みんなの事は知らないが、俺はこう思う。 -15ページ目

みんなの事は知らないが、俺はこう思う。

時事問題から身近些事迄、出来るだけ自分の視点や立場から熟考して書いています。時々空気を読まずに暴走したり、独善的に決め付ける事も度々あり。常識や良識からの逸脱必至。真面な方なら顰蹙間違い無し。それでも読みたい方は大歓迎です。尚、書評、音楽評も行って居ます。

「週刊文春」に明かした“前代未聞の公共訴訟”を起こす理由とは


大手出版社KADOKAWAの元会長・角川歴彦氏(80)が、明日6月27日、国に対して2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起することがわかった。また、同日13時から東京都内で記者会見を開く。


 今回の提訴に先立って、角川氏は「週刊文春」とジャーナリスト・浜田敬子氏の独占インタビューに応じ、国家賠償請求訴訟を提起した理由などを明かした。


「人質司法のあり方」を訴えたい


 角川氏は2022年9月14日、東京五輪のスポンサー選定をめぐる汚職事件で東京地検特捜部に逮捕された。元部下と共謀の上、五輪組織委員会元理事の高橋治之被告に賄賂を渡してスポンサー選定を依頼したという容疑だった。


角川氏は聴取に対し、一貫して容疑を否認。そのため、226日にわたって勾留され、2023年4月27日にようやく保釈が認められた。


 角川氏が語る。


「僕がこの裁判で訴えたいのは、『人質司法のあり方』です。国家賠償請求の形を取っていますが、賠償金が欲しいわけでもありません。司法のあり方、検察の捜査手法そのものを問う裁判を起こすことは五輪汚職の裁判にマイナスな影響を与えるかもしれない。それでも僕は日本の人質司法の非人道性、違法性を知ってほしい。憲法や国際人権法に照らせばどれほど人権を侵害しているのか」


「残りの人生を賭けて公共訴訟という形で問いたい」


 弁護団に名を連ねるのは、「無罪請負人」とも呼ばれる弘中惇一郎弁護士のほか、団長は村山浩昭弁護士が務める。村山氏は2014年、袴田事件で「袴田巌さんは無罪の可能性が高い」と再審開始が決定された際の裁判長だった人物だ。


 村山氏はこう指摘する。


「人質司法そのものが憲法違反で、国際人権規約からみて人権を蔑ろにしていることを問うのはこの裁判が初めてだと思います」


そして、角川氏はこう語気を強めるのだった。


「僕は残りの人生を賭けて公共訴訟という形で問いたいのです」


 6月27日発売の「週刊文春」および現在配信中の「週刊文春 電子版」には、角川氏へのロングインタビューを掲載している。前代未聞の公共訴訟を提起した理由、拘置所で受けた非人道的な扱い、弁護団との出会い、そして森村誠一の名作と同名の書籍『人間の証明 勾留226日と私の生存権について』を刊行するに至った経緯などを詳しく報じている。


詳細は電子版へ(全て閲覧する場合は有料です。)



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此の様に一部の真相を真面目に知りたい方々


「電子媒体の掲載料の高騰」等と尤もらしい理由を付して有料とするから「日本の報道自由度」はロシアと交戦中で報道の自由が制限されてもやむを得ないウクライナの67位に対して70位と言う惨憺たる有様になるのだ。報道関係者、出版社、電子媒体経営者は「事勿れ主義」を「弁疏の材料」として「報道の自由」を政治家、資本家、高級官僚、其の他の「上級国民」に差し出して心に何の痛痒も感じなくなったのか?

治安維持法の発布に比す「報道人の腐敗と堕落と怯懦」の発端とならぬ様祈念する力しか無いのが歯痒い。牛車にも比すべき「政治権力」と言う巨大な魑魅魍魎にたった一人「蟷螂の斧」しか振るえない事が只管情けなく虚しい。



[2024/05/27 17:00]  モーニングショー

感染すると手足が壊死して死に至る恐れもある、危険な感染症『劇症型溶連菌』が過去最多のペースで拡大しています。

■特徴は?『劇症型溶連菌』過去最多ペースで増加


 “人食いバクテリア”とも呼ばれる劇症型溶連菌の感染者数です。


詳細は下記へ



人にはだれにでも泣きたくなるような思い出や体験が必ずあるのではないか。

 

