表記の通り、東北をバイクで旅することになりました。

正確には、今日出発しました。
今、盛岡にいます。

なぜ東北かと聞かれたら、漠然とした憧れとしか言えません。日本の中でも、特に控えめな、音楽に例えると短調の調べのような人情に惹かれるのです。

特に青森に惹かれます。青森の人に言ったら「違う」と怒られそうですが、私の中の青森人は、元横綱旭富士のような、「容貌、躯幹ともに玉のように玲瓏としているのに、感情がいつも出口をうしなったようにとまどっていて、悲しいときに笑ったり、腹をたてたときにほのかに微笑しているような、いかにも津軽人らしいところがいい」(司馬遼太郎「北のまほろば」)という人間の一つの美しい姿に惹かれるのです。

「北のまほろば」は今回で読むのは三回目です。おととしに青森に旅行しようと思い立ち、バイクの免許を取得するために教習所に通っており叶いませんでした。擬似旅行をするために、司馬遼太郎の「街道をゆく」を読んで事前に知識を取り込みました。去年も状況が整わずに行けず、三度目の正直なのです。仕事は忙しいけど、夢を叶えることを優先しました。

前置きがまた長くなりました。。

時間が限られてるから一気に盛岡まで一日で走りました。自宅を午前3時に出発し、首都高を通り、埼玉の川口から東北自動車道に乗り、盛岡に午後1時過ぎに到着しました。

途中、福島と宮城は強い雨が降り、レインコートを着てビショビショになりながら東北道を走りました。

バイクに興味がない人は、なんでそんな不快適で危険な乗り物に乗るのか理解できないと思うでしょうけど、ライダーが求めているのは移動するときの快適さではないのです。

バイクの旅ならではの楽しみもあります。ライダー同志はなぜか仲間意識があり、1人で乗ってる人も多いから気軽に話しかけたりして、一期一会を味わうことがあります。

今日もありました。一番良かったのは、BMWの大型バイクにタンデムで乗っている夫婦が、なんと柴犬を二匹、犬専用のシートバッグに乗せていたのです。
$テツログ-柴犬


犬専用のシートバッグに興味を持ったのと、柴犬の愛らしさに惹かれて、夫婦にお願いして写真をとらせて頂きました。もちろんなでなでしました。白と黒の柴犬です。

自分も犬を乗っけてツーリングしたいけど、ちょっと自信がありません。

怖がらないんですか、と聞いたら、「全然、乗るのが大好きです」と応えました。犬ではなく、当然飼い主が。

荒川区から北海道にツーリングする人にも会いました。強面で普通なら会話することはないのに、強面さんの方から話しかけてきました。人は見た目だけで判断してはいけませんね(笑)。

寝不足で高速道路をひたすら走り続けると、直進するだけの退屈な道なので眠たくなります。眠気回避策として有効なのが、一人カラオケです。

ヘルメットを被ってるし、他人に迷惑がかからないので大声で歌えます。

あまり歌を知らない方ですが、知ってるだけの歌を歌いました。学生の頃にだいぶのめり込んだ、ジョンレノンとビートルズ、ミスチル、コロンビアのファネス、サザン、岡本真夜、植村花菜の「トイレの神様」、加藤紀子、ZARD、コブクロ、長渕剛の「乾杯」、横浜市歌、スピッツの「チェリー」、相川七瀬、安室奈美恵、などなど。

歌じゃなくても、クラシックの曲をハミングしたり、デタラメな歌を即興で歌ったりしました。

盛岡についた頃には喉が枯れてました。でも楽しいものです。


盛岡は、現在私が仕事をしている案件の本社があり、出張で何度も盛岡の行ったことのある先輩や同僚から盛岡のおいしい料理の店の情報を得ていました。盛岡は冷麺が名物で、明明屋(ぴょんぴょんや?)というお店に入りました。冷麺の麺は太く、吸うのが意外と苦労しました。ちょうど暑い夏に来たから冷麺はよかったです。

盛岡は単純に八幡平に行くまでの経由地としてしか認識していなかったので、事前知識を得ていなかったから暇でした。東横インにチェックインして、少し寝て、それでもまだ時間があるので駅の周辺と駅のショッピングセンターを歩きました。

今回の旅は、宿は予約していません。仕事の都合で休みが取れるか確実ではなく、また長距離のツーリングは初めてでどこまで行けるか分からなかったからです。

1日目は盛岡駅前の東横インに宿泊することができました。

さて。ツーリングマップルを見て明日の予定を立てました。

盛岡ICから東北自動車道
松尾八幡平で降りる
八幡平アスピーテライン
国道341号
鹿角八幡平から東北自動車道
小坂ICで降りる
十和田大館樹海ライン
十和田道
瀑布街道(国道103号)
十和田ゴールドライン
途中、酸ヶ湯に入浴
青森市で宿泊

