ1目黒駅から歩いて3分ほどの閑静な住宅街の中にひっそりと佇む、隠れ家レストラン「エルガーハウス」でアフタヌーンティーを頂いてきました。

お庭付きの一軒家で、どなたかのお宅に招かれたかのような雰囲気です。
ちょうど今は秋のバラが見頃で、紅色のシクラメン、柿、檸檬の木、さるすべり、もみじなどとても素敵なお庭です。
バラ 白バラ                                       シクラメン レモン

さるすべり

自然の光あふれるコンサバトリーでお庭を眺めながら頂くこちらのアフタヌーンティーですが、今月から英国の伝統的なスイーツ、プディングがメニューに加わりました。
そして紅茶も今月から、スチュワード麻子先生オリジナルブランド「Infuse」のオリジナルブレンドティーが楽しめるようになりました。
コンサバトリー 暖炉

11月のアフタヌーンティーのメニューと紅茶のメニューが置かれ、いよいよセットが運ばれてきました。
アフタヌーンティーセット
上段 プレーン&パプリカのスコーン
クロテッドクリーム、ミックスベリージャム、生クリーム、アングレーズ(カスタード)ソース添え
中段 タルムーズパイ
下段 プチシュー&マドレーヌと、パブロウ゛ァ(プディングの一種でミックスベリーのメレンゲ)、
オレンジマーマレードプディング(オレンジが香る蒸しケーキ)
アップル&シナモンプディング(シナモン風味のイギリス式焼きりんご)
オレンジプディング アップルシナモン

(オレンジマーマレードプディング)    (アップル&シナモンプディング)

紅茶は、スチュワード麻子先生による、
オリジナルブレンド(ダージリン・セイロン・キームン)とアールローズの2種類です。
あらかじめ茶葉が漉された状態で出されます。

そしてパティシエの方自ら、本日のアフタヌーンティーセットのメニューの説明があり、オレンジマーマレードプディングと、アップル&シナモンプディングを切り分けて下さいました。
出来たてでまだ温かく、甘すぎず、もっちりして格別の美味しさです!甘酸っぱいリンゴとシナモンの香り!オレンジの爽やかで優しい風味!本当に感激の美味しさでした。
プディング
スコーンも中がしっとりしています。パプリカのスコーンはピリッとスパイスが効いていて初めての味です。
スコーン スコーンソース
タルムーズパイも生地がサクサクしていて、これまた美味しいです。
パイ
そしてプチシュー&マドレーヌと一口一口味わい、パブロウ゛ァのプディングは最後まで取っておき、大事に大事に楽しみました。
スイーツ

紅茶は、はじめはアールローズにしました。
アールグレイにバラの香り付けがされたものだそうです。
エルガーハウスという呼び名も、サー・エドワード・エルガーというバラの花からつけられているそうで、レストランもほのかにバラの香りが漂い、こちらのエレガントな雰囲気にとてもよく合っている紅茶だなと思いました。キームンがベースになっているように感じられます。
オリジナルブレンドも、甘みがあって品のいい香りです。
美味しくてお替わりもたくさんお願いし、14~15杯は頂いてしまいました。
アールローズ セッティング

英国在住のスチュワード麻子先生オリジナルブランド「Infuse」の紅茶は、日本の水に合うように作られていて、こちらのイングリッシュブレックファーストティーは、こっくりとした甘さで私がイメージする理想的な好みのものです。
阪急の英国フェアでも私が行ったときにはすでに完売していて、今も品切れということで待ち遠しいです。

こちらのエルガーハウスは、以前は外国の方が住まわれていたそうでお庭もそのままに残してあるそうです。
来週からお庭もクリスマスの飾り付けにするそうです。
おもてなしの心あふれるエルガーハウスでのアフタヌーンティー。
プディングのメニューも、これから毎月変わっていき、いろいろな種類が楽しめるようになるそうです。
バラの香る優雅なお茶の時間。私のお薦めです。
入口 お庭
チューリップ赤エルガーハウスアフタヌーンティー 
14:30~16:30 

2880円(税・サービス料込み)
完全予約制
03-3445-5277