再婚するお母さんに、子どもは何を感じるか? | 塾の先生×国語力×ナリ心理学®︎

塾の先生×国語力×ナリ心理学®︎

小中高の個別学習塾を経営して26年。国語の先生として生徒と一緒に勉強しています。ナリ心理学®︎認定心理アドバイザーで活躍しています。

先生。文章で実用的な文章や論説文を扱い、

  

 

■マリコ先生の自己紹介

マリコ先生の塾

・東京都江東区で個別学習塾を25年経営

・小中高の学習塾の先生&経営者

・中央大学法学部

・児童心理カウンセラー

進路アドバイザーとは

・進路アドバイザー

ナリ心理学とは

・ナリ心理学®︎認定心理アドバイザー
LINEセッションマスター

 

ずいぶん前になりますが、

生徒のお迎えがいつものお母さんからお父さんになったとき、いきなり生徒が「帰らない!」と言い出しました。

「ニセモノのお父さんと帰りたくない」とポツリと言ったので、再婚相手なんだとわかりました。




子どもが再婚に対してどう感じるのか?




だいたい、子どもの根っこにあるのは、お母さんの再婚相手から「愛されないかも?と思う寂しさと怖さ」「自分は二の次になるのかも」「置いていかれる恐怖」「自分は捨てられる」「寂しい」「不安」「お母さんを取られる気がする」「なんで新しい男の人が家に来るのかという怒りと恐怖」「新しいお父さん=敵」と設定する子どもが多いです。




育った環境や兄弟の数によって子どもの感情も変わりますが、「親の再婚=自分の立ち位置の変化」でもあります。




表面では明るくしていても内心は、「自分が優先されるのか?」「自分のことを認めてくれるのか?」を敏感に感じとります。




子どもは、基本「お母さんは自分のもの」と感じるのが自然です。


親の再婚に対して、小中高生は、精神的に不安定で愛情確認を繰り返す時期です。




理解しようとする一方で、心のどこかで「納得するフリ」をするし、自分の感情を殺して大人ぶる子どももいます。




我慢、無関心を装っても本音は「傷つきたくない」ものです。「再婚はお母さんの自由だよ」と言っていても、本音は、「私をちゃんと見ていてね」が隠れています。





高校生くらいになると「親の人生だし」と言ったり、無言の生徒がいますが、無言だからといって「再婚を受け入れている」かどうかはわかりません。「言っても無駄だし」「お母さんに嫌われるのは嫌だから一応応援はするけど」というスタンスをとっています。




こんな子どもの揺れ動く気持ちをわかっているのかいないのか、お母さんは、




結婚前に、彼の家に行ったまま帰ってこなかったり、子育てを祖父母に任せる「オンナの顔」を選んだ場合、




子どもの感情は大きく揺れ動き、今までの日常がうまくいかなくてなる可能性があります。ダウンダウン




一番子どもがショック状態になるのは、SNSで「彼とお母さん」のラブラブな写真を友達が見つけて、友達経由で知らされたとき。




だから再婚を選ぶ時に、子どもに我慢させるんじゃなくて、「あなたのことを大事に思いながら、自分の幸せも大事にしたよ」と伝えること。



これが抜けると子どもは居場所がないと思って家出します。家出することが出来ない場合は、引きこもるか逆の暴れるかのどちらかになります。




たとえ、

「うちの子、そんなの全くなく育ったから、うちの子はみんなと違ってすごくいい子」と言ってるお母さんがいますが、




子どもが「生きづらい」と感じるのは30歳過ぎてからですから…




子どもが親の再婚に対して表向き「いいじゃん、幸せになってね」と言っても、


心の奥に「私は寂しかった」という思いが残る場合もあるのです。




子どもの年齢にかかわらず、「再婚」=「お母さんの人生の選択」であると同時に、子どもにとっては「愛されているか試されるイベント」でもあります。




そのときに

 正しさで説得するのではなく、子どもの「感じた気持ち」にちゃんと寄り添ってくださいね。




まもなく締め切りです(^^)


 

 

ではまた。

 

■LINE公式

「ガチ・マリコ塾」 

今、LINE公式に登録すると、

ノートの取り方まとめ方(資料:ナリ心理学ブログ)

Facebookライブ3日間を全てYouTubeにして

お渡しします🩷🩷

 

 

 Instagramたまに更新



Facebook毎日更新