大西洋謎の文明遺跡「ヴェーマ」?とダイヤモンド |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ


砂坂を這う蟻-1


 月曜にもブログに出した大西洋のある場所

「んーなわけないやろ~~、チッチキチー」(チ)

 みなさんは笑っておられるでしょうね…。


 私は!大真面目!

 こんな海底2500mの所に文明の跡があるわけないって?

 いいですか、8000mヒマラヤには貝の化石があるのですよ。

 2000や5000mくらい、地球規模を人間並みに考えるとばあさんのしわがれた顔の皺程度のものですよ。……?


 ひょっとして プラトンが言っていた、アトランティスはここにあった! のでは・・・(リンク参考)

 それとも、今まで何も騒がれなかった超古代文明?。


砂坂を這う蟻-1


提供:GOOGLE EARTH 大洋水深総図(GEBCO)米国海洋大気庁(NOAA)米海軍 U.S.NAVYSIO,NGA

 黄色い丸印が、問題の文明跡。

(右側の白い点二つはGOOGLEが付けた難破船のマーク)


 そして人工的な地形(黄色の丸印)の左に展開している大きな傷のような溝

 これは、私が主張する古代遺跡?のすぐ隣にある不思議な絶壁ですが・・・。

 拡大するとわかるけれど、とても鋭角な切り立った岩壁になっています。

 その周りを良く見てください。

 周りは長い何月で侵食されたような、角のない丸い地形になっています。

 ツルンと滑らかな所は溶岩が吹き出て溶けたまま固まったのでしょうか。

 ここだけが、どちらかというとまるで外部からガリっと傷を付けられたような跡です

 高いところで海抜-700m、谷底あたりの深いところで海抜-5000mです。

 縦についている溝のことではありません、黄色い○の左に横に伸びている溝です。

 こんなに鋭角に切り立ったところは周りにはありません。

 縦の傷が分断されて左右に分かれているのは長年の地殻変動によるものだろうと思いますが、横の傷は気のせいか、それよりもずっと新しくてしかも外部からの圧力が掛かったようなに感じました。


 この傷はどうも「Vema Fracture Zone」と言って、地質学上の研究対象になっているところみたいです。

 この辺りの地形は、地球の奥深くにあるマントルの表層部が表に出てきた跡らしいです。

 岩は、かんらん岩雲母橄欖岩(うんもかんらんがん、mica peridotite)で構成されていると言われています。

 橄欖岩(かんらんがん)は、宝石にもなる部分があって、俗にイブニングエメラルドといわれているそうです。


砂坂を這う蟻-1 (イブニングエメラルド)


 夜でも綺麗に輝くと言われる宝石です。

 雲母橄欖岩(うんもかんらんがん、mica peridotite)とは、キンバーライト。つまりダイヤモンドの原石になるものです。(ダイヤモンドはマントル表層部にたくさんあると言われています)

 もし、この切り立った巨大な崖が、太古にマントルが勢い良く吹き出た跡なら・・・。

 この辺りで採鉱が出来るなら、ダイヤモンドや宝石がわんさかと出てくるのでしょうね。

 採掘できるなら・・・・です(笑)

 東京大学の沖野先生なんでしょうか… この大きな岸壁Vemaについては研究されています。
砂坂を這う蟻-1

 http://ofgs.ori.u-tokyo.ac.jp/~okino/files/lec04_tectonics5.pdf

 これによると、外部からの傷ではなくって、マントルの隆起によるものみたいですが…。


 話は、私が主張する場所に戻ります。

 一番上や一番下の写真の、黄色い丸印の所。

 この場所は上のイメージ図でいえば、左下に少し移動した所にあります。

(月曜日のブログとは、角度を変えてあります。この角度からなら宮殿跡?らしく見えますね)


砂坂を這う蟻-1

 こんなシメントリックな地形が、火星や土星探査機で見つかったら、大変な騒ぎになっているでしょうね。

 けど、地球といっても恐らくは水深2500mほどあるでしょうか、やはり大騒ぎになってもいいのに…。


 ここには何かがありそうな気がしてなりません。

 左右にシメントリーな構造物。宮殿につながる橋?塔?ピラミッド?と広場のような・・・。


 太古に文明があり、そのシンボルだった塔(ピラミッド?)だけが残った。

 何時の日か地球の地殻変動が激しくなって大地震によって飲まれてしまい、その文明は滅び去った。

 その後の地殻変動や侵食によって周りの遺跡は洗い流されたが、シンボルの塔の一部だけが現存している。

 こんな感じで想像しています。


 これって、映画でありませんでしたか?良く似たストーリーで。

 そうです。「猿の惑星」 太古にあった「自由の女神」像が残っていた、と言う結末が印象的な映画でした。

「プレデター」という映画もあります。プレデターは人間が誕生する遥か昔から地球に存在して、宮殿に住んでいたそうです。(笑)

 これが建物だとすると、山を利用して建てられたとしか思えません。


砂坂を這う蟻-1

 一応の各所の水深や物体の高さを(アバウトですが)記しておきます。

 とても巨大な物で、丸いぶつぶつ一つがエジプトのピラミッドほどの大きさになると思います。

 中央で大きく凹んでいますが、地殻変動によるものではないでしょうか。


 しかし、エイリアンの巣みたいで不気味ですね。


 地球が誕生したのが40億年前。

 猿人アウストラロピテクスがいたのは400万年前。

 日本が大陸から離れたのがたったの13000年前。

 日本が大陸から離れて今のようになるのに4000年弱。

 50万年から100万年単位で生物が絶滅を繰り返す。

 百万年置きに地球の地磁気が逆転してきて、環境が変わり海が大陸に、大陸が海に変わってきた。


 そんななかで、大西洋のど真ん中に遺跡が残っていても何の不思議などあるものか。

 だれか、真剣に調べてくださいよ!

場所は


緯度 10°23'32.67"N 

経度 41° 1'58.51"W  です!

 
(発見:2009/02/15 GOOGLE EARTHにて)

砂坂を這う蟻-1


考古学者で有名な島田泉先生 にメールを入れちゃいました。(^^)

先生は南米考古学を研究されている南イリノイ大学の教授。

2007年9月のキヤノンスペシャル「幻のアンデス黄金帝国」

で「シカン」という黄金都市を紹介した人です。がはは・・・

何か返事が返ってこないかな・・・。


【1】謎の宮殿跡!「アトランティス大陸」?

【2】大西洋謎の文明遺跡「ヴェーマ」?とダイヤモンド

【3】大西洋謎の超古代遺跡?「ヴェーマ」1

【4】大西洋謎の超古代遺跡?「ヴェーマ」2

【5】大西洋謎の超古代遺跡?「ヴェーマ」3最終