麺処 となみ@松戸
2020年7月15日オープンの「麺処 となみ」に行きました。
「中華そば まるき」を出た後に向かったのは約32mの至近距離にある麺処 となみ。
約2年前に開店した麺処 となみは2015年5月23日西浦和駅すぐの場所にオープンした「miso style となみ(閉店)」が移転して再出発した店になります。
店主は埼玉県を代表する人気店「狼煙~NOROSHI~」で修行し、狼煙グループの姉妹店としてmiso style となみを西浦和に開店。
ちなみに狼煙グループに入る前は東京濃厚味噌の先駆け的な「麺処 くるり(現在大塚屋)」でも修行されてたそうです。
濃厚ドロドロみそらーめんを看板メニューにしたmiso style となみとして2019年9月頃まで営業してたが納得するラーメンが出来ないという理由で休業してしまい、そのまま閉店してしまった。
約1年近くのブランクを得て場所を千葉県松戸市に味も濃厚味噌から濃厚動物魚介醤油に変えて屋号を麺処 となみに変更して新規一転再オープン。
しかし、私が訪れた約10日後当面の間休業しますとツイッターで突如告知し「日々改良して来ましたが納得できず3年前味噌ラーメン屋をやってたのでもう1度味噌ラーメン屋として再出発しようと思います」と再び休業してしまった。
今回の件で店主さんは再び味に納得できず休業するなんて相当ストイックな方だなと思ったし、全て1人で行い切り盛りしてたけど非常に丁寧でハキハキとした接客をされ好印象でしたけど色々と悩みながら営業してたんだな~と。
休業してから約1ヶ月後の3月16日屋号は変えず西浦和時代と同じ味噌専門店としてリニューアルしてます。
なので今回食べたメニューはもう食べることができませんので。
お店の場所は松戸駅東口から徒歩7分ほど。
本当まるきのすぐ近くなので松戸市役所交差点近くにあります。
店内は軽く豚骨のような動物臭が漂いこぢんまりした造りで内装はシンプルですが木材のテーブルと背もたれのある四角椅子を使用。
厨房前にストレートカウンター7席。
店主1人で切り盛り。
13時35分頃に入店するとほぼ満席で後からもコンスタントにお客は入ってくるなど人気ですね。
券売機。
訪問時のメニューは、ラーメン800円、大盛り850円・つけめん850円、中盛り850円大盛り950円・味付け玉子100円・ねぎ増し100円・メンマ増し150円・肉増し200円。
卓上調味料は一味唐辛子・GABANブラックペッパー・お酢。
注文したのは「ラーメン」¥800
つけめん850円を食べてる方も多くいましたがラーメンを。
スープが隠れるほど具材がギッシリ乗せられてますが見るからに濃厚そうなスープが見えます。
スープは超濃厚動物魚介醤油味。
オォ~!これは相当なブリックス濃度を誇るドロドロスープ!
miso style となみ時代もかなりのドロドロスープでしたが箸が立つんじゃないかと思うほどの高粘度を誇り、狼煙でも使用してるセメントミキサーを使用して豚骨や鶏ガラを粉砕し煮込み完成させる高濃度高粘度の超濃厚動物出汁の旨味が凝縮という言葉だけでは収まり切れないほどパンパンに詰まりまくってる。
この手のタイプだとタレが弱い店も多いが、となみでは醤油ダレをかなり効かせこのドロ系スープの中でも非常に前に出てキレも感じるほど。
デフォで振りかけられたブラックペッパーも味を引き締め、唸ってしまうほど美味いドロ系でした!
麺は自家製の全粒粉入り中太ストレート。
若干コシとハリのあるモッチリした食感がドロ系スープにもどっぷり絡み、全粒粉風味はほとんど分かりませんがこの麺もかなり好み。
具はレア豚チャーシュー・太メンマ・海苔・刻み玉ネギ・刻み白ネギ。
スライサーで切られるレアチャーシューは薄切りですが大判でレア感もさほど強くなく美味しい。
太メンマも柔らかく好印象。
近年食べたドロ系では1番美味しいと思ったかもしれない。
この味でつけめんを食べたかったがこの味噌Ver.も相当気になるし、リニューアルしたみそラーメンも食べに行かなければ。
麺処 となみ
千葉県松戸市小根本51-5
不明
月曜~金曜 11時30分~14時30分・17時30分~20時30分(L.O20時15分)※1日70杯前後で売り切れ終了
土曜 11時~15時(1日70杯前後で売り切れ終了)
日曜定休日