衣装ケースケージの作り方① | たれゆくままに

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2014年12月にジャンガリアンをお迎えして、今ではすっかり愛ハム家。

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衣装ケースに手を加えるのは今回で7度目です。
加工途中で割ったり、通気性を良くしようと穴をたくさん開けたら、空気穴を利用してきなこが登ってしまったりもしました。
失敗を繰り返して、自分なりの物に辿り着きました。

今回は作り方を記録しておきます。
長くなりますが、作ろうと思った方の参考になればと思ってます。
ご了承ください。

【衣装ケースの選び方】
どれも一緒のようで、実は違う衣装ケース。
今回もホームセンター5件を巡ってみました。
チェックポイントは【サイズ】【透明度】【底の形】【蓋の形】です。

【サイズ】
色んなサイズの衣装ケースがありますが、お手頃価格で大きめサイズを選ぶなら74㎝の物になると思います。
ちなみに50㎝の衣装ケースは、ハムポットと同じくらいの大きさです。

衣装ケース加工の1号機はハムポット+衣装ケース74㎝でした。
【1号機】
ひまわりの活動範囲を広める為に作りましたが、使い勝手が悪かった😅

【透明度】
5件巡ったのは、なるべく透明な物を使いたかったからです。
乳白色に近い透明な商品と、透明度の高い商品があります。
アクリル板を貼ったり、アクリル板の扉をつけるなら透明度は気にしなくて大丈夫。
「乳白色寄りの衣装ケース」
「透明度の高い衣装ケース」
写真じゃ伝わりにくいかな爆笑

【衣装ケースの底の形】
出っ張りのない平面な物を選びます。
商品によっては、キャスター部分が内側に出っ張っている物もあります。
使った事はありませんが、噛られる可能性や走り回った時に小指をぶつけるかもしれません。
「キャスターが内側に出てる商品」
「底が平面な商品を選ぶ」

【蓋の形】
蓋は切り抜いて網を貼る事になります。
切り抜く時は商品の線(白矢印)に沿って切ります。
商品によっては蓋表面全体が凸凹だったり、線がなかったりします。
線がないと切る時が大変です。
緑丸みたいに蓋に凹みがあると、切り取る時にちょっと手間が掛かりますのでチェックポイントのひとつ。

オレンジの幅が広い方が通気性が良くなります。
商品によって3~5㎝の差があります。
この商品は蓋に凹みがありますが、透明度と蓋の幅が広いので採用にしました。

今回の商品は498円。
サイズ:幅40x奥行74x高31㎝です。

加工の手順は【洗浄】【型作り】【本体の穴開け】【本体の掃除】【蓋の加工】

【洗浄】
普通に衣服の収納に使う時は軽く拭くか、そのまま使うと思います。
でも、買ってきた衣装ケースの中を触るとヌルヌルしています。

この正体は、金型からプラスチックを剥離させるためのワックスの様なものです。
人間への害はないかもしれませんが、ハムスターは舐めたりするかもしれませんプンプン
まずは洗います。
お風呂場で洗剤などは使わずにお湯で洗います。
お湯で洗うとヌルヌル感がよく分かります。
すぐにヌルヌルした感覚が、キュッキュッとした感覚に変わります。
洗い終わったら、よく拭きます。
余談ですが亀などを衣服ケースで飼う場合は洗った後に、天日干しまでする方もいらっしゃいます。

【加工の道具】
左からインパクトドライバー・マッキーボールペンカッター・アクリルカッター・ニッパーペンチヤスリ・角定規・ドリル(2.5㎜ 5㎜)金定規
ピンク100均商品です。

必ず必要なのはインパクトドライバー、アクリルカッター、カッターです。
(インパクトドライバーの代わりにハンダゴテで穴を開ける方法もあります)

【型作り】
最初の頃は作ってる途中で割ってしまって、しょんぼりしてましたショボーン

割らないための工夫は2つ
・「穴を開けは計画的に」
・「蓋を切る時は弱い力で繰り返し」

穴を開けるときにハンダゴテを使った事がありますが、穴の大きさが一定に出来ませんでした口笛
しかも感覚で適当に穴を開けるので、見た目も悪くなります。
見た目が悪い上、穴と穴が近いと割れます。

そこで、まずは穴を開ける為の型作り。
ダンボールを穴を開ける面に嵌め込みます。
今回は矢印部分を使って衣装ケースに固定しました。
嵌め込む事が出来ないなら、ガムテープで貼って固定します。

開ける場所に目印を書き込んで型を作ります。

この穴の間隔も失敗に基づいてますウインク
穴の位置が低かったり、穴をたくさん開けたら足を掛けて登ってしまった事があります。

床材の厚みで高さは変わると思います。
うちの床材の厚さは3~5㎝位です。
衣装ケースの底から13.5㎝の高さが最初の穴の位置です。
(下を1列目と数えて説明します)

この1列目は、小屋の上に乗ると手が届く高さです。
だから穴の横間隔は4㎝にします。
2列目、3列目迄の横間隔は4㎝
4列目、5列目、6列目の横間隔は2㎝にします。

列の高さの間隔は全て2㎝になってます。

目印をつけたらボールペンなどで穴を開けます。
開ける事でドリルのガイド役になり作業が楽になります。
衣装ケースに直接ドリルで穴を開けようとすると滑って開けにくいです。
このダンボールの型を作るようになってから楽になりました。

写真がこれ以上貼れないで、②に続きます。