泣きたい思いに溢れているのが人生というものなのかもしれない。」


6月25(火)17:00配信 夕刊フジ

アイドル、芸能人、地下アイドルの洗脳と搾取の実態に慄然


「どんな証言が出てくるのか注目をしていましたが、びっくりしたのは『すべてにおいて洗脳されていました』という証言。『洗脳』ですからね。アーティストと所属事務所幹部のいびつな関係が浮かび上がりました」(音楽プロダクション関係者)


シンガー・ソングライターのaiko(48)が今週、東京地裁に出廷し、証言した。


「aikoの恩人ともいえる個人事務所の元取締役、千葉篤史被告が特別背任罪で起訴された裁判です。コンサートグッズの水増し請求などで3年間で約1億円をネコババした、ざっくりいえばそんな話です」とスポーツ紙芸能記者が説明する。さらにこう続ける。


「アーティストの個人事務所ですから、当然aikoの目が行き届いているのかと思いましたけど、そうでもない。逆らったら音楽制作に影響が出るかも、と恐怖を植え付けられていた。自由に創作活動をする個人事務所のイメージとは真逆ですね。CDがあまり売れない今、コンサートのチケット代とグッズ代はアーティスト活動の両輪。それをちょろまかされた。しかも裏切ったのは身内ですからショックもでかい」


かつて、ビル購入をめぐり知人の裏切りで35億円の詐欺被害に遭った矢沢永吉のケースもあった。最近も夢グループの元幹部が背任容疑で逮捕されている。ビッグマネーが動く音楽マーケットでは輩は後を絶たない。(業界ウオッチャーX)


aikoの激白で波紋…地下アイドルに横行〝洗脳〟の実態 ギャラは他言無用、抗議すれば汚名着せられ〝公開処刑〟に


歌手のaikoが代表取締役を務める芸能プロダクション会社「buddy go」(東京)の特別背任事件で、〝育ての親〟だった元取締役の千葉篤史被告(58)から「洗脳されていた」と激白したことが波紋を広げている。アメとムチを使い分けて、地下アイドルを支配する運営も存在するほど。そんな〝洗脳〟の実態に迫る。

aikoのように洗脳されるケースは芸能界では少なくない。地下アイドルのプロダクションの元社員はこう明かす。


「プロデューサーからアイドルの洗脳と支配は、トラブル予防のために大切だと習いました。『アーティストは歌や踊りでファンサービスしていればいい。お金の計算やグッズの仕入れは事務所の仕事。お客との直接のやりとりは厳禁。ギャラは他言無用。嫉妬や借金問題などの火種になるから』とアイドルにたたきこんでいました。家族、友人といった第三者に相談されると搾取がバレてしまうし、ファンと直接やりとりされると事務所のもうけがなくなるからです」

地下アイドルのコンサートは、終演後に物販コーナーでアイドル自身が売り子として競って販売したり、ファンとのツーショットチェキを有料撮影したりするのが恒例となっている。

《音楽活動止まる恐怖》aiko、洗脳プロデューサーの“体を張る”関係性「一通の年賀状」が解いた4年間の“警戒心”

6月18日、シンガーソングライター・aiko(48)が代表取締役をつとめる所属事務所「buddy go」に約1億円の損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)の罪に問われている元取締役・千葉篤史被告(58)の公判が東京地裁で行われた。aiko本人も証人出廷し、「全てにおいて洗脳されていた」と語った。

「千葉被告は、2016年9月から約2年半の間、aikoさんのコンサートツアーの販売グッズの仕入れを水増し請求するなどしたとされています。aikoさんによると、ライブ運営やグッズ制作などについて決める上で、千葉被告の確認が必要な体制になっていたそうで、公判では『全てを否定される。逆らうと音楽制作に影響が出るかもしれないという恐怖があり、(不正については)聞けなかった』と明かしていました」(全国紙の社会部記者)

aikoが衝撃告白…「育ての親」千葉篤史被告からの洗脳の恐怖 所属事務所めぐる特別背任事件、垣間見えた芸能界の〝闇〟

衝撃的な告白だ。歌手のaiko(48)が代表取締役を務める芸能プロダクション会社「buddy go」(東京)をめぐる特別背任事件の公判で、証言台に立ったaikoが、会社法違反(特別背任)の罪に問われた元取締役、千葉篤史被告(58)に対し、「洗脳されていた。逆らえば音楽制作が止まってしまう恐怖があった」と証言したのだ。

