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片岡大志Official Blog

シンガーソングライター 音楽プロデューサー 片岡大志のオフィシャルブログです。

ツツジが咲いてます。
このところ
色んなことがありすぎて
ココロが荒んでいたのか
白すぎる花びらに
眼が洗われる思いです。



4月は週末毎にLiveがありました。
第三土曜日は、山口進(夜ハ短シ)
ふたり唄会@青山プラッサオンゼ



ススムの歌を聴くと、例えば
「生きる」という言葉の内包してる
「ほんとうのこと」がわかる。

「ほんとうのこと」は
フィクションだとかノンフィクション
そんなことじゃなくて
物事の成り立ちの「もの」「こと」に
素手で触れなくては判り得ないこと。

「ほんとうのこと」しか歌えない。
そんな潔さを実現し続けること。
これは簡単に出来ることじゃない。



時々、ススムの歌を聴きたくなる。
それは「ほんとうのこと」を
補充したくなるからなんだろう。



僕にはふたりの妹がいる。
下の妹の杏子さんが
本を出版するというので、
久しぶりに兄妹会でもやろうと
有楽町のガード下に集合。

このお店はとても変わってる。
詳細は以前の記事に譲りますが、
ファーストオーダーが、そのまま
ラストオーダーになってしまうので
序盤のチョイスがかなり重要。



人気のチキンカツは、ふわふわん。
どうやったら胸肉を、箸で切れる程
柔らかく揚げることができるのか…
ぎゅっと旨味が閉じ込められて美味!

片岡杏子さんの初めての本
「子どもは描きながら世界をつくる」
この本は、
1歳くらいから2歳にかけての
子供がどのようにして
世界のさまざまに気づいてゆくのか
描画を通してレポートした本です。



そして子供の「気づき」や「成長」を
通して大人も「気づき」、ともに
成長することができる。
色んな視点から読むことの出来る本
だと思いました。文章や挿入写真も
わかりやすく、良質な本でした。




猫耳クラブ@青山プラッサオンゼ
春のワンマンライブ満員御礼でした!
ホームでの演奏はホッとしますね。
今回も「新ネタ=課題曲」満載で
お送りしました。盛り上がった!

色んな楽曲を演奏する僕らですが、
カバー楽曲を選定するとき、
僕は自分で取り決めた
「カバー三原則」を目安に
楽曲を選ぶように心がけています。

「カバー三原則」
・継承
・紹介
・オリジナリティ

「継承」は、歌い継いで後世に残す
価値があると思える楽曲を指します。

「紹介」は、一般に知られていない
名曲を聴いてもらう機会を作ること。

「オリジナリティ」は、そのカバー
楽曲を演奏するアーティスト独自の
解釈が、オリジナルとはひと味違う
楽曲の良さを引き出すこと。

このどれかに該当する楽曲なら
カバー演奏する「意味」が明確になる
んじゃないかと思っています。

僕らが「課題曲」を演奏するとき
この四人の組み合わせだからこそ
面白くなる楽曲を選びます。
その心意気は「部員=お客様」にも
伝わっていると思う。おかしな名前の
バンドですが、ここは音楽を自由に
楽しむことのできるクラブです!
また一緒に歌いましょうねん!




心に雪の降る四月後半でした。
あたたかい季節が来たのに、
あたたかさを手放しで喜べないことが
いくつか起こりました。

熊本と大分の地震被害に合われた
方々に心からお見舞い申し上げます。
現地からのニュースを目にするたび
いまも心穏やかではいられません。

今月行った、どのライブでも話した
ことですが、人と人が助け合うことは
相手の立場を想像し合うことです。

音楽は想像力を養う力を持っている。
必要なときに必要なことをできる
そんな想像力を音楽の内側に備えて
おかなければ、そう思っています。



僕の大切な恩師が亡くなりました。
僕が音楽業界で仕事を始めた'92年
所属していた事務所を辞めた'05年
までの14年間、彼女は本当に僕の
ことを可愛がってくれた。未熟な
アーティストを、大らかな眼差しで
我慢強く見守ってくれていた。

おねえさん。急すぎます。近況の
報告に行こうと思っていたのに。
何もかもありがとうございました。
頂いた優しさを胸に歌い続けます。
どうか安らかに。


おまけ。
おすすめラーメン屋紹介。
今回は東武東上線・有楽町線
副都心線「成増」駅徒歩5分の
「道頓堀」です!
懐かしの中華そば風ですが、
スープの取り方がすごい贅沢。
昆布、乾物の旨味を丁寧に取り
そこに鶏のコクをぎゅっと注入。
「うまいラーメンってこれね!」
夢中になって食べてしまう逸品!




今週末の4月16日(土)は
青山プラッサオンゼにて
「ふたり唄会」
山口進を迎えてのライブです!



曇りがちだった桜週間。
それでも何日かは晴れて
桜を愛でてきました。
きれいだったなー。



風が吹き抜けて
並木道を歩くひとたちの
後ろ姿を
桜の吹雪が隠して
どっさり歩道に積もった
花びらは
つむじ風に舞い上がり
子供たちは
ちりとりで集めた桜を
シャワーのように浴びていた。

運良く、暖かい夜があって
音楽の仲間と夜桜を肴に
素敵な酒を一杯呑りました。



葉桜の新緑を見上げると
「よし。ここからが本番です」
そんな気分になります。
始めるべきことを始めましょう。




ある日。
高円寺へお芝居を観に行った。
東北の大地震のことを題材にした
お芝居は、涙あり笑いありと
ほのぼのとした脚本だったけれど
あの日のことを
あの数週間のことを
あの数ヶ月間のことを
あれからの五年間のことを
呼び覚ましてくれる内容だった。

涙もろい僕は
鼻をすする音を我慢して
ハンカチを手に握りしめて
楽しいシーンには心から和んで
エンディングには心から拍手をした。

3.11を扱う表現は
デリケートなことだと
心のどこかで思っていたから
お芝居の真っ直ぐな想いが
ぐさりと胸に突き刺さりました。
五年が経って、いまの自分に
出来ること、改めて探したいです。




新アイテム登場。
これ、グライダーっていう
ギター用カポタストなんですが、
装着して、



指板上をコロコロっと



移動できる優れものなんです。



先日、野口薫さんが使ってるのをみて
早速購入してみました。
これは転調、移調するのに超便利!
半音上も下も自由自在(に使える
ように練習します!)!



