■マリコ先生の自己紹介
・東京都江東区で個別学習塾を25年経営
・中央大学法学部
・児童心理カウンセラー
・ナリ心理学®︎認定心理アドバイザー
LINEセッションマスター
・進路アドバイザー
・小中高の学習塾の先生
【脳内の母親】続き。
1950年生まれ74歳。だいたい同級生は、
(故)八代亜紀さんとか
和田アキ子さんとか
舘ひろしさんとか。
高度成長期に生まれた母親達。
サザエさんで育った母親達。
都会で育った母親達。
田舎で育った母親達。
ちなみに、団塊の世代とは1947年から1949年、戦後の第一次ベビーブームの時期に生まれた方々です。2025年には、この団塊の世代の人達で溢れます。これを2025年問題と言うのです。
この母親の子ども
1976年生まれ48歳として考えてみます。
高度成長期といえども、
都会で暮らす母親と地方で暮らす母親とは全然価値観が違います。
74歳のお母さんは26歳であなたを産みます。
子育て真っ最中のころ母親は、「ドリフ大爆笑」を見て、母親27歳。山口百恵ちゃんのファンになるww
さて、1986年から1991年まで日本はバブル期になります。母親36歳から41歳です。あなたは10歳から15歳です。
都会に住んでいるのか?
地方に住んでいるのか?
バブル期は関係なく日本は潤っていました。
私の周りでも、狂喜乱舞した人がいたし、バブルが崩壊した1991年から1992年頃、命を絶った人もいたのも事実です。
さあ、そんな時代に子育てをする母親は、昭和のバブル期を経験し、平成不況も経験した世代です。「家族が人生の全て」の母親は子どもにどんな言葉を言うのか?
「あなたのためなのよ!」
この年代はこの言葉が好きです。なぜなら、やりたいことを我慢して子育てする時代だったから。
「自分を犠牲にして育ててきた」「お母さんができなかったことをあなたにして欲しい」「お母さんのいう通りにしてれば間違いない」「あなたを◯◯させるのがお母さんの夢」「お母さんの分まで頑張って欲しい」
こんな母親の言葉に対して反発しようものなら、
「ほらみなさい!」「お母さんの言う通りにしないからそうなったんだ!」
コレを言われて育った娘は、母親の認めない人生を選んだら不幸になるんだ!と刷り込まれるのです。
これが脳内の母親の正体!
幼少期、知らず知らずのうちに刷り込まれた母親の呪文に、子どもは人生を選んでしまうのです。
この違和感が人生の楽しみを奪い生きづらさを感じ、自分が親になったとき「平成」の子どもの扱いに苦しむのです。
1950年前後に生まれた母親の言葉に、「娘を産んでおいて良かった」「あなたさえいればいい」と娘にしがみつく言葉を使います。
それはなぜか?
子どもは成長するにつれ、なんでも自分なりに考え決断して自分の人生を歩んでいきたいと言う気持ちになり、それまで依存していた母親と距離を取るようになるものです。
だがしかし
駄菓子菓子、
高度成長期に生まれ、男尊女卑の時代で、オトコに尽くすことが美徳で、「はい」「わかりました」の言葉しか言えなかった幼少期の母親がやがて結婚。
「たまごくらぶひよこくらぶ」もない時代。核家族の母親は、娘を母親の抱える愚痴的な役割にしてしまう。大家族の場合は、爺さん婆さんの嫁いびりの辛さを子どもに泣きながら訴え、
子どもを「小さなカウンセラー」のような役割にしてしまう。これは、子供のころ、子どもらしいことをしていない!ことになるのです。
「小さなカウンセラー」は、常に母親の顔色を伺うようになるのです。お母さんは泣いてないか?お母さんは困ってないか?お母さんはいじめられていないか?と、母親の役に立たなきゃの子ども時代を過ごすのです。
そして、極めつけは、母親の弱者戦略の言葉が「あなただから(長女)話すのよ」と言われると、長女は、「長女としても役目や責任」だと感じるのです。(←私はこのタイプ)これをやられると、子どもは、「お母さんが可哀想」「お母さんは私が守らなきゃ」になるのです。
ナリ心理学
この、自分が幼少期に、母親から刷り込まれた呪いの言葉を外に出さない限り、48歳のあなたは、ずーーーーーーーっと目の前に問題「煙」が起こるのです。
だから、
クソノートを書くのはこのためなのよ。
■ちえチャンネルYouTubeはこちら
![ゲラゲラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/077.png)
■ナリ心理学メルマガはこちら
■読まれているブログ