千葉被告は2016~19年、ツアーの販売グッズを本来より高い代金で知人側から仕入れたとして起訴された。検察側によると、水増し分を自分の口座に入金し、ブランド品の購入などに充てたとされるが、被告は無罪を主張している。

aikoは被告と働いた当時と、現在を比べ「悪徳ブリーダーに繁殖させられてケージの中の世界しか知らなかった犬が、温かい家族に保護されて初めて公園を走り回ったような気持ち」と彼女らしい言葉で表現。「自分の音楽を否定された」と怒りをにじませた。

6/25(火) 12:02配信  共同通信社


中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)は25日、賃金の下限に当たる最低賃金の改定目安額の議論を始めた。現在の最低賃金の全国平均時給は1004円で、物価高騰や春闘による賃上げの動きを反映させる。過去最大の43円増となった2023年度を上回る上げ幅の水準を軸に労使の調整が進む見通し。7月下旬にも中央審議会としての目安額をまとめる。


【動画】最低賃金上げ幅最大へ調整 労使議論スタート 7月下旬にも目安額決定

 23年度は10月の改定後、政府が目標としていた千円の大台に初めて到達した。岸田政権は「30年代半ばまでに1500円」の新目標を表明。早期達成を目指す方針だ。


 25日の審議会には武見敬三厚労相が出席し「物価を上回る賃金の上昇を実現していかなければならない。国民は期待感を持って引き上げの水準に注目している。最低賃金の重要性を踏まえた議論をお願いする」と発言した。


 最低賃金は毎年度改定される。中央審議会は労使の代表者らが数回協議し、都道府県ごとの目安額を提示。それを参考に都道府県の地方審議会が話し合い8月ごろ実際の改定額を決定する。

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岸田政権は「30年代半ばまでに1500円」の新目標を表明。早期達成を目指す方針だ。」とあるが、各種年金と連動させて2500円程度には上げる必要がある。「トヨタ自動車の役員報酬と社内留保額の多さ」からすると、此の程度に引き上げないと日本で飢渇死者が出ても致し方ないと受け取られても言い逃れは不可能だ。

併せてベーシックインカムの早期実現も望まれる。所謂「上流国民は自主返納す可し」との但書きを添えて。


2024年6月19日 15:08  メ〜テレ


トヨタ自動車の株主総会で取締役に再任された豊田章男会長の「信任率」が急落している。今年の結果は71.93%で、前年に比べて12.64ポイント低下した。グループで相次いだ認証不正がトヨタでも発覚する中、10人いる取締役で最も低い数字となった。


トヨタ自動車が19日に関東財務局に出した臨時報告書で、前日の株主総会で賛成多数で可決された取締役選任議案の結果が判明した。豊田会長以外の9人は90%台後半が多く、佐藤恒治社長は95.44%だった。豊田会長への「信任率」が大きく下がるのは、約11ポイント低下した2023年(84.57%)に続き2年連続となる。


 トヨタが5月に発表した2024年3月期決算は、好調な販売の伸びなどを背景に、売上高が45兆円、営業利益は5兆円を超えるなど、空前の好決算だった。


 絶好調の経営数字をたたき出しながらも信任率が急落した背景には、ダイハツ工業や豊田自動織機などグループ各社で相次ぎ明らかになった「型式指定」をめぐる認証不正問題の広がりがある。


議決権行使助言会社が「再任に反対」

 株主に影響力のあるアメリカの議決権行使助言会社2社は5月、グループで相次ぐ不正を背景に、豊田会長の再任反対を相次ぎ表明。このうちの1社のグラスルイスは「豊田氏は経営トップを2009年6月から務めており、一連の問題に責任を負っている」と指摘。「トヨタグループ全体で問題が多発していることを考えると、豊田氏のリーダーシップのもとで培われた企業文化に疑問が生じる」と反対理由を明らかにしていた。


 追い打ちとなったのが、今月3日に発覚したトヨタ自身の不正だ。国土交通省の調査指示をきっかけに、トヨタは少なくとも2014年以降に出荷した7車種で、型式指定をめぐる認証不正があったと公表。エアバッグを衝撃ではなくタイマーで作動させていた事案や、エンジン出力のデータを意図的に改ざんしていた事案が明らかになっていた。

