A Happy New Year!
ブログ本編の前に
告知させて下さーい!
1月19日(Sun)は新宿Sact!にて
「片岡大志・唄会」です。
●2020年1月19日(Sun)
@新宿Sact!「片岡大志・唄会」
18:00 Open 18:30 Start
Music Charge 3000yen
出演・湯浅佳代子(tb/他)内田充(Gt)
有瀧敬之(Bs)こばやしきょうこ(Vo)
ついに2020年になりましたね。
今年もしっかりと自分の役割を
全うしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
2020年=「未来」って感じがします。
小中学生のときに読んでいた、SFの
マンガや小説には、202X年だなんて
書いてあって、この時代が物語の
舞台が多かった。空飛ぶ自家用車や、
有人宇宙旅行は実現していないけど、
世の中はコンピューター社会へと
様変わり。思えば遠くへ来たもんだ。
今年も門前仲町の富岡八幡宮と
深川不動尊へと初詣に行きました。
去年は干支年男で、おみくじは大吉。
縁起の良い一年だと思ってましたが、
入院騒ぎやお別れの多い年だったので
今年のおみくじは「凶を引いちゃえ!」
なんて気持ちで御籤箱をゆすったら
なんとドンピシャの「凶」。
「年始めの厄落とし」
その効果を試してみようと
商店街のパチンコ屋に入り、
スロットにコインを入れてみると…
なんと2回まわしただけで大当たり!
ビックリ!久しぶりに777を拝みました。
お正月トピックスとしては、
東京新聞1月3日付朝刊(全国版)の
文化欄に、僕のインタビュー記事が
掲載されました。日本の大衆音楽は
この50年間でどんな変化が起きたのか
という特集で、僕は「歌詞」を中心に
いくつかお話をさせてもらいました。
新聞記者さんは、わざわざ僕の授業の
取材のために大学まで来て下さった。
そのうちにブログでも、関連した話を
詳しく掲載していきたいと思います。
1月1週目は、なるべく仕事から離れて
脳をリセットしたかったので、主に
料理研究と読書に時間を費やしました。
(美味しそうな写真じゃないけど自作ラーメン成功例)
竹宮惠子の名作SFマンガ
「地球へ(テラへ)」を
一気読みするのを楽しみにしてました。
神保町の古本屋で初版・全巻セットを
発見、手に入れた。1977年の作品。
未来世界の綿密な設定と、細部まで
行き届いた精密な作画に見惚れます。
そして登場人物の圧倒的な美しさと
ロマンチシズム溢れる台詞とコマ割り。
デビュー10年後の若き巨匠の才能が
ほとばしってる。映画化もされた名作。
彼女は日本の大学に初めて設置された
「マンガ学部(京都精華大学)」の
教授を経て、2014年には同大学学長に
就任している。芸術研究を基盤とする
大学は数多あるけれど、「マンガ」を
大衆文化として研究対象とした同大学の
先進的な姿勢は、ジャンルは違うにせよ
音楽大学にポップス分野を持ち込んで
試行錯誤している僕にとっては、とても
共感できる挑戦なんです。きっと当初は
「マンガなんて大学の学びじゃない」と
大変な苦労があったろうと想像します。
「少年の名はジルベール」は
近年の竹宮惠子さんのエッセイです。
’70年代に「少女マンガを変える」と
多くのマンガ家同胞たちと駆けぬけた
青春時代。プロの仕事とは?本当の
自己表現とは?マンガ家として
生き延びるための処世術とは?
この本に記されている「本質」論は
どんな分野の仕事にも当てはまる。
おまけのラーメンコラム。
鹿児島のブン太が言ってた。
「あれ、楽しみにしてるんだよね」
「だって、大ちゃんが紹介する
今年の麺始めは、地元の
ラーメン二郎・一之江店だった。
豚肉のエキスたっぷりのスープと
力強い自家製麺と山盛り茹で野菜。
それから神保町の「神田勝本」。
この店のつけ麺は細麺と太麺の
贅沢に出汁を引いたつけ汁に
麺をつけて一気にすすると
ブン太、東京に来い。食べに行こう!
これは鹿児島では食べれないだろうよ。
今年は忙しいだろうなあ…。
なんて呟いてみるけど、
そうなることはもう確定済み。
実際のところ休みが明けてみると
ジェットコースターは急上昇急降下。
やりたいことはたくさんある。
やらねばならぬ To Doも山盛り。
行きたい街はいくつもある。
会いたいひとが何人もいる。
まとめてみたい研究もある。
歌はいつだって作りたいし
アイディアならいくつもあるから
何とかして作って届けに行きたい。
録音もしたい!時間を作らなくちゃ。
きみに会いたい。
きみに会いに行くよ。
世界は発見に満ちていて、
生きてるってことは最高に
素晴らしいんだって伝えたい。
よし。そのためには
好奇心と行動力と健康第一だ!
思い切りよく暮らそう。愉快痛快に!
十代みたいな眼差しで、四十代の
最後の一年を駆けぬけるって決めた!
2020年1月13日(Mon)未明
風のない真夜中に 片岡大志より