6/30(日) ヴェルサイユの宮廷庭師、ハムレット | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2024年06月30日(日) 雨時々曇

【横浜】最高気温 29.4℃ / 最低気温 23.0℃

 

だいぶ胃のつるような痛みが和らいできました。

今朝もバ介と公園に行って、山道は通らず帰ってきました。

 

雨だし、体調イマイチだし、今日も一日TV見て、サブスク見て、終わりました。

超久し振りにリアルタイムでNHKの日曜美術館(9:00-9:45)を見ていました。

福島県の諸橋近代美術館でロケを行った「シュルレアリスム」特集。

WWIを経て、理性や既成概念に疑問を抱くようになった芸術家たちが「無意識」や「深層心理」の世界に新たな芸術表現の可能性を求めた芸術運動。

「シュルレアリスム」について脳科学者の中野信子さんが、脳科学の立場から解説。

中野信子さん、お痩せになって、洗練されて、キレイになられていました。

でも、なんか不自然な感じ。

頬から口元にかけて皮膚がデコボコしている。

糸リフトが馴染んでいないのかな。

鼻もシュッとしていて、シリコン入っているのかなぁ~なんて思ってしまう。

脳科学的に整形をするというのは、どういう心理なのだろうか。

「シュルレアリスム」よりも、そっちの方が気になってしまった。

 

諸橋近代美術館は一度、行ってみたかった美術館だから、ダリ展をこの展覧会を見に行こうかなぁ~と思ったら、巡回して、来年には横須賀美術館にやってくる模様。

横須賀美術館の設計者・山本理顕さんがプリツカー賞を受賞されて、横須賀美術館にも久し振りに行きたいなぁ~と思っていたところなので、来年、見に行こう♪

 

生誕120周年 サルバドール・ダリー天才の秘密ー @横須賀美術館

開催期間: 2025年2月8日(土)~2025年4月6日(日)

 

 

 

スペインのカルロス4世の妃、マリア・ルイサ・デ・パルマに俄然、関心が湧いてきて、映画「宮廷画家ゴヤは見た(2006年)」をみようとU-NEXTで検索してみました。

「宮廷画家ゴヤは見た」はヒットせず、「ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年)」がヒットしたので、こちらを見ました。

ゴヤとヴェルサイユの庭師の間に脈絡はないけど、ヴェルサイユ宮殿の建設を指示した太陽王ルイ14世の孫のフェリペ5世がスペイン王として即位し、フェリペ5世の長男、次男がなくなったので、末息子のカルロス3世が即位。

カルロス3世はプラド美術館を設立するなど、それなりに立派な王だったけど、息子のカルロス4世が愚鈍で、世継ぎにするには不安だったので、息子の嫁に補佐させようと、頭の切れるマリア・ルイサ・デ・パルマを嫁に迎えたということで、ブルボン朝繋がりがあるわけなんだわ。

 

 

 

『ルイ14世(アラン・リックマン)にヴェルサイユ宮殿の庭園の造営をまかされた庭園建設家・ルノートル(マティアス・スナールツ)が助手として無名の庭師サビーヌ(ケイト・ウィンスレット)を採用する。

伝統と秩序を重んじるル・ノートルはサビーヌと対立するが、彼女の持つ自由な精神に次第に惹かれ、中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにする。

監督・脚本のアラン・リックマンがルイ14世役で出演もしている。』

 

アラン・リックマン演じるルイ14世は、肖像画のルイ14世と雰囲気が似ていて、底知れぬ不気味さと、威圧感があって、リアルだったわ~。

サビーヌは夫と娘を亡くすという辛い過去があったけど、師でもあるルノートルに仕事上の危機を救ってもらううちに惹かれ、関係を持つにいたって克服。

ルノートルには妻がいるけど、妻は散々浮気を楽しんで来たので、お互い様でOK!という、予定調和な物語。

 

やっぱケイト・ウィンスレットは美人だよな~。

マティアス・スナールツはイケメンって感じでも亡いけど、女性にもてるタイプの男だよな~って感じで楽しめました。

 

この後、ケイト・ウィンスレット繋がりで、映画「ハムレット(1996年)」を見始めました。

ケイト・ウィンスレットはオフィーリア役。

この映画、兵士の軍服から、ハムレットの叔父とハムレットの母の結婚式衣装にいたるまで、やたら現代っぽいなと思ったら、時代設定を19世紀に変えているのね。

そして、上映時間は4時間越え!

ちょっと、これはキツいわということで、「ハムレット(1947年)」を見始めました。

こちらは白黒映画で、時代設定は13世紀のデンマーク。

上映時間は2時間半。

時代設定は違えど、どちらもシェイクスピアの原作に忠実に作っているから、当然、台詞は同じで、字幕を読んでいると、「シェイクスピアって台詞の一つ、一つが深いんだなぁ~。」と学生時代にはまったく分からなかった、シェイクスピアの奥深さが感じられた。

 

なので、1996年版と1947年版のハムレットを15分くらいずつ、並行して見ていくことにしました。

合計6時間半越え!?

いつ見終えるのか、途中で挫折するのか、分からないけど、貫徹したいと思っています。

1947年版のオフィーリアがいささか不細工なのが気にはなりますが。