TAPAS料理教室 -144ページ目

ジョットの街 パドヴァへ

今回の旅の前にルネッサンスのフレスコ画、モザイクについて

予備知識を詰め込む





三冊のうち二冊は、それぞれ1円、郵送料込みで250円くらい

アマゾン様様って感じです

ものすごく興味深くて好奇心を満たしてくれました


パドヴァの地の目的はなんといっても

”スクロベーニ礼拝堂”

公園の一角にあり目立たないジッミ~~なたたずまい




ガイド本によると事前に入場券が必要とある

ネットでも購入可能と書いてあるので

シェフが何度もトライするがうまく機能せず

(イタリア側に問題があるらしい)

日本の代理店で購入


指定の時間に行くと

人数制限もあり厳粛な気持ちになる

注意事項や説明があって

いよいよ、入場

入った瞬間、息をのむ


ジョットによって

天井一面に青い夜空と星が瞬いている





キリストの生涯が壁一面に埋め尽くされている

第一のお目当ては

”東方三博士の礼拝”



”世界の名画、イタリア編”によると

1301年のハレー彗星が描かれているとのこと

1305年~10年の間に描かれたらしい

当然、ハレー彗星と判明するのは後世のこと


1980年、

欧州独自のハレー彗星探査機の名前が

”ジョット”と命名されたらしい

700年以上前に描かれた

”ベツレヘムの星”が科学の最先端につながってゆくなんて

何ともイキな話


クリスマスのお話として讃美歌にも歌われている

三博士を幼子キリストに導いたお星さま


この壁画を見つけた時には

「うれしかった!!」


パドヴァ大学のある学園都市で市内には川が流れ



狭い歩道のポルティコ



街歩きの中で出会ったお肉屋さん



サラミやコッパ等3kg以上買う





ルンルンで日本に帰ってきたら

”加工肉は発がん性がある”という話題が持ち切りで

ビックリ!!


マントヴァで食べた

”サルシッチャ(生サラミ)のリゾット”を

シェフに再現してもらったら

あまりのおいしさに感激


パドヴァが大好きになった最大の理由は

このお店に出会ったから



ホテルのスタッフに教えていただきました

朝からカウンターは地元のおじいちゃんたちで一杯



12時半から”ランチタイム”がスタート

まずは”ブリュット”で



前菜は、たっぷりコッツェ(ムール貝)

これで一人分



パスタは、太めの生パスタ”ピゴーリ”

うさぎのラグー



メーン

シェフは牛肉のブラッサート



私は、いつもの”ステーキ”



テキパキしたマンマのサービスで最高のオステリヤ

二泊したので

昼も夜もこちらで頂きました

忘れられない経験、味、文化


私にとって旅とは”味”だ

バッサノ・デル・グラッパの街へも

小さい、小さい”アーゾロ”の村の中心から

カタリーナ女王の居城を訪れる



庭園から見ると



お城からの美しい風景





夕食には、歩いて広場のトラットリアへ



ゆっくりとローストした”トレヴィーゾ”という野菜

焦げているように見えますが焦げています

これが甘くて非常においしい

二日間ここで同じものを頂きました



どのお皿がなんだかわからなくなりました

こげ茶色のお肉とポレンタです



確かこれは牛肉の塊の赤ワイン煮込みか?



ホロホロ鶏か?うさぎか?はたまた牛肉のほほ肉か?



ホテルに帰って

庭のテラスで”シーバス”でナイトキャップ





シーズンオフなので暇そうなホテルのカメリエーレが

嬉々としてサービスしてくださいました



翌日

車を頼んで20km位離れている

グラッパ酒の里へ往復

”バッサノ・デル・グラッパ”

世界遺産の屋根付き橋





遠くに見えるのが”グラッパ山”か?

