5/12(金) 日本橋三越で化石探し、大理石見物 | そんな感じ。 since March 28, 2005

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日常生活の中で、ふと感じたこと。

関心したこと。

その時の感性のおもむくままに気ままに書き留めています。

2023年05月12日(金)晴

 

17:23  天女像 正面

始めて実物を見ました♪

 

天女様拡大。

昭和35年(1960)に完成したそうです。

 

17:23 中央ホールの赤い大理石はフランス産ルージュ・ドゥ・ヴィトロール

 

 

ステンドグラスの天井照明。

 

受付でいただいた「化石探検MAP」を見ながら、化石探し開始!

 

17:25 

まずは天女像の台座の大理石・ネンブロロザートにあるアンモナイトを探します。

 

アンモナイト発見!

 

アンモナイトその2発見!

 

天女像横の階段手摺りにある「アンモナイト化石」と「ベレムナイト化石」。

 

【アンモナイト Ammonite】

古生代(6億年~2億年前)の中頃に出現し、中生代(2億年~6500万年前)の終わりに絶滅した軟体動物・頭足類、中生代のジュラ紀・白亜紀に大いに繁栄しました。

アンモンガイ、菊石とも呼びます。

成長するにつれて、外側に部屋を増やしていき、直径数センチのものkら、大きいものでは2.5メートルになるものも知られています。

進化の速度が遅く、広く分布するため地層の年代を決めたり、対比(同時性を確かめること)したりするのに、大変重要な化石です。

 

【ベレムナイト Belemnite】 白い棒状か、楕円状のもの。〈頭足類〉

古生代(6億年~2億年前)の中頃に出現し、ジュラ紀・白亜紀に栄えた頭足類の生物です。

その形が矢の先に似ているところから、矢石(やいし)とも呼ばれています。

体内に、三部分に分かれた殻をもち、化石では普通一番硬い先だけが残ります。

ほぼ同心円上に中心から外側に成長した様子がその断面でよく見ることができます。

軟体部を持つ化石には4~5対の腕と、スミの入った期間もあり、イカによく似ていることが分かります。

異常に大きくなるものもあり、長さが2メートルに達するものも知られています。

 

因みに科博で撮影したベレムナイトの図。 ほぼイカに見えます。

2022年03月11日(金) 科博地球館地下2階にて撮影。 ネオヒボリテス(ベレムナイト類)

 

17:29 階段下のアンモナイト

 

こちらのアンモナイト化石はかなり大きめ。

 

17:31 パイプオルガンの上部のネンブロロザートにもアンモナイトの化石があります。

 

 

 

続いて階段の大理石見物。

 

17:38 1階HERMÈS横の手摺りは国産大理石・白鷹

 

白色の方解石脈が多く見られる。

 

17:39 白鷹

 

こちらの柱は、フランス産大理石「ヴェール・デストゥール(Vert d'Estours)」

 

 

大理石「VERT D'ESTOURS」は古くから知られた素材で、採石場の開設は19世紀半ばまで遡り、ベルサイユ宮殿や他のフランスの歴史的建造物などで使用されています。
 

結晶性石灰岩で、白/アイボリーの背景に薄い緑色の筋が入った角礫状の外観を持つ。

 

この網網な感じが、すごい個性を放っている石材

 

17:40 1~2階 踊り場大理石

 

 

1年ぶりのデパート化石探しを楽しみました♪