土曜日。
新宿Sactに呼ばれてきました。
この夜は副島達明くんと
再会するのを楽しみにしてた。
失礼を承知で書けば、
副島くんは一見すると
かなりミュージシャンっぽくない。
保険の営業マンみたいに礼儀正しく
周囲にきちんと気がつくタイプで、
物腰も柔らかく、笑顔絶やさず
ミュージシャン独特のギスギスした
感じがしない。だけど、ひとたび
ステージに上がったときの
生命力がものすごい。
音楽が好きで好きで好きでたまらず
お客さんに楽しんで楽しんで楽しんで
もらいたいって気持ちが大爆発してる。



副島くんと一緒のライブは
とっても歌いやすい。彼の音楽愛が
会場をとても温かくしてくれるから。

この夜、お客さまの中に、
絵描きさんの方がいらっしゃって、
出演者の歌ってるところを
その場で描いてくれていたのでした。



に、似てる!
6曲くらいの短い時間の中で
こんなに雰囲気をつかんで描ける
なんてすごい!絵を描いてもらう
機会なんて初めてだったから
すごく嬉しかったー。ありがとう!


その翌日の日曜日は、
富山県黒部市の桜花園にて
猫耳クラブのフリーライブでした!
今年もこの桜祭りでのライブを
心待ちにしてました。





僕らは午前の部、午後の部と
ほぼ違う演目内容でお届けしました。









カバーあり、オリジナルありと
かなり盛りだくさんでしたね。
(グライダー・カポ使用にチャレンジ
したんだけど、失敗した…)

猫耳部員は
お餅つきにも参加!

Tomomi



ヨースケ



ゆき



これ、なかなか腕力が必要です!





次回の猫耳クラブは東京公演!
4月24日に青山プラッサオンゼにて
ワンマンライブです!

の前に、
今週の土曜日もプラッサ
「ふたり唄会」がありますからね。
山口進とふたりでしっぽりと。
こちらも是非遊びに来て下さい!

おまけ。
美味しかったラーメンシリーズ。
今回は「麺処篠はら
有楽町線要町から徒歩5分。



この清湯スープ美味すぎ!
動物系は牛骨と丸鶏、
魚介系は煮干しと鯛と貝類、
それに旨味たっぷりの昆布と
贅沢なスープですねー。
中太ストレート麺も良い食感。
お薦めですよん!

さらにおまけ。
素敵な父娘のワンショット。


桜がきれい。
早朝の透明に広がる枝も
昼下がりの川面に映る房も
夕暮れの河に流れていく花びらも
街灯に照らされて浮かぶ枝垂も。



桜の咲いた週は
一日ずつが惜しくなる。
鈍色だった冬を脱ぎ捨てた
街の明るさに心が晴れてくる。
春に積もるユキヤナギもいい。




運河にはいつもの水鳥たち。
のんきに浮かんでるマガモ。
パン屑欲しさに旋回するカモメ。
潜水艦みたいに黒光りしてる鵜。
目つきの悪いキンクロハジロ達
もうすぐ旅に出るところ。

新入りの水鳥を見つけた。
仮面を着けたような不思議な顔は
千と千尋の神隠しの「カオナシ」に
似てる。初めましてのオオバン殿。
この運河の春はお気に召しましたか。




新年度がはじまりましたね。
新年度だなんて、縁がなかったけど
大学に行きはじめてから
気がつくようになりました。
「年度」は明治時代から始まった
制度だそうで、桜咲くと始まる
って具合に時期を合わせたのなら
なかなか粋な制度ですね。



電車には真新しいスーツの若者たち。
流行なのか、ダークブルーの上下と
ネクタイはスミレ色の縞模様が多い。

新品の背広の中には、
新品の羽根がたたまれている。

桜が花びらを脱いで
新緑が広がりはじめると
背中の羽根が教えてくれる。
むずむずと。

季節は迎えにきてくれるけど
その新しい夢は、自分から迎えに
行かなくちゃ手に入らないって
むずむずむずむずと。


ちょっと前の話になりますが、
3月下旬には飯能市のEast Court
にてライブがありました。

地元のシンガーソングライター
皐月アルさんが企画をして下さった。
アルさんは、僕の初めてのメジャー
契約先であるBMGビクターに当時、
務めていらして、僕の母校が飯能市に
あると知って応援していてくれた。

ライブのオープニングにはアルさん、
そしてビートリオの皆さんが、とても
ハートフルな演奏を聴かせてくれた。

皐月アルさんの歌は初めて聴くのに、
とても懐かしい気持ちになりました。



ビートリオはビートルズのカバーが
中心。好きな音楽を徹底的に愛して
演奏すること。音楽を演るにあたって
一番大切なことを思い出せてもらった。



僕はいつものように+飯能への想いを
込めて歌いました。懐かしい友人達が
観にきてくれたから、高校生のときに
作った歌をいくつか披露しました。

「チェリオ」

さよならは いつも さみしい
さよならは いつも やさしい
道しるべのない通りで
忘れられないひとが 駆け抜けてゆく

足跡をつけて 少しづつ
自分に近づいてゆく
どこまで行けば めぐり逢う
いくつもの風に吹かれ めぐり逢う

夢のすきまから覗いた あなたが
胸を張る毎日であるように

すてきに笑ってよ
ココロのうたを探すのさ


この歌は高校二年生のときに
卒業式で全校合唱するために作った。
同級生だった河野圭は17歳にして、
オーケストラ編曲を書き下ろして
父兄や教員、大人たちを仰天させた。

音楽は、僕らの願いを叶えてくれる
宝石箱だった。僕らはしばらくして
宝石箱の宝石は自分で補充するもの
だと気づいた。そして気づくことが
宝石一粒一粒なんだと気がついた。




これを書いてるときPCカレンダーと
写真フォルダを時系列にめくってる。
話したいこといっぱいあるんだけど
(ラーメンの写真を紹介したいけど)
今夜はこのくらいで。

土曜にはまた新宿Sactに呼ばれてる。
この夜のSactもきっと素敵な宴です。
日曜には富山県黒部市は桜花園にて
猫耳クラブのフリーライブです。



今年度も。今月も。今週も。
色んな街に歌いに行きます。
歌うことは出逢うこと。
お目にかかれますように。
ドアを開けると春のにおい。
空を仰いで深呼吸して、
それだけで嬉しくなっちゃ

「うへっくしょっん!」

っと…、
花粉がちょっとキツいですがね。

卒業の季節です。
SNSのページをめくると
素敵な門出の写真がたくさん。
おめでとうございます!
僕も大学の卒業式に出席しました。



ミュージシャンを目指すひと
就職を選んだひと
新しい学校へ進むひと
進路はそれぞれだけど、
4年間、思いっきり音楽をやった
経験は必ず役に立つと思います。

何しろ音楽に鍛えられてるひとは
・コミュニケーション力
・イマジネーション力
・日々練習を積み重ねる根気
・ひとを楽しませる力
こんなに大切な力を持ち合わせてる。
実社会で役に立たない訳がないね。

卒業生のみんな。
短い時間だったけど出逢えて
ホントに本当に嬉しかった!

