「明け」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

大分前に動詞の「あく」はおおむね平仮名表記で、「明く」の場合は漢字である旨記事にしました。その後、「明くる」もその関連で、ついつい間違ってしまうということを書きました。

これもその関連なんですが、この時期になると思い出すものです。

 

というのが、私の仕事は、大体1月半ばぐらいまでは前年12月の会議データが来て、新年に入ってからの会議は1月半ば過ぎ以降に来るんですが、新年が明けてすぐの会議では、まず新年の挨拶があります。

そう、「明けましておめでとうございます」です。

 

過去に何度もこのブログで触れたためか、「明ける」という動詞自体は余り間違わなくなったんですけれども、「明けまして」になるとなぜか私の脳内で別物扱いのようで、ついつい平仮名表記してしまいます。そしてそのときは「またやってしまった、気をつけなければ」と思っても、それから1年近くまた出てこないので、すっかり忘れてまた次の年には間違ってしまうという、残念なループが起こっています。

ことしも間違ってしまい、納品前チェックの「あけ」の検索で気づきました。来年こそは間違えないようにしたいです……。(と、毎年思っています)