一日で行けるかしら。前の予定では、十和田湖で一泊する予定だったけど、今日、600キロ走れたからちょっと自信が着きました。

寝不足で頭が痛くなってきました。明日の支度して寝ます。目標6時出発。

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■今日のルート

横浜市中区 2:57
  ↓
 横羽線(ベイブリッジ経由)
  ↓
首都高湾岸線
  ↓
東京外環道路
  ↓
 川口IC 3:55
  ↓
東北自動車道
  ↓
盛岡駅前着 13:15


■走行距離

597.5 km


■走行時間(※休憩時間含む)

約10時間17分


■高速料金

東北自動車道:6800円
首都高   :1300円

合計    :8100円

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iPhoneからの投稿
東北バイクの旅の2日目の紀行文です。

盛岡を出発したときは雨が降っており、東北道に乗ったら強い雨で予定を変更して、明後日の予定だった津軽半島に一気に行こうかと考えました。雨の中の津軽半島なんて最高じゃないかと。

でも、しばらく走るとだんだん空が晴れてきて、八幡平も大丈夫なのではと考え直し、予定通り松尾八幡平ICで降りました。天気はすでに快晴で、レインコートが暑いくらい。

しかし、私はまだ東北の移ろいやすい天気に気づいていなかったのです。

八幡平アスピーテラインを目指し、牧歌的な風景に囲まれて、幸せなライダー気分で走りました。私がバイクに乗っていて一番好きなのは、田園風景の中をトコトコゆっくり、清浄な風を受けて走ること。それはそれは気持ち良い道でした。


今回の旅で一番楽しみにしていた八幡平アスピーテラインに入りました。松尾鉱山の廃棄を遠くに望み、八幡平ユースホステルで若い女学生らしき人を見かけて過ぎ去った青春に思いを寄せ、やや感傷的な気分で走りました。

・松尾鉱山の労働者住居跡
テツログ-松尾鉱山跡

・岩手山をバックに八幡平アスピーテラインを走る
テツログ-岩手山

左手の空を見ると、不吉な黒い雲が早いスピードで流れていました。私の進行方向に向かってる?不吉な予感は当たり、道はだんだん雲の中に入ってしまったように、真っ白な雲に囲まれてしまいました。ついに、前方10メートルまで視界が閉ざされました。

・雲の中に入る
テツログ-八幡平アスピーテライン

スペインのモンセラットを歩いたとき、同じように霧に囲まれ、人っこ1人もいない心細い怖い気持ちになったときのことを思い出しました。でも今度はバイクに乗っていたので、早く雲から出られるので不思議と怖くありませんでした。

八幡平アスピーテラインの半分は雨雲の中で何も見えず、残念な結果となってしまいましたが、仕方ありません。

気を取り直し、十和田湖に向かいます。十和田湖は夏に来たのは初めてですが、湖の波打ち際は海のようで素晴らしいですね。十和田食堂で名物の「ひめ一本焼定食」(ひめます)を食べました。美味でした。

・途中で通った七滝
テツログ-七滝

・十和田湖(遠望)
テツログ-十和田湖(遠望)

・十和田湖
テツログ-十和田湖


十和田湖からは、爽やかな清流が流れる奥入瀬渓流沿いを走りました。これはまた気持ちの良い道で、マイナスイオンを一年分浴びました。


・奥入瀬渓流
テツログ-奥入瀬

テツログ-奥入瀬


奥入瀬渓流は、中学の修学旅行で来たことがあることが分かりました。渓流には、馬門岩という岩があり、「バモン岩」と呼んでその変わった響きを覚えていました。ずっと謎で、最近バモン岩ってどこにあったんだろうと思っていたから不思議なものです。ただしくはマカドイワと大和言葉で読むのです。

・馬門岩
テツログ-馬門岩


修学旅行では、奥入瀬渓流で友人と、サッカー選手の名前でしりとりをしたものです。楽しかった思い出よりも窮屈だった中学生生活でしたが、今となれば懐かしく感じるものですね。

奥入瀬渓流を過ぎたら、旅の目的の一つの十和田湖ゴールドラインを走りました。途中、有名な酸ヶ湯温泉に入りました。一部が混浴です。名前の通り、酸の強い温泉ですが、疲れた身体にはちょうど良いくらいでした。混浴はほとんど男性客です。

・酸ヶ湯温泉
$テツログ-酸ヶ湯温泉


後はひたすら十和田ゴールドラインを走り、青森市に入ります。十和田ゴールドラインは樹海の中を走る気持ちの良い道です。八甲田山の中を走ります。今度は雨が降らず、八幡平アスピーテラインの借りを返せた気がしました。