これからはじまる
新品の日々に幸あれ!



古い付き合いの知人から
「やっちゅうがラーメンを開くって」
おお?
最近、連絡がないと思っていたら
なんとラーメン屋?

すると、いつも読んでる
ラーメンブログに「!」登場してる!
ラーメンの御大もツイートしとる!!
店名「鶏八郎」

こりゃ早速行かねば!
ってんで埼京線の十条駅へ。
駅から徒歩2分。
黄色い看板ですぐにわかった。
引き戸をくぐると、店主本人。
「わあ。ダイシさん。」

十年以上ぶりの再会だったけど、
思い出話なんてどこ吹く風
僕はラーメンレシピを根掘り葉掘り
聞き出しながら丼を待った。



鶏出汁の清湯塩スープと
自家製麺はやや平打ちの中太麺。
鶏チャーシューはその都度、小麦粉
叩いてフライパンでソテー。
あとは二郎インスパイアの様相。
野菜・ニンニク・アブラ増し無料。

一口目はビシっと塩気が強いけど、
食べ進むうちに野菜の水分と相まって
ちょうど良い加減に。
っつか、これ「すごく美味い」
「マジっすか?」
「ダイシさんに褒められると」
「かなり自信がつきますねー」

なるほどラーメンブロガー達が
唸るのも頷けるアイディアラーメン。
二郎インスパイアは数多にあるけど
塩スープに自家製麺は斬新です。
まぜそばも食べてみたいし、
こりゃまたすぐに行かなくちゃ。
古い友達ということを差し引いても
◎オススメの美味しいラーメンです!
※このブログを読んでる
六本木西海岸の仲間達へ。
やっちゅうに会いに行きましょう!



今月の週末もLiveが続いてます。
真田暎人から
「12年を語るように鳴らす集い」
というLiveに招待されてきました。
ホスト役のヒデト曰く
「大志さんと出会ってから」
「今年で12年目なんですよ」
そうか。そんなに経ったのか。

あれは'04年の吹田市のスタジオ。
「バンドが打ち解けてくれるまで」
「ずいぶん時間がかかったよなー」
「大志さんのプロデュースって」
「かなりハードでしたから」
なんてね。昔話から最近の話まで、
ゆるり語らいながら、交代に歌う。

ヒデトが腰に差してる剣は、
かなり変わった形状をしてるので、
本人以外には使い方もわからないが
事象へと刃を垂直に振り下ろすと
切り口から真実がどくどく流れ出す。

傍若無人で変わり者だけど、
物事を見抜いて切り開く眼力は鋭い。
こちとら年の功で太刀打ちしたけど
うかうかしちゃいられませんってね。


さて。今週末の土曜日(26日)は
埼玉県飯能市でライブがあります
飯能市には特別な思い入れがある。

僕の母校・自由の森学園があり、
はじめて一人暮らしをしたのも
飯能市だった。あれは17歳のとき。
まだ電話もテレビもない部屋で、
カセットテープに合わせて
おんぼろのギターを弾いていた。

茹で方のわからないパスタの乾麺や
どうやっても焦げてしまう目玉焼き。
三合しか炊けない炊飯器の中身は
母親が段ボールで送ってくれた米で
毎日ふりかけ飯ばかり食べていた。

パチンコのバイト代で、酒屋で歳を
偽ってウィスキーを買ってきては、
氷も入れずにそのまま飲んでいた。

近所の焼き鳥屋のマスターは優しくて
どうみても十代の僕を店に入れると
「お金のあるときでいいからね」
焼鳥と焼きそばを食べさせてくれた。

あの街を出たときに
こんな歌を書いた。24歳だった。
ただもう運にめぐまれて
メジャーからCDを出していた。
それがゴールでも何でもなかったと
気づくようになるのは
もう少しだけあとのこと。

「新品の日々」

街を出た
物語のさし絵みたいな街
空っぽの部屋の落書きと
待ち合わせ場所 決めて
つつじが赤かった日曜の朝

夜中になると
呼びもしないのに誰かやって来て
ステレオとギターと
リクエスト ヒットパレイド
生ぬるい缶ビール 灰皿にして

今でも覚えてる あのメロディー
口笛で はずしながら君が教えた
そのメロディー 今はもう帰れない
新品の日々はもう 色褪せた

アルバイト帰り
部屋の前で君が待っていて
本当に欲しかったものは何だった?
って言うけど くたびれた
ワイシャツが情けなかったね

今でも覚えてる あのメロディー
口笛で はずしながら君が教えた
手さぐりですり切れた
そのメロディー
それでもいいって言わない
もう言わない

ある日 君は街を出た
さよならと上手に言えたわけに
今日気付いたよ

何だか雪の降る街へ行きたい
そして夜に 君を思いだして泣きたい
あのメロディー 白い息の中に溶かし
君に会いたい あの時と同じ笑顔で

今でも覚えてる あのメロディー
口笛で はずしながら君が教えた

ふざけながら キスしながら
夢みながら 手を伸ばして
新品の日々がまだ あふれてる




1995年「新品の日々」BMGビクター


ちょと呑りすぎたんで、酔いざまし。
真夜中の幹線道路を揺れながら。
うつむくように歩道を照らす
街路灯をひとつ、またひとつと
通りすぎると、ふわっと美人の香り。
丑三つ時の人っ子ひとりいない街。
おっと美人はどこですか。



白い肌に紫のほお紅。今年も
沈丁花の姫様に御目にかかれて、
とっても嬉しゅう御座います。
こちとら少々酔ってるんで、写真の
ピンボケご無礼はお許し下され。
姫の麗しい香りが春到来の証しです。

おかしな気候に首をかしげる
近年ですが「三寒四温」は
何とか機能してるみたいですね。
三日間寒い日が続くと、
四日間かけて、暖かくなる。
今夜は霧雨ですが、しっとり暖かい。



ビールも春仕様。
このところ一番絞りを選んでます。
2月中旬工場出荷なので新鮮な旨さ。
(缶ビールは缶裏に出荷日記載)

