父は4年前、母は2年前に亡くなりました。
2人とも認知症でした。当時を思い出しながら記事を書いていこうと思います。
思い出しながらなので、話が前後している場合もあります。
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前回までの記事と
話が前後してしまっているのですが、
家族と実家を掃除をしに行ったあと
父を銀行へ連れて行く前
のことだったと思います。
ある寒い日の夜に実家のイエデンへ
電話をしたら…
繋がりませんでした![]()
こんな夜に出かけているのかな?
珍しいな…と思い
仕方がないので※母の携帯に電話をしました。
私「あら?家にいたの?
家の電話がつながらなかったよ」
と言うと、
なんと…
母「電気が止まっちゃったのよ。
さっきお金を支払ってきたのにつかないのよ。
暫く待ったらつくかなと思って
待ってるんだけど。。。
もう少し待たないとダメなのかしら…」
私「え?電気が止まったということは、
寒いのにエアコンもついてないよね?」
母「そうなのよ。石油ストーブも
なくなっちゃったし(知ってる。うちで持って帰った)、
毛布かぶってるわ」
電気もつかない暗闇で。
寒いねって毛布かぶってる、
髪ぼーぼーの
老夫婦2人…
なんか想像しただけで切なすぎるよ![]()
すぐにでもクルマ飛ばして
実家に向かいたかったけど、
ビール飲んじゃってたよ![]()
とりあえず、
母の携帯バッテリーが心配だったから
一旦電話を切り。
実家の電力会社も東京電力だったから
東京電力に電話をかけてみました。
お客様番号はわからないけれど
実家の住所と電話番号と契約者名を伝え、
自分はその家の娘であること。
親が滞納をしていたせいで
電気が止まったけれども、
さっき支払ったのに電気がつかずに
両親が困っていることを話しました。
電話に出てくださった方に
「家にどなたかいるんですね?」
と確認されました。
「はい、います。ピンポン押されますか?」
と聞いたら、呼び鈴を鳴らさず
再開できるとのことです。
1~2時間でつくのでお待ちください。
と言われました。
あー、良かった。
電気つくって。
ホッとして、母の携帯にその旨伝えました。
電気が止められると
1度電話をしないといけないのですね。
初めて知りました。
今回、たまたまわたしが用事があって
実家に電話をしたから気付けたものの
用事がなくて電話をしていなかったら…
両親は「電気はいつつくのかねぇ」と
いつまでも寒くて暗い部屋で
じっと待っていたのかな…![]()

※母の携帯電話…母はこの記事の2016年の時からずーっと亡くなるまで同じガラケーでした。しかも、昔の契約のままで、毎月の支払い額が1300円くらいだったんです。
両親の生活費をテコ入れするため、もっと安くならないかな?とドコモに電話料金プランの見直しに行ったことがあるのですが、
店員さんに「こちらはとても古い契約ですね。自分もドコモに勤め始めてからこの契約してる方を初めて見ました。今ドコモが出してるプランではこんなに安い金額はありませんよ。スマホにしないなら今のプランを継続するのが一番安いです。ガラケーの調子が悪いなら、娘さんが昔使ってたガラケーとか、中古販売のお店でガラケーを買ってSIMカードをうつすのがいいですよ」と言われました。


