こんにちは。
現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。
このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。
前回、糖質について、4回にわたって、
糖質の恐ろしさと注意点について書きました。
今日は、
糖質制限すると起こること
について、書いてみようと思います。
以前も書きましたが、現代の日本人は、いつでもどこでも、糖質を摂ることができる環境にいるので、糖質過多(糖質依存)になっています。
糖質依存下では、糖質制限する(糖質を意識して極力摂取しない)ことは難しいのは事実です。
※
各種研究で報告されていますが、糖質依存は、麻薬と同等かそれ以上の依存性(常習性)があります。
報酬系ホルモンであるドーパミンが関係しているので、糖質・薬物・ギャンブルなど全ての依存は同じ仕組みで起こっています。
※
どう糖質制限に取り組むかについても、後ほど書いていこうと思います。
それでも、糖質制限を1週間以上続けると、次のような変化が身体に起こってきます。
糖質を止めると体に起こる変化
- 喜びや幸福感が戻ってくる
- 気分が良くなり、メンタルが整う
- 思考が明瞭になり、認知機能が改善する
- 見た目が若くなる
- 疲れにくくなる
それでは、始めていきましょう。
1. 喜びや幸福感が戻ってくる
糖質過多(糖質依存)になると、喜びや幸福感を感じにくくなります。
※糖質依存だけでなく、全ての依存症で同様の傾向が見られます。
これには、報酬系(快楽)ホルモンであるドーパミンが影響しています。
①糖質を摂ると、快楽ホルモンのドーパミンが放出されます。
②ドーパミンが枯渇すると、不快(だるい・やる気が出ないなど)になります。
③不快を脱し、快楽欲しさに、糖質を摂りたくなります。
④糖質は、どこにでもあり、すぐに手に入ります。
⑤糖質を摂る回数がどんどん増えていきます。
※ご褒美とか、様々な理由をつけて、摂取を増やします
⑥ドーパミン感度が下がり、同じ糖質の量では、快楽が得られなくなります。
⑦糖質を摂らないと怒りっぽくなるなどの離脱症状(禁断症状)が出ます。
このように、糖質を摂り続けることで、糖質(甘いもの)を摂らないと、気が済まない、イライラする状況になります。
正常であれば、日々の生活の中のちょっとしたこと(少しのドーパミン)で、喜びや幸福感を感じられます。
でも、ドーパミン感度が下がると、大量のドーパミンが放出されなければ、喜びや幸福感を感じなくなります。
糖質制限をすることで、このように変わってしまった機能を正常に戻し、少しのドーパミンで喜びや幸福感を感じられるようになります。
2. 気分が良くなり、メンタルが整う
以前の記事にも書きましたが、長期に渡って糖質過多(依存)の生活が続くと、血糖値スパイクと呼ばれる状態が起こります。
血糖値スパイクとは、食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態のことです。
血糖値スパイクのサイクル
①糖質を摂ると、幸せホルモンのセロトニンが生成され、一時的に幸せになる
②血糖値が急上昇する
③血糖値の急上昇を抑えるために、膵臓から大量のインシュリンが分泌される
④血糖値が急降下する
⑤不快感やだるさ、ストレス、場合によっては罪悪感を感じる
⑥⑤の状態から離脱するために、①に戻って、糖質を摂る。
血糖値スパイクが続くと、
・全身の血管や内臓を傷つけていきます。
・糖質の摂取が増加するので、肥満になります。
・膵臓が疲れ果てて弱ってくるので、糖尿病になっていきます。
・スパイクとともに発生する気分の乱高下によって、メンタルが不安定になります。
※糖質の摂取労とうつ病との関連性を報告した研究結果も出ています。
糖質制限をすることで、血糖値スパイクを抑えることができます。
すると、メンタルが安定、具体的には、モノゴトを楽観的に考えることができるようになったり、集中力が高まったりします。
長くなってしまったので、続きは次回にしたいと思います。
今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね