■■[小品] 過去に嫉妬しても現在は変わらない「私、待つわ」 | taroozaの不思議の謎解き 邯鄲(かんたん)の夢

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☆BLOGの話題は、精神世界とリアルな現実世界の話題です。
巡礼の旅で、危機に瀕する日本を感じました。
未来の孫たちへ、「日本人の霊的遺伝子」を繋げる責務が、今の世代にあります。

*舞台劇の[小品]風であり、登場人物の語りや背景、時期は混ざっています。

 

倒れたのは秋口の頃でした。
貧血の原因は下血のせいで、体重は50kgを切っていた。
手術して長い間入院することなってしまった。
それまでの終わらぬ悪夢が、心と身体を内から切り刻んだ。

過去のことでも、現実と過去は切り離せないものが苦しめることになる。
父親ともいえる優しい祖父には愛人がいた。
一人は隣町に居る。
もう一人は、住み込み夫婦の女性でした。昔、男は合意した上で〇〇の妻を提供していた。
祖父の死で、全て関係者が遺産に群がって、過去を自ら暴いて主張した。
惣領となっている跡取りの高校生には刺激が強すぎた。

振り返れば闇であった。

一瞬絡みつく男女の視線を見逃さない・・
邪悪な眼に眩暈がする。
それまで夏の間祖父の家に行かされていた。
男の冷たい視線の意味に気づいた。男は、ずっと私の名前や呼びかけもしたことが無い。その夫婦の作った食事に異変を感じて食べなかったこともある。

そのトラウマが他人の作る食事に敏感になったようです。
 

母の連れ子の兄弟はおります。祖父とは血のつながりがありません。
惣領である一族の墓守の私は、現金はその夫婦に退職金として与え、土地を半分にして、元愛人たちに放り投げた。弁護士と相談して縁を切ったのです。

彼女(今嫁)には、精神的に支えられた・・
金銭的な欲望と情欲の絡む「不倫」が、どれだけ一族を不幸にするか身に沁みています。家庭や一門を崩壊させる破壊力がある。
これが怨念のともなう不倫を嫌う真の思いです。

 

・・彼女「私、待つわ」

 

「待つわ’07(MV)」 あみん

https://youtu.be/iY__TVZFYDY

Jedi
2015/05/18 に公開

 

 

*変更 2018.10.6 「一族の恥」➡ 「私、待つわ」」