自分にとって1987年は新たな人生の始まりの年でした。

 

その年にリリースされた長渕剛の10枚目のアルバム「LICENSE」は

当時カセットテープに録音して仕事先での宿泊ホテルの部屋で

毎日のように聴いていました。

 

その当時は歌詞の意味も深く考えずBGMとして聴いていました。

 

そして最近、YouTubeで「花菱にて」を35年振りに聴く事になります。

 

久し振りに聴いた「花菱にて」に心を揺さぶられる事になります。

 

もちろん歌詞の内容や楽曲のエピソードに自身の人生を重ね合わせるものが

あるわけではないのですが、なぜか知らず知らずのうちに口ずさんでいたり

無意識のうちに頭の中をメロディが流れているのです。

 

正直、長渕剛の楽曲への思入れはファーストアルバムの「風は南から」から6枚目の

アルバム「HEAVY GAUGE」までで、特に感情移入を強く感じる長渕剛の唄い方には

馴染めず1987年当時もそんな思いで「LICENSE」のアルバムを聴いていたと思います。

 

それが同じ楽曲である「花菱にて」を現在聴いてこんな心をを揺さぶられる感情が

湧き出てくることに驚きさえ感じています。

 

今自分にとって「花菱にて」は、自身の精神状態が健全でない日々に

欠かせない楽曲になっています。

 

昔聴いて何も感じなかった楽曲を35年振りに再び聴く事になりこんな想いに

自分自身驚き文字に起こした次第です。