 

「グループ責任者」の手腕に注目

 経営の安定する日本の自動車メーカーでは、株主総会の信任率が100%近くになることが珍しくない。ただ、車の安全にかかわる不正には、厳しい視線が注がれる。


 2018年に車の完成検査をめぐる不正が発覚したスズキでは、翌年の株主総会で、経営のかじ取りを約40年にわたり担った鈴木修会長(当時)に批判が集中。取締役選任議案の信任率は65%台にとどまった。翌年は93%台にまで回復したものの、スズキの経営陣には苦い教訓となっている。


 18日に愛知県豊田市であったトヨタの株主総会では、集まった4千人以上の株主に対して、佐藤社長が「心からおわびする」と改めて不正について謝罪した。企業ガバナンスについて問われた豊田会長も「正しいものづくりでモビリティカンパニーへの変革を目指すトヨタグループの航海をリードしたい」と語り、立て直しへの意欲を示した。


 傷ついたものづくりへの信頼をどう回復し、株主に応えていくか。突き付けられた信任率は次の飛躍のバネとなるのか。「グループの責任者」を自負する豊田会長の手腕に、今後も注目が集まることになる。


 今回の取締役選任議案の結果について、トヨタは「本年の株主総会での賛成比率は昨今の認証問題や取締役会の独立性、政策保有株など様々な背景をもとに、トヨタ自動車という法人に対し、主に機関投資家の皆さまが各運用機関の議決権行使基準に従って、率直なご指摘をいただいているものと受け止めております」としている。


(メ~テレ 山本知弘)

 

トヨタ自動車の取締役10人の「信任率」は…

▽豊田章男 71.93%

▽早川茂 89.53%

▽佐藤恒治 95.44%

▽中嶋裕樹 97.48%

▽宮崎洋一 97.42%

▽サイモン・ハンフリーズ 97.54%

▽菅原郁郎 94.12%

▽フィリップ・クレイヴァン 92.64%

▽大島真彦 94.47%

▽大薗恵美 97.65%


※株主総会で決議された選任議案の賛成率。敬称略

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実に瞠目して吃驚するしかない。株主総会の批判がトヨタへの高い役員報酬や社内留保の多さではなく、完成検査への不正に向いて居るとは。前日、「物価高が進む中、生活保護受給者が切りつめた生活を強いられている。」事に就いて報告したが、こう言った方々の胸に心に如何響くか余りにも無頓着だ。「精神障害2級」の「障害者福祉手帳」保持者の私もより障害年金額を下げられるのか?私なら同志を募り、市役所を囲繞してハンストを血行する。

6/25(火) 15:17配信  メーテレ


トヨタ自動車の豊田章男会長の2023年度の役員報酬は16億2200万円で、歴代役員で最高額となりました。



 25日に公開された有価証券報告書でわかりました。豊田会長の役員報酬は、社長を務めた2022年度が9億9900万円、2023年度は16億2200万円で約1.6倍となり歴代役員で過去最高額となりました。


 開示義務のある1億円以上の取締役は7人で、2番目に高い佐藤恒治社長が6億2300万円でした。


 トヨタは、豊田会長の報酬についてグループ責任者として対外的な「顔」としての役割を担うほか、低い傾向にある日本の役員報酬の水準を牽引する狙いがあるとしています。


 トヨタ自動車の豊田章男会長の2023年度の役員報酬は16億2200万円で、歴代役員で最高額となりました。



 25日に公開された有価証券報告書でわかりました。豊田会長の役員報酬は、社長を務めた2022年度が9億9900万円、2023年度は16億2200万円で約1.6倍となり歴代役員で過去最高額となりました。


 開示義務のある1億円以上の取締役は7人で、2番目に高い佐藤恒治社長が6億2300万円でした。


 トヨタは、豊田会長の報酬についてグループ責任者として対外的な「顔」としての役割を担うほか、低い傾向にある日本の役員報酬の水準を牽引する狙いがあるとしています。

 トヨタの2023年度の営業利益は日本企業で初めて5兆円を超えました。

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役員報酬も日本一なら、社内留保額も日本一に違いない。此の様な狂った状態を放置しても「羊の群れ」である日本人は何も感じないのであろう。普通の国なら高額や怒りの電話や郵送物が止まない筈である。日本人も日本企業も常軌を逸して居る。


