『中華そば まるき＠松戸』

約8年ぶりとなる「中華そばまるき」に再訪問しました。

私が初めて食べた千葉県のラーメン店は松戸市にあった店となり、年々新店がオープンしては長年の宿題店を食べ歩きしに松戸で何回食べ歩きをしたか数えきれないほど訪れてる街です。

松戸にも千葉県を代表する名店は何軒かありますが、今回久しぶりに行ったのが中華そばまるき。

2001年10月2日オープンの中華そばまるきは昼時など行列ができる人気店として有名で店主高橋氏は都内のホテルなど複数の中華料理店で働いてたが20歳位の時柏にある有名老舗店「ラーメン専門の店大勝」を食べると衝撃的に美味しく25歳位の時にこのまま中華料理店の料理長になどになるなら大勝のようなラーメンを作りたいと募集もしてない大勝に修行させてほしいと行き1年掛かって初代店主に許可を頂き15年以上厨房を任されていた方。

大勝譲りの煮干しラーメンをベースにした中華そばと中華時代の経験を活かしたチャーハンを看板メニューに置き、瞬く間に千葉県名店の仲間入りを果たした。

師匠大勝は2大大勝軒として知られてる「永福町大勝軒」出身なので、まるきは永福町大勝軒から見たら孫弟子の店となり、まるき出身店も数軒あるのでそれらの店は曾孫弟子になるなど系譜を辿っていくと感慨深いものがある。

ちなみに現在は息子さんが2代目として修行中のようです。

お店の場所は松戸駅東口から徒歩7分ほど。

松戸市役所交差点付近にあります。

店内は2階建てですが席は1階のみで結構こぢんまりとした造りでカウンターなど木材を使用した渋みのある内装。

厨房に店主と奥様と思われる女性と2代目の3人体制で切り盛り。

私はあまり気にしませんが訪問時店主は完全にマスクをしてませんでしたね。

13時頃に到着すると店内待ち4人ほどでき、私が退店する時は外待ちも発生するなど人気は変わらず凄い。

券売機。

メニューは、中華そば（小）800円、（中）900円、（大）1000円・つけそば（小）900円、（中）1000円、（大）1100円・まるきそば（小）1000円・肉そば（小）1100円・限定そば950円・煮玉子100円など。

煮干し中華そばと特製全部入りのまるきそばにチャーシュー麺の肉そばと、つけそばの各種（小）～（大）サイズ用意されてます。

まるき名物チャーハンも（小）・（中）・（大）があります。

トッピング・お飲み物は券売機に無く煮玉子以外は全て現金販売となり、生玉子50円・煮玉子100円・麺3玉（大食券＋現金100円）100円・長葱100円・青菜（小松菜orほうれん草）100円・焼きのり100円・メンマ150円・ワンタン200円・チャーシュー300円・ワンタンスープ400円・半ラーメン（中華そば小の半分）500円・ゆず（季節限定）0円など。

注文したのは「中華そば（中）」￥900＋「チャーハン（中）」￥700

前回も中華そばとチャーハンにしたけど今回は両方とも（中）サイズでガッツリ食べると決めてた。

昔と全く変わらず刻み白ネギがたっぷり入ったスープに中細麺が浮き中央に小ぶりのチャーシューと青菜が添えられステンレスのトレーにのせられ中華そばから提供。

スープは軽く濁りのある清湯煮干し醤油味。

表面にラードが浮いた熱々のスープは豚骨を中心とした動物出汁を土台に4種類の煮干しと鯖節節や野菜類から取った構成のようで、修行先大勝とは結構違い独自に進化させた煮干しスープという印象。

昨今の煮干しの旨味のみを抽出したタイプでも振り切った濃厚煮干しとも異なり、じんわりと沁みわたってくる芳醇な旨味と鼻から抜けていく風味が実に心地よい。

ジャガイモやニンジンなどの野菜類も加えてるからか他素材の旨味も溶け込んでるのでラード効果と共に厚みもありラードによる適度なコッテリ感もあり絶妙な煮干しスープに仕上げ美味いな～。

麺は草村商店の中細縮れ。

永福町系お馴染みの草村商店の中細縮れ麺を合わせ永福系は柔らかめの茹で加減の店が多いけど、まるきでは茹で時間やや早めで歯ごたえを残しつつモチッとした食感に縮れ具合がスープによく絡んできます。

（中）サイズなので麺量は1.5玉とボリューミーでした。

具はチャーシュー・メンマ・青菜・刻み白ネギ。

チャーシューは小ぶりの肩ロースで普通に美味しいけど特筆する点はないかな。

今回最大の目当てとなるのがまるきのチャーハンがふと食べたくなって来たんですけど、久しぶりに食べても相当美味いっ☆

自家製ネギ油で米と煮豚・玉子・刻みネギのみで炒め、パラッとした炒め加減といいシンプルな味付けといいシンプル・イズ・ベストと謳ってるチャーハンなだけあります。

麺類と（小）サイズを頼む方が多いけど、この後連食しなければ（大）で食べてもよかったですね。