手厚く 愛情深く 慈しまれ送られた
最期の
7カ月の月日・・・・
胸に 家族のお便りとともに・・・
立派な 旅路支度を整えてもらい・・・・
別れを告げて 微笑んで 空へ向かった・・・・
愛に包まれて・・・・
あの日・・・・
出会えた おとうさんとおかあさんが
最期の日々を
家族として 見守り 支えてくれた
奇跡の出会いは
偶然ではなく 必然だとしたら
この犬は なんと 強運な子だっただろう・・・
志を持ち
この世の 身勝手な人間のクズに
立ち向かう 人たちの愛情を受け・・・・
運を引き寄せた 犬・・・
遺棄された後の
八代保健所での日々・・・・
様々な 思い出・・・・
毎日続いた
保健所からの 緊急連絡・・・・
タカノさん ウッチャンの様子が・・・・
タカノさん ウッチャン 震えがとまりません
タカノさん ウッチャン 立ち上がれません
そのたびに 急いで駆けつけて
病院へ 車を走らせ
先生を困らせた。。。。
先生 助けて! 先生 どうにかして!
先生は いつも 正しく あたたかく
この子の症状を見守ってくれた
診察台に立ち上がろうとする
小さな命を
いつも いつも 抱きしめながら
叫んだよ
大きな声で 自分を鼓舞するために
叫んだ・・・・
大丈夫 大丈夫よ・・・
よくなる 大丈夫・・・・心配ない・・・・
歩行も困難な 老犬を
病を抱えた 老犬を
頑丈な首輪で つなぎ止め
愛情のかけらもない元の飼い主から
まるで 今思えば
逃げ出してきたかのような 出会い・・・・
生きていてね
そう 願いながら 重い扉を閉めた日を
生きていてね
そう信じて 毎朝 扉を祈る気持ちで
開けた日々を。。。。
あなたに出逢えて
私たちは・・・・
たくさんのことを 学びました
生きているだけで そこにいるだけで
意味のある 命が存在することを・・・
がんばったね ウッチャン・・・・
あなたの笑顔に
たくさんの人が 勇気をもらいました
そして
一緒に 闘い 一緒に 笑い
いま たくさんの人たちが
あなたの本当の家族に 心からの
感謝をしています・・・・
いまでも あなたの 匂いのする
私の助手席・・・・
忘れないよ
あの日々を・・・・
ウッチャンのとの出会いは
命の最期を 命の終わりを
自分で決める その尊厳を・・・・
もう一度 しっかりと 人間が考えるということ・・・・
愛情をかければ 必ず
応えようとする それが犬という命・・・・
これからも活動して行きます」
ジャスティンは 素晴らしい家族に
出会えた 守られた 奇跡の犬です
病気だから 老犬だから 吠えるから
世話ができないから 汚すから
お金がかかるから 大変だから
離婚したから 引っ越すから
そんな身勝手な理由は けして
理由になんて ならないことを・・・・
わかってください