 

6/24(月) 20:02 Yahoo!ニュース

東洋経済 ONLINE


けっして「どうしようもない人間」の病気ではなく、むしろ「人格者の病」である――。依然として社会からの誤解にさらされることの多い「うつ病」について、精神科医の広岡清伸氏はこう語ります。これまで1万人を診察してきた経験をもとに広岡氏が提唱する、「心の病を根っこから治す」ために必要な「平常心」の育み方とは。

*本稿は広岡氏の著書『心の病になった人とその家族が最初に読む本』から一部を抜粋・編集してお届けします。


■うつ病は「どうしようもない人間」の病気ではない


 私は、患者さんに、「うつ病は人格者の病です」と伝えることがよくあります。なぜなら、うつ病は、社会に適応して生きてこられた人が、あるとき、不当な要求に応えようとして応えられず発症してしまうことが多いからです。


 うつ病の患者さんは、「自分のことしか考えない人間だ」「どうしようもない人間だ」と思われることもあるようですが、私の印象は正反対です。発症したからそう見えるだけで、もともとは人のために献身的に振る舞える人です。


 私は、うつ病になりやすい人は社会性があって、順応しようとする人たちだと考えています。ちょっと心配性で、ちょっと気が弱い人なら、なおのこと社会に順応しようとするでしょう。それで成功している人たちです。だからいい高校を出て、大学を出て、一流企業に勤められているのです。


 しかし、仕事は厳しいものです。ここまでできたら、次はここと、ギリギリのところまで会社は求めてきます。それに応えようと、本人も自分を追い込みます。そして、ついに応えられない仕事に出会うことになります。


 その結果、パフォーマンスが落ちて評価が下がる。そうすると、自信をなくし、将来を悲観してしまいます。会社や周囲の手のひら返しの対応に、人を信じられなくなり、仕事を楽しめなくなります。


■ほとんど毎日、1日中ゆううつになる「定型的うつ」


 うつ病は、立派な生き方をされてきたから発症する病です。定型的うつ病は、ほとんどそれです。私のクリニックを訪れたAさんの場合もそうでした。


インターネットで検索して私のクリニックを知ったAさんは、診察室で私にこう訴えてきました。


「どうにもならなくなりました。考えがまとまらず、気力がありません。仕事ができません。会社の仲間と会うのが怖くなりました」

Aさんの症状を細かく聞いていくと、自信喪失、後悔、悲観、会社への強い怒り、焦燥感、情緒不安定、対人恐怖、倦怠感、不眠、食欲不振などがあり、これらは心と脳の蓄積疲労による症状と考えられました。

このような症状が1カ月以上続いていて、徐々に悪化していたのです。

当時42歳のAさんは、とても温和で人に好かれるタイプの会社員です。ご両親との2世帯で、奥様と小学生のお子様2人の6人家族。仕事では上昇志向が強く、課長職に昇進し、これからというときでした。


Aさんは、中間管理職としての未経験の業務が増え、仕事が行き詰まります。元来の心配性、完璧症、几帳面、温和な性格に加え、他の人と一緒に仕事をした経験が少なく、困難な仕事を全部一人で抱え込んでしまったのです。

さらに、新築のローンの心配、家族内の人間関係の悩みが加わった結果、心と脳に疲労をきたしていました。私の診断は、「定型的うつ病」です。

 定型的うつ病を発症すると、ほとんど毎日、ほとんど1日中、ゆううつな気分が続きます。また、ほとんど毎日、ほとんど1日中、すべてのことに興味がなくなり、意欲もわかなくなります。


 人によっては、思考力や決断力、集中力の低下を感じることもあるし、何かトラブルがあると自分を責めるようになります。体に現れる症状としては、食欲がなくなったり、眠れなくなったり、だるさを感じるようになったりします。


 うつ病には、定型的うつ病の他に、「神経症性うつ病」というタイプがあります。神経症性うつ病は、定型型と異なり、情緒が不安定で社会性に乏しい人に多く見受けられます。社会に出てからというより、幼い頃から否定的な体験を多く積み重ねることによって不安心が大きくなったと考えられます。


 神経症性うつ病は、「長く続く軽いうつ状態」ととらえられていますが、私は、「心の中が否定的な思考や感情でいっぱいになった状態」と考えています。症状としては、知覚過敏症状や自律神経症状、過眠、過食などが特徴です。


