こんにちは。

現代気功(氣幸)で、あなたの心と体を健康に、さらに、夢(ゴール)の実現まで応援する氣幸師のTakahiroです。

このブログでは、現代気功、クンダリーニヨガ、コーチング、食に関して、理解を深めていただけるような情報を発信しています。

 

 

 

前々回は、日本人が糖質過多になる原因、

 

前回は糖質依存と血糖値スパイクでした。

 

 

 

今回は、糖質の取り過ぎによる、健康やメンタルへの影響について、書いてみようと思います。

 

糖質をたくさん摂り過ぎると、「血糖値スパイク」が起きるんですよね。

 

食事によって急激に血糖値が上昇すると、インスリン分泌が急増します。

この急激なインスリンの放出が、細胞への血糖の取り込みを促進させ、血糖値を下げる働きをします。

しかし、この急激な放出が、問題になります。


血糖値スパイクによるインスリンの急激な放出が引き起こす健康問題
 

1. インスリン抵抗性の進行

 

血糖値スパイクによって、血糖値が上昇するたびに、急激なインスリンの放出が起きます。

 

これが、長期間続くと、体内の細胞のインスリンの効き具合が悪く(インスリン抵抗性)なります

 

体内の細胞がインスリンを受け取っても、糖質を取り込もうとしなくなります。

 

インスリン抵抗性が進行すると、取り込まれない糖質は血中に留まり、血糖値が高くなります。

 

血糖値が高い状態が続けば、糖尿病やメタボリックシンドロームなどリスクが増加します。


メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい状態のことです。


2.炎症反応の増加

 

インスリンの急激な放出は、体内の炎症反応を増加させます。

これが繰り返されると、慢性的な炎症がとなり、様々な炎症性疾患や健康問題のリスクが増加します。

 

慢性炎症が発生すると、老化物質AGESの魔のサイクルに入っていき、老化のスピードが加速していきます。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 

そして、慢性炎症によって発生する病気は、

  • 心血管疾患: 慢性炎症は、動脈硬化や血栓形成などを起こします。そのため、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが増加します。
 
  • 糖尿病: 慢性炎症は、インスリン抵抗性や膵島細胞の損傷の原因となります。そのため、糖尿病のリスクが増加します。
 
  • 関節炎: 慢性炎症は、関節の腫れや痛みを引き起こすので、関節炎のリスクが増加します。
 
  • 肥満: 慢性炎症は、肥満の原因にもなります。脂肪細胞からの炎症性サイトカインの放出が、脂肪を蓄積する指令となり、肥満関連疾患のリスクを増加させます。
 
  • がん: 慢性炎症は、がんの原因となりえます。炎症が続くことで、細胞の異常増殖やがん腫瘍の形成のリスクを増加させます。
 
  • 自己免疫疾患: 慢性炎症は、免疫系の異常活性化を引き起こし、自己免疫疾患のリスクを増加させます。※自己免疫疾患とは免疫系が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気
 
  • ホルモンバランスの乱れ: 急激なインスリンの放出は、ホルモンバランスを乱します。女性の場合は月経異常になったり、不安やうつ症状などの精神的な問題が発生したり、性欲や性機能の低下が起きたり、骨粗鬆症となったり、これらのリスクを増加させます。
 
  • その他:口内環境の悪化、白内障、花粉症、痛風、睡眠の質の低下などの原因の一つにも挙げられています。
ほとんど、AGEで引き起こされる病気と同じですね。
AGEの魔のサイクルに慢性炎症があるので、当然といえば当然ですが・・・。
詳しくはこちらをご覧ください

 

 

ほとんどの病気の原因は糖質にあるといっても良いくらいです。

 

近年このような病気の患者が身近にあふれていると実感できるほど、日本人は糖質過多によるリスクにさらされています

 

注意するに越したことはないと思います。

 

皮膚が4週間、血液が4ヵ月、一番長いのは骨の細胞で4年で全てが入れ替わります。 ヒトの体の細胞は4年でほとんど新しいものと入れ替わります。

 

あなたが身体に取り入れたもので、あなたの身体は作られます

 

この視点を持つと、あなたの食事への意識や思いは変わりませんか?

 

実際に、僕も、つい最近までは好きなものを好きなだけ食べていました。

今では、お米の代わりに、大豆を炊いて食べたり、100g当たりの糖質量を意識しながら、食材を調達したりと、食生活が大きく変わりました。

 

糖質を減らしてから、身体のだるさがなくなったり、睡眠の質が向上したり、頭がはっきりしたり、精神的にイライラすることがなくなったりと良い効果を感じています。

 


今日も、最後まで、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。

最後まで、読んでくださったお礼として、このページを見ながら、あなたの体や心の痛みを思い浮かべれば、それが軽減するようにしておきますね