随分昔に後輩の一人が「いい歌がある」と教えてくれたのが

松本伊代が歌う「サヨナラは私のために」でした。

 

作詞は川村真澄と云う女性です。自身存じ上げない方でしたので、調べたら

多岐にわたり色々なアーティストに詞を提供されている有名な作詞家でした。

 

やはり女性が作詞したと分かる切なくも女心が覗える歌詞に

女性の強さと狡さと弱さを感じ取れた気がした作品でした。

 

もし“サヨナラ”を別れの選択肢とした時、それにより失うものが自分にとって

どれ程大切なのか初めて気づく気がします。

 

歌詞の主人公である女性のこの言葉が深いです。

 

‘サヨナラは私のために いつかは あなたのために

      きれいになって 困らせたくて髪を今 伸ばしてるのよ

           でも もう逢いたくないと心から嘘ついたの それも自
分に’

 

 

                                               

 

 

 

 

 

人混み 見降すバスのシートで涙が流れて来たら どうしよう

逢えない理由のひとつひとつが景色と重なるたび 虚しくて

優しくしたいと 思う程深く 愛せなかった

サヨナラは私のために  それとも あなたのために

楽しい日々は 無駄じゃないけど約束もできないくせに

電話を かけて来ないで心から嘘ついたの それも自分に


はじめて送ってくれた夜には二人は なかなか 帰れなかった

思い出 ぼんやり 浮かべているとしあわせなんて 何か わからない

泣いただけ 強くなれるならそれは 誰のためなの?

サヨナラは私のために いつかは あなたのために

きれいになって 困らせたくて髪を今 伸ばしてるのよ

でも もう逢いたくないと心から嘘ついたの それも自
分に