■他者との比較が「うつ病の種」を生んでしまう


 定型的うつ病も、神経症性うつ病も、不安心のなかに生まれる病の種は、「劣等心」や「微小心」です。劣等心も微小心も、他者や自分の理想像と比較して、いまの自分が劣っているという感情から生まれます。比較するところは、容姿、仕事や学校の成績、性格、社会的地位など、人によってさまざまです。


 いまは、劣等心や微小心の種が生まれやすい時代です。というのは、昔に比べると便利で豊かな時代になり、それが基準になってしまったからです。そして、比較の対象となる情報が、世の中にはあふれているからです。


 いろいろなものが簡単に手に入ることでありがたみを感じることが少なくなっているうえに、スマホを見たり、パソコンで検索したりすれば、まだ手に入れていないものや生き方などが、否が応でも目に飛び込んできます。周囲と比べると、どうしても自分の人生や存在が、平凡でつまらないものに見えてきます。人によっては、惨めさを感じることもあるでしょう。


 さらに、会社でも、学校でも、もしかすると家までもが結果主義で、どれだけがんばっても結果が悪ければ、評価されないことがあります。その評価で「あなたはダメ」「あの人のほうがあなたより優れている」などと言われれば、「自分には価値がない」「自分はダメな人間」だと思ってしまうのも仕方がありません。


 いつも誰かと比べたり、比べられたりしていると、多かれ少なかれ劣等感や微小感が生まれるのは当たり前なのです。


 それでも、自己の中心が平常心にあることが多ければ流せるのですが、不安心にあることが多くなると気になり始めます。そして、自信を失ったり、焦りを感じるようになったり、落ち着きがなくなったり、心に負担がかかるようになり、それが脳の負担にもなっていくのです。


■映画やスポーツで心の病が快方に向かう


 うつ病を発症した場合は休職が最善策です。Aさんがそうだったように、私も休職を勧めています。ここで多くの患者さんに見受けられるのが、働いていないことに対する劣等感や罪悪感です。ゆっくり休まなければいけないのに、復職や転職のことばかり考えていては、うつ病からの回復の妨げになります。


 そこで、私のクリニックで勧めているのがデイケアへの参加です。デイケア(当院の場合は、午前から夜まで行っているので正確には「デイナイトケア」。一般的にデイケアは昼間だけです)とは、スタッフや参加した人たちと一緒に食事をしたり、スポーツをしたり、映画を観たり、カラオケをしたりなど、楽しい時間を過ごすことで肯定的体験を重ねる場所です。


 なぜ、食事やスポーツで心の病が治るのか、と思うかもしれませんが、スタッフや仲間と遊んでいる間は仕事のことを忘れられます。そこには、否定的なことを言う人はいません。レクリエーションで楽しく前向きな気持ちになり、人と人との触れ合いを通して自信を取り戻し、他者への恐怖心も払拭できるようになります。


 専門のスタッフが立ち合いますので、その場が肯定的体験の場になるよう、常時ケアをしています。Aさんにとっても、その効果は大きかったようでした。


デイケアに参加するようになったAさんは、対人恐怖が消失し、このことが復職への不安を払拭することになりました。

デイケアでの体験を通して、人生を楽しむことの大切さ、仲間を信頼することの必要性、休憩を取るコツなどを身につけることができたのです。

Aさんが復職して10年が経過しました。ときどき、軽いうつ状態になることはあるようですが、働きながら回復できているといいます。

いまでは、心の病の経験が部下や同僚への思いやりを深め、みんなの信頼を得ているといいます。


完璧症で心配事に囚われるとなかなか脱出できなかったAさんですが、ネガティブなものの考え方をポジティブに変えることができるようになったのです。

Aさんのいまの座右の銘は、「人生は遊ばなくては損」。

また、スマホには「オーバーワークにならない。疲労回復をしっかりする。完璧主義にならない。相手の良いところを見る。嫌なら放置や遠ざけていい。家族を大切にする」というメモがあり、ときどき確認しているといいます。

そのメモは私がAさんに話した言葉です。


■うつ病は、不条理な社会を懸命に生きてきた「証」


 うつ病を発症したとしても、Aさんのように仕事に復帰される方はたくさんいます。


 ただし、症状が完全に出なくなるまでにはしばらくかかるため、Aさんのように、ときどき軽いうつ状態になるのは珍しいことではありません。ある意味、ストレスのある社会に戻ったということです。