街の名前がグラッパ山の下という意味だから



実は、修理中で橋の歩道はボロボロ

それでもイタリア人の方々嬉しそうに記念写真を撮っている

自転車で一人旅しているらしい大人のイタリア人男性に

写真を頼まれました

ポーズが決まっていました


愛犬の名前が”グラッパ”ですから

期待して訪れました

本にも載っている



街自体がなんとなくさびれた感じで期待外れの感じが・・


ところがランチで入ったお店が大正解



スローフード認定のお店でした

牛肉のステーキ



オリーブ・オイルと塩・胡椒だけで頂く

6泊目の昼食、何度となく頂きましたが

ここが最高でした

来て良かったなぁ~~

今でも忘れられないあの”ステーキ”


というわけでこんな毎日を過ごしていたら

私たちの体は大変なことになる・・


アーゾロでは小高い山の頂上にある山城まで歩きました



上からの眺め




お土産にまたまた鉄物を買うシェフでした


アーゾロ キプロス女王、カタリーナの村

ヴィチェンツァから”アーゾロ”へ

ホテルで頼んだ車の運転手さんが

道を間違えて四苦八苦


スマフォのナビで間違えて

結局、車のナビで到着


降りるとき

何を言い出すかと思ったら

”このナビはおバカさんでした、へへへ~」だって


今回の旅はいわば、

塩野七生さんの”ルネッサンスの女たち”ゆかりの場所巡り



マントヴァのイザベッラ・デステ

これから訪れるフェッラーラのルクレツア

そして

”アーゾロ”のカタリーナ・コルナーロ


カタリーナについて少しふれます

15世紀のキプロス女王


* ヴェネチア共和国の養女となり

14歳で、夫となるキプロス王の迎えのないまま

華々しく”代理結婚式”を行うが

そのまま数年ほっておかれて

待ちわびながら尼寺で数年過ごすことに

やっと、キプロス島に渡るが

二年足らずで夫のジャック2世は死去

(暗殺のうわさも)

身ごもっっていた彼女は男子を生み

王とするが、毒殺されてしまう




ヴェネチアの巧みな政略で女王になるが

結局、支配権を止む無くヴェネチアに譲渡

17年ぶりに祖国、ヴェネチアに戻る


”アーゾロ”の女領主の地位を与えられて

晩年を過ごす


アーゾロは、ヴェネチア貴族たちの別荘があり

今では”イタリアの最も美しい村”であるらしい







というわけで

ホテルも吟味しました

”ホテル・ヴィッラ・チプリアーニ”のスーペリオーレ

案内しながらスタッフの女性が

「こちらのお部屋は最高ですよ!!」って自慢していました


どれどれ~~

こじんまりとした外観



クラシックでしゃれた部屋



窓からの眺め



ホテルの庭、遠くの丘も一望




というわけで出足好調の”アーゾロ”の二日間は素敵でした

CONTINUA!!

パッラーディオの街 ヴィッチェンツァ

二泊したマントヴァの朝

とっても早い朝(6時半ごろ)

マダムにタクシーを呼んでいただき

ベローナ駅まで(地図上で約45km)


別れるときマダムが

「Y子、なぜこんなに早いの?」

申し訳ない気持ちでいっぱいになり

「夫がね~~」と言葉を濁す

そしてハグしてお別れしました


フレッチャ・ビアンカでひと駅目

”ヴィッチェンツァ”到着

さびれた感じの駅(イタリアでは普通)

タクシー乗り場は”ラジオタクシー”って看板が!!

困った

ガラ携でTELすると

自動音声の声が・・(パニくる)

すると

なんていうことでしょう

さ~~と駅まで人をのせたタクシーが到着

運転手さんがOKとばかりにこちらに

手を振ってくれるではありませんか(ラッキー)






お宿は歴史地区の四つ星”ルレ・サンタ・コロナ”

なんと

早朝9時ちょっと前についてしまいました

入り口で優しそうなホテルの中年の男性が

迎えてくれました


荷物を預けてさっそく観光に出ようとすると

優しいその方が

「良かったら朝食を召し上がっていかれたら?」だって!!