3月4日は渋谷Song Linesにて
野口薫さんの「音楽部屋Vol.2」に
お呼ばれしてきました。

僕の知ってる野口薫さんは、
ハードなプレイで知られるドラマーで
僕は二十代の終わり頃に2~3年程
バンドのドラムをお願いしていた。

ところが、この十年の野口さんは
ドラムのお仕事以外にシンガーソング
ライターとしてのライブも数多く
行っていることにビックリしました。

ギターをパーカッションのように
扱いながら演奏するスタイルは独特。
弦にタッチすると同時に、ボディを
スネアのようにヒットする奏法は
まさに一人二役。ドラマーならでは。

この夜は野口さんがホストを務めて
僕らがバンドで演奏してた楽曲を
片っ端から披露するというスタイル。
思い出話に花が咲き、まるでテレビの
トークショー&ライブみたいな内容。

色んなカバーもその場で思いつくまま
演奏して、臨場感溢れるスリリングな
ライブに相成りました。楽しかった!
お初の渋谷ソングラインの雰囲気や
お客さまの和気合々とした空気にも
和みました。また歌いに行きたいー。


ある日の日曜日。
久しぶりに「昼飲み、しちゃう?」。
この集まりは、仕事仲間なんだけど
ギョーカイ的な損得勘定の付き合い
じゃない気楽でいて信頼できる仲間。

僕らは浅草の路上で乾杯して



線香の煙る浅草寺で成功祈願をして



もんじゃ焼き



神谷バーの電気ブランのカクテル。



浅草の昼飲みは楽しいねー。
暖かい一日だったし、気分転換には
もってこいでした。仲間はいいね。

半年ぶりに訪れたTUTAYAで
古い映画を借りてきた。
村松友視原作の「時代屋の女房」。
全盛期の夏目雅子は文句なく素敵。
だけどやっぱりどこか儚いんです。



この手の昭和の映画の見どころは
当時の町並みや、自動車、文化だと
思ってます。居酒屋の場面では、
壁がけの短冊メニューの
「やきとん・70円」
「お新香・120円」
「おみそ汁・100円」
「牛煮込・250円」
なんて綴りに時代を感じますねえ。



居酒屋のBGMも「三年目の浮気」
だとか「少女A」とかね。いいねえ。
「時代屋の女房・2」
そんなのもあるらしい。ヒロインは
名取裕子。これも観てみたいねー。
古い映画ブーム、再燃ですね。

最近「アメリカ」を聴きなおしてる。
ハーモニーとメロディーの巧みな展開
素朴なんだけど、淡々と胸を打つ歌声
'70年代のシンプルな録音もいい。
日本ではちょっと地味な存在だけど、
音楽の滋味がじっくりと味わえます。



さて。今月来月のライブ情報も
このブログのトップページや
オフィシャルページに更新してます。
次回は青山プラッサオンゼにて
真田暎人とがっつりふたりで唄の会。
ヒデトはいったい何を企んでるんだか
自分のホームに「呼ばれる」初体験。
はてさてどんなライブになるのやら。

●2016年3月19日(Sat)
青山プラッサオンゼ
「片岡大志・真田暎人・12年目の夜」
18:00 open 19:00 start
予約3000yen 当日3500yen +Order
プラッサオンゼの予約電話
03-3405-8015

●2016年3月26日(Sat)
@埼玉県飯能市EastCourt
「片岡大志コンサート」
Open 18:00 Start 18:30
Music charge 2000yen(Dr別)
W/皐野アル/ほか

------4月New!

●2016年4月9日(Sat)
新宿Sact!
「まほろば新宿、光る風」
片岡大志/副島達明
坂井B俊文/山口晶
open18:00/start18:30
adv.2500yen/door3000yen(1dr別)

●2016年4月10日(Sun)
@富山県黒部市桜花園
「桜まつり in Tomomi as 猫耳クラブ」
午前の部・11:00~
午後の部・14:00~
入場無料・送迎バスあり

●2016年4月16日(Sat)
青山プラッサオンゼ
「ふたり唄会」
出演・片岡大志/山口進
18:00 Open 19:00 Start
2800yen + Order

●2016年4月23日(Sat)
@埼玉県三富今昔村
SATOYAMAと共に生きるEXPO
特設ステージ/14時~ゲスト出演
入場無料(航空公園よりバス送迎あり)

●2016年4月24日(Sun)
青山プラッサオンゼ
猫耳クラブワンマンライブ!」
出演・片岡大志/中嶋ユキノ
Tomomi/ヨースケ@HOME
18:00 Open 19:00 Start
3000yen + Order
今週金曜日は渋谷でLiveです!

●2016年3月4日(Fri)
渋谷SONGLINES
野口薫の音楽部屋
Open 18:30 Start 19:00
Music charge 3000yen(Dr別)
ゲスト・片岡大志
メール予約

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2月27日
車内アナウンスで目が覚めた。
僕はどんな乗り物でも
いつなんどきでも
すぐに眠ることができる特技がある。

大分空港からのバスは、
大分駅に新設された巨大なロータリー
巨大なショッピングモールの前に
停車していた。わあ、これが大分駅?



僕の知ってる大分駅は、
地上二階建てで、ホームに停車中の
特急を眺めることのできる、素朴で
のんびりとした造りだったんだけど、
わずか三年での変貌ぶりに驚いた。

そして、くしゃみ。
相当量の花粉が舞ってるようで、
バスを降りるや否や、くしゃみが
止まらない。涙目で、僕の知ってる
景色の痕跡を探そうとしたんだけど
数軒のお店に見覚えがあるだけ。

宿に荷物を置き着替えてから都町へ。
ああ。ここは変わってなかったー。

九州の繁華街は、酒呑みのロマンを
冠した響きの地名が多い。
博多=中州
長崎=思案橋
鹿児島=天文館
ここ、大分は都町。



都町の老舗の屋台街。
ここはどの店にも女将さんがいる。
今夜はどこの暖簾をくぐろうか。

J-Endは去年末にオープンした
新しいライブバーで、大分では著名な
Dr.マーサー氏が経営をしていて、
僕の古くからの友人、三浦氏が店長を
やっている。御二方は、僕がデビュー
したとき以来20余年のお付き合い。



ほどよいくらいの大きさの店内は
夜毎の音楽談義にはもってこいの
ステキな空間。居心地もいい感じ。
準備をしていると、お客さんが
お酒を届けに来て下さった。



大分では毎年、夢色音楽祭という
市をあげた大きなイベントが開催
されており、僕は音楽祭の初年度から
四回、音楽コンテストの審査員長を
務めた。そのときの実行委員の方が
お酒を届けてくれたのでした。

その音楽祭、市街地の二十カ所以上に
特設ステージを設けて、百組以上の
市民出演者が演奏するというお祭り。
その二日間は、街中に音楽が賑やかに
響きわたる、それはもう素晴らしい
イベントなんです。懐深き大分市。



本番までの時間、屋台街で女将さんの
手料理をつつきながらチビっと一杯。

本番はゆっくりと、しっぽりと。
大分の地酒を片手に、色んなお話を
弾き語りしてきましたよ。



来場皆さまに感謝感激!
久しぶりに会えたお客さまもいて
とっても嬉しかったー!