 軽いうつとは、元気がなくなったり、疲れやすくなったり、朝起きづらくなったりなど、うつ病の部分的な症状が出る状態です。周りから「ちょっと元気ないね」と言われることもありますが、早い段階で心と体を休ませると回復します。


 有名な心理学者の中には、「他人を思いやるようになればうつ病は2週間で治る」「うつ病は心の風邪」と断言されている方もいるようですが、臨床の現場では長期にわたって治療を行うのが基本です。


 うつ病を敵対視するのではなく、焦らずにうまくうつ病の症状と付き合っていくのが良いと思います。専門家の中には、うつ病を「病魔」とか、「敵」と想定して、退治することを目標にしている人もいます。人とうつ病を敵対的な構造にしていますが、私は、うつ病は敵対視しないことが大切だと考えています。


 そもそも、うつ病は人としてまっとうな人生を送ってきた中で発症したものであり、不条理な人間社会を懸命に生きてきた結果であり、否定すべきものではありません。うつ病は生きてきた証なのです。


広岡 清伸 :精神科医

「予想どおり」府民の批判殺到


FRASH

6月21日、自見英子(はなこ)万博担当相は記者会見で、アルゼンチンと、太平洋の島しょ国・ニウエが国内事情を理由に、2025年大阪・関西万博への参加を見送ると発表。一方、カリブ海の島しょ国・バルバドスと、西アフリカのシエラレオネの2カ国が新たに参加するという。

アルゼンチンは、自前のパビリオンを設計・建設する「タイプA」形式の出展を予定していた。


「タイプA」は「万博の華」ともいわれる。当初は60カ国が予定していたが、資材価格高騰の影響などで、52カ国に。そのうち11カ国の建設業者が決まっていないという。


 一方で、「万博のシンボル」として建設が進む環状の大屋根「リング」は、工事が順調に進んでいる。6月12日には、報道関係者向けに撮影会が開催され、約9割まで組みあがった様子が公開された。


 建設費は約344億円。リングで使用する木材は約2万立法mで、幅30m、高さ12~20m。会場中心部を取り囲み、1周2kmで来場者は屋根の上と下を回遊できる。完成すれば「世界最大級の木造建築物」となることが売りだ。


 万博閉幕後は撤去する予定だったが、344億円の建設費に批判があがると、大阪府の吉村洋文知事は一部保存に言及。


 4月21日、『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ系)で吉村氏は、リングの一部を残すのか問われ、「全部は難しいと思うので、リユースはしていくが、捨てるのではない。世界最大級の木造建築物で、こんなものを日本でつくれるのかという圧倒的な存在感がある。来場される方は残すべきだとなると思う」としたうえで、「課題はあると思うが、民間の提案が重要になってくる。一部を残してレガシー(遺産)にしていくほうがいいのではないかと、いまは思っている」と主張していた。


 日本国際博覧会協会(万博協会)も、2月に「リング」の利活用案を公募していた。


 だが、政府は6月18日の閣議で、万博閉幕後のリングの利活用などに必要な費用は「2350億円の会場建設費の範囲内で確保する」との答弁書を決定。さらに6月21日、読売新聞が報じたところによると、公募で実現の可能性があり、確実に引き取りが見込めると判断した量は、全体の4分の1以下の約6000立方m。入札額については「ほぼ無料」との回答が多かったという。


 吉村知事が、「リング」について一部をレガシーとして残す可能性を主張していたものの、閉幕後の再利用はわずか4分の1となる見込みに、Xでは批判的な声が殺到している。


《各地から木材をかき集めて、再利用だとかSDGsだとか言って、予想どおりの体たらく そもそも、埋立地で風雨にさらされる木材が、閉幕後に再利用できる割合は果たして???》


《万博はやっぱり迷惑の塊だな》


《一事が万事これ。はじめの想定が甘い。騒がれてから慌てて訂正。結果府民に大迷惑》


 6月24日には、万博協会が、小型犬のみ、同伴入場を認める方向で検討していることが報道された。ペット同伴入場が実現すれば「万博史上初」とのことだが、万博のレガシーは、なんともショボくなりそうだ。