嬉しかったなぁ~~

当然、朝食抜きでしたので


市内地図の説明をしていただいて

街に出る


パッラーディオの建造物の数々












何しろ町中がパッラーディオなんです

今でもアパートとして住人が普通に生活しているんですから


午後に再びホテルに戻る

頼んだのは”スイート”

リビング



ベッドルーム




清潔で大満足

これで139ユーロ

案内してくれた青年に聞いた地元に人気のお店



小さい街だから歩いて15分位

だんだん狭くて暗い道に

予約していなかったら絶対怖くて入れない雰囲気


入るとカウンターの周りに人だかり

みんな地元の人ばっかりでね

予約したものですが~~とかなんとか叫んで


タコのサラダ





ポルチーニのタリアッテレ





当然、バッカラ(干しダラ)オーダー

焼いたポレンタ添え



スっごく勉強になりました

この地方の名産

プロセッコで頂く



分け合って頂きましたので完食できました

デザートまでも タルト・タタンです



テーブル席から

カウンター周りを眺める



週末でしたので家族連れでにぎわっている

地元に愛されているんだなぁ~~

新しいお店ばかりチェックしたがる習性ではなくてね

清算してほんのチップを加えたら

「アリガト!まぁ、飲んでよ」ってレモンチェロをグラスに

すっかり楽しくなっちゃった!!

好きな街になりました



伝統料理を食べつくす マントヴァ編



”パラッツォ・ムセオ”のマダム一押し

地元で人気のお店”オステリア・ローカ”のマンマと

マントヴァ滞在二日間の夕食二回ともこちらのお店で

美味しかった!!

ついでに我がシェフの腕前も再認識

おいしさでは負けていないもの



最初の晩は

フルボディーの”ピノネッロ”

前菜はサラダ

それぞれプリモをオーダー


伝統のカボチャのラビオリ

サルシッチャのリゾット


これを頑張って完食したらもうアウト!

でもセコンドもそれぞれ

子牛の煮込み、ポレンタ添え

牛肉のステーキがドン 


申し訳ありませんが残してしまいました


そして

ビンサントと伝統菓子が振舞われる

もう席は満席でマンマも

オーナーの恰幅のいいおじいさま(失礼)も

動き回っている、お客様と軽口をたたきながら


二日目は、料理もパチリさせていただきました

バルボリッチェーラの”リパッソ”で乾杯



プリモ、セコンドも一皿ずつでシェアーしても良いかと聞くと

勿論との答え

見回すと結構みんな分け合っているではありませんか

昨日、残したことが悔やまれました




ラグーのタリアッテレ





子羊のロースト、ジャガイモのローズマリー風味



見るとお隣の年配(同じ年代位)のご夫婦も同じ料理

「おんなじですね~」なんて話しかけましたら

にっこり笑ってくださって

「ほんとね、日本人の方?」

「そうです どちらから?」ってお聞きすると

「フィレンツェに住んでいます ミケランジェロですよ」だって

我が街を誇りにしているイタリア人だね



「私たち明日はヴィチェンツァへ行くんです」

「あ~~パッラーディオの町ですね」(夫)

「ヴィチェンツァではバッカラ(たら)食べなきゃね」(夫人)

って教えてくださいました


そういえば

シェフ曰く

市場にもすでに干しダラがなかったそうですよ

日本では、誰も食べなくなったみたい

料理教室で作りたかったのですが

手に入りませんでした


その夜はイタリアのサマータイム最終日で

朝食の時

ムセオのマダムが教えに来てくれたのですが

最初なかなか通じなくて困ってしまいました

若いスタッフの女の子が英語で説明しようとしたところ

マダムが

「大丈夫!こちらの方はイタリア語がちゃんとわかるのよ」だって


大好きになっちゃった!!

”グラッツェ マム”


TUTTO BENE(何もかも良い)なマントヴァでした!!