ライブがはねて、お店に残ったのは
呑んだくれの歌手ばっかり。
となると、歌いたくなっちゃうよね。
みんなヤイリギターで歌を披露。



コウベーは音楽祭の初代グランプリ。
柔らかくて優しい歌声は変わらない。
左手で弾かれるとかなり違和感。



服部りょう。彼は二代目グランプリ。
男気あふれる情熱派シンガーです!

んで、何故かこの街に、この巨漢。
大分までわざわざ観に来てくれた
ペケキングテリー登場!



ここで判明したのが、服部りょうが
ペケキングの大ファンということ。
服部は、ペケの顔を知らなかったので
本人だとわかった途端に大興奮!

バトンのラストはJ-End店長の三浦氏



三浦さんは鹿児島でずっと歌い続けて
いて、僕は何度も一緒にライブを
演っている。彼の名曲「羽根」を
久しぶりに聴けて本当に嬉しかった。

J-Endのオーナー、Dr.マーサーは
インフルエンザのため自宅静養。
あら。マーサのラジオ収録のために
一泊多く宿を取ってたんだけどな。
こりゃ、思いがけぬご褒美の休日。



翌日。昼間っから麺屋でビール。
大分のラーメンは、ライト豚骨が
一般的な傾向で胃に優しい。



水を(酒を)得た魚はハシゴ酒。
大分では焼酎を頼むと、カボスの
スライスを浮かばせたグラスが
提供されます。ふわりと柑橘の香り。

「かぼすブリ」という養殖の鰤は、
餌にかぼすが混ざっていて、この身が
プリプリと引き締まっていて美味。
醤油は九州産甘口。相乗効果抜群!


いい気分になっていたら、
仕事の終わったコウベーが
「是非、一緒ニ食ベタイ麺屋アリ」
との電話。九州では一日二麺→可。

大分市郊外の「太一商店」。
「僕が東京に住んでたとき」
「二郎に行ったじゃないですか」
「カタオカさん、好きやろなーって」
おいおい、最近は二郎食べてないぜ。



いや、十分なボリュームだよ、これ。
掘っても掘っても麺が出てこないし。

その後、ジョニーさんのお店、
エフサウンドカフェのある牧へ。
店に入ると、ジョニーさんは
ベースを分解してリペアをしてた。



僕らは焼酎片手に、思い出話や
よもやま話に夜は更けて…。




酔いもホロリと、夜更けすぎ。
あの店のマスターに会いたいと
千鳥足で訪ねてみたら



会いたいときにはもう会えない。
こんなことも起こるから
会えるときに会いに行かなくちゃ。



2016年のLive日程!

------3月

●2016年3月4日(Fri)@渋谷SONGLINES
野口薫の音楽部屋
Open 18:30 Start 19:00
Music charge 3000yen(Dr別)
ゲスト・片岡大志
メール予約

●2016年3月19日(Sat)
青山プラッサオンゼ
「片岡大志・真田暎人・12年目の夜」
18:00 open 19:00 start
予約3000yen 当日3500yen +Order
プラッサオンゼの予約電話
03-3405-8015

●2016年3月26日(Sat)
@埼玉県飯能市EastCourt
「片岡大志コンサート」
Open 18:00 Start 18:30
Music charge 2000yen(Dr別)
W/皐野アル/ほか

------4月New!

●2016年4月9日(Sat)
新宿Sact!
「まほろば新宿、光る風」
片岡大志/副島達明
坂井B俊文/山口晶
open18:00/start18:30
adv.2500yen/door3000yen(1dr別)

●2016年4月10日(Sun)
@富山県黒部市桜花園
「桜まつり in Tomomi as 猫耳クラブ」
午前の部・11:00~
午後の部・14:00~
入場無料・送迎バスあり

●2016年4月16日(Sat)
青山プラッサオンゼ
「ふたり唄会」
出演・片岡大志/山口進
18:00 Open 19:00 Start
2800yen + Order

●2016年4月23日(Sat)
@埼玉県三富今昔村
SATOYAMAと共に生きるEXPO
特設ステージ/14時~ゲスト出演
入場無料(航空公園よりバス送迎あり)

●2016年4月24日(Sun)
青山プラッサオンゼ
猫耳クラブワンマンライブ!」
出演・片岡大志/中嶋ユキノ
Tomomi/ヨースケ@HOME
18:00 Open 19:00 Start
3000yen + Order

片岡大志オフィシャルHP
片岡大志Facebook
片岡大志Facebook オフィシャル
片岡大志Twitter

今週土曜日は大分市に遠征します!

○2016年2月27日(Sat)
@大分市・J End
「片岡大志・唄会」
Open 19:00 Start 20:00
3000yen(1drink付)
J End 大分市都町3-6-8 日経会館3F



飛行機の中で目が覚めて
窓をのぞくと地上は真っ白。
雪の北海道を訪れるのは
どれくらいぶりだろうか。

空港からJRに乗り換えて
「あー、そうそう」と気づく。
北海道は気温が低いんだけど
室温はものすごく高いのでした。

北国へ行くんだからと
厚着してたから、電車で汗だくだく。
観光客で混みあってる車内で
コートを脱ぐに脱げず…。

札幌駅の地上ホームは
「きゅんっ」と冷気が引き締まり、
地下鉄ホームへと歩いて行くと
また暑さで汗がにじんでくる。

すすきの駅で路面電車(市電)に
乗り換えて、南16条へ。
札幌の路地は、雪のシャーベット。
トランクを転がすというよりも
引きずるようにして目的地へ。



はい。福来軒に到着。

札幌では醤油を「正油」と書きます。
「正油らーめんをお願いします!」
大きな中華鍋にラードを熱して
モヤシをじゅわーっ!と炒めてから
スープをじゅじゅーっと投入。
厨房を見つめてたメガネが曇ります。

店主は鍋のスープを小皿で味見。
くちびるを一文字にして確認すると
ちゃちゃっと麺を平ザルで丼に投げ
スープを流し込む。来タ来タ来ター!



