トルコからの本帰国 ドタバタ劇場③ | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

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何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

これまでのドタバタ劇場①②はコチラ。

 

 

 
 
トルコからの本帰国を1日延期し
今日こそ帰国するぞ!
いよいよトルコライフ最終日だぞ!
ってな朝。

 

あたーらしーぃ朝がきたっ

きぼーぉのあーさーぁだーぁ!

くらい爽やかな目覚め。

 

とはいかず

一進一退で7割方回復といったところ。

夜までに全快を目指す!

 

昨日に比べたら格段に動けるし

鼻歌フンフンしながら

シャワーも浴びれちゃう勢い。

 

女神=友がまたもや家に寄ってくれ

買い出しまでしてきてくれる。

ビバご近所さん!

 

さーて張り切って片付けるぞー!

と思っていると、Ms.大家から連絡。


「部屋を見たいって人がいるから

午後に行くわねぇ〜」と。

 

もう一生お会いすることもないでしょう

安堵/残念に思っていた大家さん。

(どんな人かはお察しくださいw)

 

最後の最後にお目にかかる機会に

恵まれてしまうとは・・・トホホ。

 

今晩がフライトで激しく体調悪いなぅ!

な旨を主張し、伏線を張っておく。

 

さっさと来てさっさと帰っておくれ!

と言わんばかりに。

体調が快方に向かい作業も捗る。

2時間やって、ゴールが見えて来た。

 

エネルギーの消耗も激しいので

2時間ほどお昼寝タイムに突入。

 

約束の時間になっても

メンヘラ魔女の大家さんはもちろん現れず。

(想定内)

 

昨日食べられなかったうどんに再挑戦。

本日は見事完食!

 

食べたらエネルギー湧いて来て

今日こそ無事飛べる気がする~

と自信が湧いて来た。

約束の時間から1時間以上遅れ

悪びれもなく大家さまのご登場〜。

 

ありきたりなうわべだけの

トルコ式なやりとりを笑顔でこなし

サヨナラー!とご挨拶。

 

あぁ、この方と縁が切れることが

こんなにも有難いことだとは。

それくらい私にとって鬼門な方でした。

 

 

ヨーロッパからアジアへ、連絡船でおうちに帰ろう

 

 

あとはシャワーを浴びて

最終の片付けをして終了!な段階に。

 

そういえば、ふたつある預け荷物の重

まだ測ってないなw

 

見た感じ各23kg以内だろうと判断し

イケるでしょと思っている。(23kg×2個までOK)

 

なんてったって

その重さの荷物を測定のために

持ち上げるほどの体力がない。

 

てなわけで体力温存!休憩ターイム。

 

溜まってる朝ドラがあるんだった♪

と、一気に3話分チェック。

 

トルコライフの間で観た日本のドラマは

友達からオススメされた「逃げ恥」と

一時帰国時に観ていた「半分、青い」

たぶんこのふたつだけw

 

「半分、青い」はトルコに戻ってからも

観続けて、本日に至る。

 

律くんパパの写真館にまさかの!

ナザールさん飾ってありましたがな。

 

タイムリー過ぎて

はいはーい!トルコから観てますよー!

って、ひとりコーフンw


バルコニーの向こうで揺れる緑を眺め

あ〜、なんだか平和だなぁ〜。

と、ゆるゆるタイムを噛みしめる。

 

まさかのとんだ悲劇!な展開だったし

体は死ぬほど辛かったけど

喉元過ぎればホニャララ~で

仕方なしに帰国を1日延期したおかげで

思わぬ余裕が生まれた。

 

夕方、女神=友と待ち合わせをして

イスタンブール暮らし最後の

サンセット部活動へ出かけることに。

 

海まで~5分♪な距離なんだけど

この5年で4軒の家に住んだなかで

今の家がいちばん海から離れている。

 

こんなに海を身近に感じながら

生活をしたのは人生で初めてだった。

 

海のある街に住みたい!だなんて夢はなく

思い描いたことすらなかった。

 

でも、この暮らしの良さを知ってしまった今

日本に帰ってからが大変だ。

 

ただ単に海があればいいわけじゃない。

マルマラ海やボスポラス海峡は

ベタベタ潮風の影響もなければ

大波が押し寄せることもない。←たぶん

 

海を挟んで対岸のヨーロッパ大陸には

世界遺産の街並みが見え

それをバックに陽が沈むという完璧さ。

 

連絡船や大型船が行き交う様子や

船を追いかけカモメが飛ぶ姿や

汽笛の音や流しのミュージシャンが奏でる音

チャイグラスの砂糖をスプーンで溶かす音には

情緒があるのだ。

 

これが地方都市での風景ならわかるけど

最大都市でこの環境なのがすごいのだ。

 

イスタンブールに匹敵する街って

一体あるのだろうか?

ハードルがすっかり上がってしまった。
 

 

世界がもしひとつの国であったならば

その首都はイスタンブールである

 

ナポレオンが遺したといわれる言葉。

 

 

世界遺産に沈む夕陽

 

 

世界を偉そうに語れるほど

何かを知ってるわけじゃないけど

 

地政学的にも重要性・特異性のある

イスタンブールというこの街で

複雑に絡み合う世界情勢を

目の当たりにしながら暮らしたあと

 

これまた違った意味で

特異性のある島国日本に帰り

新生活を始めたら何を思うのだろう?

 

 

さて!サンセット部活動に戻ろう。


最後だというのに実感は一切なく

今日もいつもと変わらず

最高に美しいサンセットだなぁ・・・

と噛みしめる。

 

イスタンブールのなかでも

エリアごとに雰囲気もガラリと変わるし

暮らす人々のタイプや価値観も大きく異なる。

 

ご縁あってカドゥキョイに辿り着き

居心地が良くすっかり気に入って

引越せど引越せど

このエリアを離れることができなかった私。

 

もし再び

イスタンブール暮らしをすることがあれば

私はまたカドゥキョイを選ぶと思う。

 

 

出発まで1時間半のところで帰宅。

シャワーを浴びて、預け荷物の実測を。

ふたつとも22kg台と超優秀。さーすがー。

 

トルコ-日本を何度も行き来していると

感覚で分かるようになるもんだ。

 

さて、いよいよ空港へ向かう時がきた。

 

 

最後のさいご

出国の瞬間までバッタバタ~!編につづく。

 

 

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