・十和田ゴールドライン
テツログ-十和田ゴールドライン


青森市街に入った時は感慨無量でした。秋田をちょっと走ったときに気づいたんだけど、東北地方の信号機は縦長なんですね。

関東では横長なので、まるでスペインみたいだと思いました。予想ですが、東北地方は豪雪地だから、雪で信号機が見えなくならないように縦長になったのでしょうか。

・縦長の信号機
テツログ-信号機

17時頃にホテルに到着。
夕飯は、名物のじゃっぱ汁が食べられる「じょんがら亭」で食べました。るるぶに書いてあるように、スタッフはお母さんキャラの女性ばかりで明るい雰囲気なので、ひとりや女性でも安心でした。

お母さんキャラの女性に勧められて、ホヤの刺身を食べました。見た目はグロテスクだけど、田酒によく合いました。じゃっぱ汁は、野菜のスープで素朴な味がなんとも美味しかったです。

・じょんがら亭
テツログ-じょんがら亭

・夜のベイブリッジ
$テツログ-ベイブリッジ


青森の初日はなかなか好スタートです。

明日は一日、青森観光です。

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■ルート

盛岡 7:20
  ↓
盛岡ICから東北自動車道
  ↓
松尾八幡平IC
  ↓
八幡平アスピーテライン
  ↓
国道341号
  ↓
鹿角八幡平ICから東北自動車道
  ↓
小坂IC
  ↓
十和田樹海ライン
  ↓
 七滝
  ↓
十和田湖
  ↓
奥入瀬渓流
  ↓
十和田ゴールドライン
  ↓
酸ヶ湯温泉
  ↓
青森市街 17時頃

■走行距離

236.4 km


■走行時間(※休憩時間含む)

約9時間40分


■高速料金

東北自動車道 盛岡~松尾八幡平:750円
東北自動車道 鹿角八幡平~小坂:550円
 
合計    :1300円

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iPhoneからの投稿
昨日と今日は暑さも少し控え目です。

私の所属するアンサンブルで、10月に人前で弾くイベントがあります。

メンバーの前で独創曲を弾くだけなのですが。


何を弾こうか迷っていたのですが、決めました。

1.ソル「月光
2.タレガ「アルハンブラの思い出

ベタです。クラシックギター愛好者なら誰もが知ってます。


今日はアルハンブラの練習を始めました。4,5年前に個人レッスンで練習したことがあり、発表会では自分のベストパフォーマンスが出せました。

2年間弾いていなかったので、2か月前くらいに指の位置だけ思い出しました。

先日書いたように、iPhone のメトロノームアプリを使って練習しました。

メトロノームを使うと、全然リズムに沿って弾けてないことが分かりました。アウチ!


ギターでトレモロを弾くには、伴奏は親指(以後、p)でして、メロディーは薬指(以後、a)、中指(以後、m)、人差し指(以後、i)を連続して同じ音を弾きます。つまり、p,a,m,i、p,a,m,i のようにずっと弾き続けます。

トレモロを弾けるには技術がいります。下手に弾くと、aとmの長さと、mとiの長さが違っていたりすると、大変聞き苦しくなります。以前、あまり上手ではない「アルハンブラの思い出」を聴いたことがありますが、聴いている方も苦しかったです。

少し成長した私は(笑)、ちょっと練習法を考えました。

トレモロと曲の練習を分けてやることにしました。

つまり、曲の練習は、メロディーは人差し指の i だけを使います。ずっとp と i で弾きます。トレモロは別に練習します。他の曲でトレモロを練習しても良いのです。

ただ、練習するときの約束事を考えました。

■てつ流クラシックギター練習法

・必ず曲を通して弾く
 →長い曲だと、ついつい難しい部分だけ練習してしまうけど、始める時と最後だけは通しで弾くと曲のイメージをつかめます。

・スケール練習をする
 →アンサンブルで毎回練習している方法です。
 →同じ音の長さの中に、4つの音、3つ+1つ、3つ、2つ+1つ、1つ+2つ、2つ、1つの音、といった風に、色んなバリエーションで弾きます。これは、早く正確に弾く練習になると思います。

 ド、ド、ド、ド、レ、レ、レ、レ、ミ、ミ、ミ、ミ、・・・
 ド、ド、ド、レ、ミ、ミ、ミ、ファ、ソ、ソ、ソ、ラ、・・・
       ・
       ・
 ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ・・・ミ、レ、ド

最後が一番早くなります。これ、合理的で効果的なスケール練習法。

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植村花菜の「トイレの神様」を聴きながら書きました。CD買いました。

これから犬の散歩に行ってきます。