いまどきのヤリすぎな感じは皆無。
シンプルでいて食欲倍増のルックス。



この縮れ麺がサッポロですねー。
スープを一口飲んで「!!」絶句!
椅子から落ちるところでした。美味!
一口目の美味しさが、食べ終わるまで
ひたすら続く天国行きのラーメンです。


その夜はUNION FILDEでLive!
音楽処主催「オンドコ唄会Vol.2」
with Speed Saltさんと御一緒に。

Speed Salt=スピソルのふたり。
栞(Vo)嬢はキュートな面立ちとは
裏腹に、ビシっと芯の通った歌唱力の
持ち主で、透明感のある歌声も素敵。

ギターの隼人クンのテクニックには
「おっ」と唸りましたね。精度の高い
バッキングから攻めのソロまで秀逸!

会った瞬間の好感度から、
「こりゃ間違いなくNiceなLiveを
演っちゃう二人だろうなー」って
思っていたら予想的中!Wonderful!



会場のお客さんの温かい雰囲気に
助けて頂いて、僕も色んなタイプの
「お話」を弾き語ってきましたよ。
「シカゴバウンド」では隼人クンに
無理矢理ギターを弾いてもらった!



アンコールは全員でセッション!
これがとっても素敵な時間でした!
来場皆さんに感謝感激雨アラレ!







翌日は小樽のウイングベイという
商業施設でフリー・ライブ。



列車が海沿いに出た瞬間に
車窓が明るくなった。石狩湾の輝き。
車窓から眺める海は、旅人のご褒美。



除雪車!カッコイイですねー!
重厚な姿が頼もしいです。


ウイングベイ。巨大なモールでした。
その中央にある吹き抜けのスペースは
ガラス張りの背面の向こうは海!



この手のフリー・ライブで歌うのは
初めてだったんだけど興味深い経験に
なりました。新宿のガード下で歌って
いたときの事を思い出しましたね。
聴衆の耳を飽きさせないように歌う、
これって本当に難しいことです。



前日から引き続きスピソルも御一緒。
美男美女はステージ映えしますねー。
みんなで記念撮影。
スピソル+音楽処の石川千鶴子さま。




さてさて。ご褒美ご褒美。
土曜日のすすきの交差点は賑やか。



音楽処の石川さん御用達の「一休」。
まずは塩ジンギスカンから!
夢のように美味!ラムの香り最高!
北海道で食べたジンギスNo.1ね!



この夜は、僕のBMG時代からの戦友
ウメちゃんと、石川女史と三人で。



石川女史は北海道のCDチェーン店
玉光堂でのトップクラスのバイヤー
(一店舗の年間売上三億円)の実績を
経て現在は「CDショップ音楽処」を
経営されてるんだけど、彼女ほど歴代
アーティストに慕われてるバイヤーは
見たことも聞いたこともない。
いまでも超のつくアーティストが
彼女の店に足を運んで談笑をする。

石川女史曰く。
CD店には三つの売り方があるのよ。
旬を逃しちゃいけない「売れるCD」
次に「売らなくちゃいけないCD」
つまり、ちゃんと展開をすれば、
必ず反応の出るはずのCDのこと。
商売は、これを怠っちゃいけない。
ここまでの二つを押さえた上で、
お客さんとの信頼関係を築いた上で
「売りたいCD」も売ればいいのよ。

音楽は好みだから、
好みを押し付けちゃいけないでしょ。
だけど、お客さんの好みがわかる、
それくらいの関係を築けたら、好みの
範疇の中で、自分のお薦めのCDを
紹介することはできるじゃない。
これは醍醐味だよね。ほんとうに。

彼女の玉光堂時代の店の棚には、
売れ筋のものと同じくらいの量の
邦楽の名盤がずらり並んでいた。
「売れないから」って返品することも
なく、虎視眈々とチャンスを狙って
音楽好きなお客さんに在庫を売って
きたのだ。その棚のことを知っている
アーティストにとって「石川さんが
まだCDを置いてくれている」ことが
どれだけの励みになったことだろう。
もちろん、僕だって。この23年間。



僕らは語らいながら二軒目へ。
はらはらと粉雪が降ってきた。
「雪、きれいだなー」と感心してると
「雪、珍しいんだね」と感心された。
「東京と違って雪がキラキラしてる」
「ダイヤモンドダストだね」
「空気中の水分がそのまま凍るから」



BARの窓際にすわった石川女史と
ウメちゃんの硝子向こうに、さらさら
雪が降っていた。風が吹くとつむじを
巻い上げた。それはとてもきれいな
とてもきれいな、ワンシーンだった。


●今週は北海道遠征です
・2016年2月19日(Fri)
@札幌UNION FIELD
「片岡大志・スピードソルト」ツーマンライブ!
Music Charge 2300yen 当日2800yen+Order
(札幌市南7西4 LC七番館5F)

・2016年2月20日(Sat)
@小樽ウイングベイ
フリーライブ!15時より!

●来週は大分県!
・2016年2月27日(Sat)
@大分市・J End
「片岡大志・唄会」
Open 19:00 Start 20:00
3000yen(1drink付)
J End 大分市都町3-6-8 日経会館3F





@新宿Sact!の店主・鳥羽ちゃんとの
出会いは、六本木のBARだった。
おそらく15年程前のこと。
レコーディングを終えて、
真夜中にママとふたりきり
語らっていたら、店の電話が鳴った。

「ダイシ、これから団体が来るって」
「お。商売繁盛だね」
「その通り。だけど問題は」
「アタシ達二人しかいないってこと」
「難しいヤツは作れないよ」
「難しいのはアタシが作るのよ」

カウンターの止まり木から
カウンターの中へと
すみやかに移動するや否や、
20人以上の酔客がなだれこんできた。
さっきまでの静けさはどこへやら、
注文取って、お酒作って、洗い物して
ジェットコースター的格闘が終わると
白んだ朝が窓辺から差し込んだ。

その御一行様の旗持ちが
鳥羽ちゃんだったってわけ。
あの店はもうなくなってしまったけど
僕がSactで歌うとき、ママは
鳥羽ちゃんと僕に会いに来てくれる。

僕の好きなお店は
カウンターの外も中も居心地がいい。
そういえばSactのカウンターの中も
とっても居心地がいい。

Sactは僕に出会いを提供してくれる。
対バンのライブって
「好きじゃないんだけどなー」
そんなことを平気で口にする僕を
鳥羽ちゃんは忍耐強く、愛情深く、
定期的にブッキングしてくれる。

