衣装ケースに手を加えるのは今回で7度目です。
加工途中で割ったり、通気性を良くしようと穴をたくさん開けたら、空気穴を利用してきなこが登ってしまったりもしました。
失敗を繰り返して、自分なりの物に辿り着きました。
今回は作り方を記録しておきます。
長くなりますが、作ろうと思った方の参考になればと思ってます。
ご了承ください。
【衣装ケースの選び方】
どれも一緒のようで、実は違う衣装ケース。
今回もホームセンター5件を巡ってみました。
チェックポイントは【サイズ】【透明度】【底の形】【蓋の形】です。
【サイズ】
色んなサイズの衣装ケースがありますが、お手頃価格で大きめサイズを選ぶなら74㎝の物になると思います。
ちなみに50㎝の衣装ケースは、ハムポットと同じくらいの大きさです。
衣装ケース加工の1号機はハムポット+衣装ケース74㎝でした。
【透明度】
5件巡ったのは、なるべく透明な物を使いたかったからです。
乳白色に近い透明な商品と、透明度の高い商品があります。
アクリル板を貼ったり、アクリル板の扉をつけるなら透明度は気にしなくて大丈夫。
「乳白色寄りの衣装ケース」
【衣装ケースの底の形】
出っ張りのない平面な物を選びます。
商品によっては、キャスター部分が内側に出っ張っている物もあります。
使った事はありませんが、噛られる可能性や走り回った時に小指をぶつけるかもしれません。
蓋は切り抜いて網を貼る事になります。
切り抜く時は商品の線(白矢印)に沿って切ります。
商品によっては蓋表面全体が凸凹だったり、線がなかったりします。
線がないと切る時が大変です。
今回の商品は498円。
サイズ:幅40x奥行74x高31㎝です。
【洗浄】
普通に衣服の収納に使う時は軽く拭くか、そのまま使うと思います。
でも、買ってきた衣装ケースの中を触るとヌルヌルしています。
この正体は、金型からプラスチックを剥離させるためのワックスの様なものです。
人間への害はないかもしれませんが、ハムスターは舐めたりするかもしれません

まずは洗います。
お風呂場で洗剤などは使わずにお湯で洗います。
お湯で洗うとヌルヌル感がよく分かります。
すぐにヌルヌルした感覚が、キュッキュッとした感覚に変わります。
洗い終わったら、よく拭きます。
余談ですが亀などを衣服ケースで飼う場合は洗った後に、天日干しまでする方もいらっしゃいます。
【加工の道具】

左からインパクトドライバー・マッキー・ボールペン・カッター・アクリルカッター・ニッパー・ペンチ・ヤスリ・角定規・ドリル(2.5㎜ 5㎜)・金定規
ピンクは100均商品です。
必ず必要なのはインパクトドライバー、アクリルカッター、カッターです。
(インパクトドライバーの代わりにハンダゴテで穴を開ける方法もあります)
【型作り】
最初の頃は作ってる途中で割ってしまって、しょんぼりしてました

割らないための工夫は2つ
・「穴を開けは計画的に」
・「蓋を切る時は弱い力で繰り返し」
穴を開けるときにハンダゴテを使った事がありますが、穴の大きさが一定に出来ませんでした

しかも感覚で適当に穴を開けるので、見た目も悪くなります。
見た目が悪い上、穴と穴が近いと割れます。
そこで、まずは穴を開ける為の型作り。
この穴の間隔も失敗に基づいてます

穴の位置が低かったり、穴をたくさん開けたら足を掛けて登ってしまった事があります。
うちの床材の厚さは3~5㎝位です。
衣装ケースの底から13.5㎝の高さが最初の穴の位置です。
(下を1列目と数えて説明します)
この1列目は、小屋の上に乗ると手が届く高さです。
だから穴の横間隔は4㎝にします。
このダンボールの型を作るようになってから楽になりました。
写真がこれ以上貼れないで、②に続きます。