敏腕の鳥羽ちゃんは、
僕の好奇心が喜ぶような歌手ばかりを
見事に組み合わせてくる。
いまでは鳥羽ちゃんの依頼メールは
詳細まで目を通す前にOKしてます。

1月2月と御一緒したアーティストは
かなり印象深い面々だった。

山田晃士さんは
CDデビューが同時期だったんで、
当時の思い出話に花が咲いた。
シャンソン+オペラ+ジプシー+
東京アングラとでも銘打てばいいのか
大迫力の演者でした。独創性の高い
アドレナリン吹き出す凄まじい演奏は
唯一無二。あれはもう一度観たい。

建吾くんは、二回目だったけど
ギターを弦楽器として打楽器として
同時に演奏するスタイルは曲芸の域。
特にドラムのブラシを指にはさんで
コード弾きとスネアブラシを同時に
行う奏法には、ぶったまげます。
歌唱力も鉄板+イケメン。羨ましい…

シミズリエ嬢は、きらきらとした
ピアノ伴奏と、きらきらした歌声で
ドキっとするような「ホント」の
ことを奏でる。彼女の声で語られる
ホントの物語は、きらきらが切ない。

河野圭佑クンは、酔っぱらった僕に
煙草の銘柄を変えろと指切りさせられ
翌日からアメスピを吸ってるらしい。
この世の野郎どものセンチメンタルを
丸ごと包み込むような力強い歌声。

鈴木雄大さんは、大先輩です。
スティービーワンダーがルーツだと
仰っていたけど、どの曲も洋楽的で
行き届いたディテールが細やか。
「母の手」という楽曲が沁みました。
十年後にあんな風に歌えるようにと
若輩ものはただ脱帽するのでした。

この次はどんなアーティストの
どんな歌声が聴けるのか、
鳥羽ちゃんのブッキングが楽しみ。
新宿Sact!でのライブ、お薦めです。

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さて、猫耳クラブ。僕らは
4人のシンガーソングライター
中嶋ユキノ
Tomomi
ヨースケ@HOME
と僕、が集った
おかしな名前の音楽クラブ。

今年一発目のLiveはホールでの
ワンマンライブでした。
「Tomomi・虹をかけよう
 with 猫耳クラブ」
FM富山30周年記念コンサート
@富山県民小劇場オルビス。

4人揃ってのリハーサルが出来て
いなかったので、前日から富山入り。
秋吉の絶品・焼き鳥つつきながら



イメージトレーニングをして、
ホール・コンサート用のテンションに
持っていきました。



当日のお花。
Tomomiのホームタウンって感じ。

とても演りやすい会場で、舞台監督も
音響さんも照明さんも腕利きの方々が
担当して下さり、あらゆることが
ストレスなく準備されてからの本番!



はい!4人とも絶好調ー!
手応えのある演奏でした!





最初は「?」マークの点灯してた
お客さまも、演目が進行するにつれ
楽しみ方がわかってくると
温かい声援や手拍子を下さり、
いつのまにか会場は素敵な一体感に。





ライブが終わると物販は長蛇の列。
猫耳クラブCDと、各々のCDとで、
50枚以上が旅立っていきました。
この日の好調がそのままCDに繋がる
良いパターンでしたね。ああ嬉しい。
来場皆様、ありがとうございました!
次回の猫耳 in 富山は4月頃の予定。
追って詳細をアップしますね!

で、ご褒美は海の幸...。



からの、絶品マティーニ。
アルコール度数40°
超ドライな魔性の一杯。



酔っぱらって頭のネジの外れた
ヨースケを放置して、
ユキノとまったり語らいTime



で、お約束の富山ブラック!
大喜本店の中華そば!
しょっぱ美味しーい!



富山駅ではバレンタインの
氷の馬車が輝いてました。



さて、ツアーは続きます。
今週末は北海道は札幌~小樽。
来週末は大分県へと遠征。
各地でお会いするのをとーっても!
楽しみにしてます!
詳細はブログトップページ参照ねん!

急きょ決定!
○2016年2月11日(Thu)
@新宿Sact!
「Tokyo Life Serenade~家路~」
片岡大志/シミズリエ
河野圭佑/鈴木雄大
Open 18:00 Start 18:30
前)2500yen 当)3000yen
Dr600yen別

○2016年2月13日(Sat)
@富山県民小劇場オルビス
(富山市桜町1-1-61)
「FM富山30周年記念・
Tomomiコンサート
虹をかけよう with 猫耳クラブ」
15:30 Open 16:00 Start
Music Charge 3000yen
当日3500yen
ローソンチケット
チケットぴあ


最終電車の行ってしまった
改札口から、みーんな吐き出されて
駅まわりの商店街の明るさから
ぽつりぽつりと遠ざかると
東南の空に、キラっと
木星が見えますね。

木星は大きいんだよなー。
目立つわけだよなー。とか考えます。

地球が、野球のボールだとしたら
木星は、運動会の大玉転がしの球。

木星には月(衛星)が四つある。
イオ・ガニメデ・カリスト
それからエウロパ。



エウロパの大きさは、
野球のボールの地球に対して
ゴルフボールよりちょっと小さい。

エウロパは氷に覆われた衛星で
氷の厚さは3000mくらいある。
氷の層の下には海があるらしい。
深海では、熱水が吹き出していて、
そこには「チューブワーム」のような
生命がある可能性があるんだとか。

見上げた星の、衛星の、氷の海。
その下の温泉みたいなところに
ゆらめいているエウロパ族。
宇宙のほんの片隅でのこと。

宇宙のほんの片隅、
大マゼランやアンドロメダ、
天の川銀河を含む超銀河団の片隅で



ラーメンを食べられる喜びね。
宇宙も広いですけど、
日本のラーメン屋分布図も広大すぎ。

神保町・覆麺に足繁く通ってます。
上記の写真は「鮟鱇の肝+悪い奴」
レンゲの上に乗ってるのは
「節分の豆」ですね。

覆麺は、一週間毎日メニューが違う。
月曜「気まぐれ(先週は鮟鱇と肝)」
火曜「貝系の塩(今月は牡蠣)」
水曜「貝系の塩+気まぐれな悪い奴」
木曜「覆麺(つまり正体不明)」
金曜「牛テールの塩」
土曜「気まぐれ(今週は真鱈)」
日曜「弟子の中華そば」



これは先月の塩ラーメン。
しじみの塩+しじみペースト。
透き通るスープは滋味深く絶品。

ラーメンへの自由な発想を
これだけ実践してる店は珍しい。

一条流がんこ総本家の家元が
覆面をして(身元を隠して)開店して
瞬く間に話題になり、行列店になり
結局、家元は覆面を脱いで暖簾分け、
いまは現店主が引き継いでいる。

一条流がんこ総本家の家元も
その自由自在を本店で発揮してます。
家元が鮟鱇を扱うとこんな感じ。



脳天直撃の旨味!



炸裂してますねー。
スープを啜った瞬間に卒倒寸前。
家元曰く「年に数回の上出来」
だったとか。
レシピを心底知りたいです...。

最近のお気に入り店・その二



茗荷谷の「花のれん」。
評判を聞きつけて食べに行ったら
これがびっくりするほどの美味しさ!
さらにびっくりしたのが
中学生のときの同級生の奥様が
スタッフだったこと!
星の数ほどもあるラーメン店で
こんな偶然ってあるんですねえ…。



優しくて奥行きのあるスープは絶品。
「塩と醤油、どちらが好みですか」
と訊かれたけど両方とも美味しくて
でも醤油の方がより複雑で楽しいかも。

急きょ!ですが
新宿Sact!に欠員が出てしまって、
今週(木曜・11日祝日))も歌いに行きます。
ブログトップぺージには、今月以降の
ライブ予定もアップしています!
宇宙もラーメンも大好きですが
やっぱり「歌うのが一番好き」
ってわけで今週もお待ちしてますねん!


雪の鹿児島でこれを書いてます。
鹿児島に雪が降るのは
五年ぶり、
奄美大島にいたっては百年ぶり。
桜島も雪化粧。
通りで大人たちは雪かきを
子供たちは雪玉を投げている。



ちょっと話がさかのぼりますが
先週17日は、プラッサオンゼにて
「ひとり唄会」でした。

ホームグラウンドでの歌い初め。
この店のマウンドは演りやすい。
ライブが一ヶ月空いていたので
ならし運転しつつ調子を戻す感じ。



この夜は
「アルバムに収録されなかった曲集」
ってことで久しぶりに歌う曲ばかり。
自分の曲だから、自分が歌わないと
誰にも歌ってもらえないわけで、
歌ってみると愛着も思い出すわけで
これも録音したいよなー、なんて
全然かまってあげてなかったくせに。

ライブがもうすぐ終わる頃、
プラッサオンゼから素敵な贈り物。
バースデー・リングイッサ



なんかもう照れくさいやら嬉しいやら
ありがとうございます。
45歳になりました。
プラッサで演るようになって10年目
プラッサは今年で35周年の節目。
継続は力なり、ですね。
来場皆様、ありがとうございました!



さて。
雪予報の出ていた鹿児島。
23日の土曜日は天文館
Heavenにて「鹿児島唄会」でした。
この時点ではまだ雨も降っていない。

久しぶりの「天文館」。
色んな街に
色んな繁華街があるけれど、
こんなに愛しい名前は、この街だけ。

早速ラーメンね。



くろいわラーメン。
The 鹿児島ソウルフード。
細いもやしと、香ばしい揚げネギ。
豚骨と鶏ガラの優しい白湯スープ。
ああ…。懐かしくホッとする味わい。
優しさに包まれたならきっと
すべてのことはメッセージ
この味は鹿児島だけのもの。

その鹿児島・唄会。
素敵すぎる共演皆さまは
ココムーン・ペリのお二人と
コジマサトコさん。



ココムーン・ペリのからみゆかさん。
南九州で唯一のコカリナ奏者です。
ゆかさんの奏でる美しい音色は
鳥が描く直線のように伸びやかで
鳥が舞う曲線のように優雅です。

その澄み切った「木」の響きは、
誰もが身体に持っている太古の
記憶に呼びかける不思議な笛の音



白澤克実さんのパーカッションと
ループギターも素晴らしかった!
ケルト・クラシック・エレクトロ
様々な音楽の要素を、シンプルでいて
立体的な奥行きを持たせたサウンドで
構築してコカリナを引き立てている。
ココムーンの新作を試聴したけど



その完成度の高さに脱帽しました!
みんなに聴いてほしいなあー。

それから、ほのぼのキュートな
コジマサトコさん。彼女の歌は
なんだかとっても甘酸っぱい。
なんだろこのくすぐったい感じ。
ふわんと歌われるとそれだけで
ぽわんと胸があったかくなる。



初めまして!お久しぶり!
嬉しい再会、あのひと、このひと
いっぱいあって、
「愛しの天文館に帰ってきたよ!」
そんな胸いっぱいの
気持ちのままに歌いました。
会場は温かいお客さまばかり。
この夜をとても楽しんで下さっていて
それが伝わってくるものだから
歌っていて本当に幸せだった。
来場皆様、ありがとうございました!




そして翌日は大雪。
交通機関は大混乱。



僕は正真正銘の「晴れ男」なんです。
それはマネージャの山口クン
証明してくれます。僕らが旅に出る
とき、雨が降ることは稀だから。

前回の鹿児島は、大型台風だった。
あのときは僕らが到着するのと
入れ替わりに台風は去ってしまった。
しかしそれは「雨」の場合で、
「雪」はどうかというと
高確率で予報が的中します。
しかも「○○年ぶりの大雪」とかね。

鹿児島空港→滑走路閉鎖。
もうジタバタするのはやめて、
ココムーン・ペリのゆかさんと、
彼女の拠点であるクリエイターの
集うココムーン・ハウスで勉強会
(という名の雪見酒)をしっぽりと。



雪で冷やしたビールに



鶏刺しやら



鹿児島の鶏と豚を使った自作麺とか。



僕らは長い時間をかけて
たくさんのことを話しました。
(もちろん、宇宙の話も)
僕らが初めて出会ったのは
天文館のレキシントンクラブで
あの夜に歌われた幾つかのメロディは
いまも唇で探し当てることができる。
あのとき三越の焼酎売り場には
新屋酒造の「紫美」があって、
それは夢みたいに美味しい酒だった。

あれから時間が流れて、
紫美は「木挽」「古秘」に名を変えて
上福元学はレースの解説者になって
ゆかさんはコカリナの専門家になって
僕はというと自分の何が変わったのか
無頓着でいようとするところだけが
いまだに変わらないまま。

旅に出るたびに思うこと。
歌い続けていたら
また会える。
大雪の鹿児島のこと
きっと長い長い思い出になります。


さて。今週の
日曜日(31日)は新宿Sact!に登板。
アクロバットギターの建吾クンと
初めましての山田晃士さんと御一緒。
凄腕御二方とのお手合わせ、
いまからすごーく楽しみです!
是非遊びにきてちょうだい!